「Googleアナリティクス」の「not provided」対策

「Googleアナリティクス」で、

Google検索からの検索キーワードが「not provided」になる件。

と、その対応策。

※「not provided」を完全になくす対策は存在しないけど、ちょっと見た目をマシにする対応策


「https」のGoogleから検索されると、

SSL通信なんで、個人情報は厳しくやってるぴょん!

検索キーワードも渡さないよー!

ということで、「not provided」になる。


「not provided」の意味は言わずもがな、「検索キーワードがもらえなかった」。

「not set」や「null」はイレギュラーな遷移の仕方などで「検索キーワードがとれなかった」。


ただ、今どきのブラウザは、検索バーで検索すると、

基本はSSLのhttps://googleになる。

結果、ほとんど「not provided」になっちゃうんだなー。


な、な、何とかしないと。。。


お世話になったのは、こちらのページ。

How to steal some 'not provided' data back from Google | Econsultancy


対策の内容は、

  • 「not provided」は不可避。しょうがない。
  • とはいえ、もうちょい、なんとかしたい
  • 「not provided」の代わりにランディングページのページタイトルを表示しよう

というもの。


まぁ、「ランディングページ」が分かれば、

あーあのキーワードで来たのかなー

と予想がつくでしょう、と。


↑のページでは「ページタイトル」のことは示唆だけしてあって、

実際には「ページURL」を使ってます。

なんで、↓は「ページタイトル」にする場合のサンプル。


ちなみに、「検索キーワード」に混じって「ページタイトル」が表示されるようになるので、見た目がカオスになるので注意。

割りと見難くなる。

とはいえ、フィルタを外せば元に戻せるんで、試してみるのもいいかと。

まずは「オーガニック検索」での、「not provided」の数をメモっておくとよいです。


f:id:tonogata:20131220171329p:plain

  1. 集客
  2. キーワード
  3. オーガニック検索



f:id:tonogata:20131220171434p:plain


「not provided」対策の「フィルタ」を作ります。

  1. アナリティクス設定
  2. フィルタ
  3. 新規フィルタ



f:id:tonogata:20131220171541p:plain


新規にフィルタを作成。


f:id:tonogata:20131220171627p:plain

A キャンペーンのキーワード (.not provided.)
B ページタイトル (.*)
キャンペーンのキーワード NotProvided – $B1



「$B1」はB行の変数(=ペータイトル)を示してます。

これをキーワードとして採用する。


これで、「NotProvided – ページタイトル」で表示されるようになる。

「NotProvided」とかの文字列は、もちろん適当に変更可能。


なお、フィルタを設定してから反映されるまでは、しばらく時間がかかる。

(過去分にも適用される)。

数時間はかかってる感じ。

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