ANA「SFC会員数」(スーパーフライヤーズカード)と、上級会員の会員数をチェック

ANAスーパーフライヤーズカード

「ANAスーパーフライヤーズカード」、略して「SFC」すね。
要はクレジットカードなんですが、「スターアライアンス」のゴールドメンバー資格が付帯する、唯一のカード、かな。

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公式サイトは以下。
スーパーフライヤーズ会員の特典 | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ

このクレカは、ANA上級会員「プレミアムメンバー」の

  • プラチナ会員
  • ダイヤモンド会員

のみ、申し込みが可能。

ANA「プレミアムメンバー」についてはコチラ。
いつもの空の旅に 新しい感動を | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ

それで、このSFCの会員数って、どれくらいなのかな、と思いまして。
ちょっとその、メモにて。

SFC会員数(2014年)は、26万人以下

ググってたら、ANAの出してる資料があったっすね。

ANAが上級会員の対象者に送付している紙媒体の「AZURE」という冊子の発行部数。
これが、26万部とのこと。
https://www.ana.co.jp/ana-info/ana/mediadata/pdf/140926/mediadata140926.pdf

ちなみに、

国際線ファーストクラスの搭乗者の約5割がAZURE送付対象者。

らしい。

なるほど。

「AZURE」の送付対象者は、ANAプレミアムメンバーの以下。

  • ダイヤモンド会員
  • プラチナ会員
  • SFC会員

上述の通り、ダイヤモンド会員とプラチナ会員は、SFC(クレジットカード)を取得可能。

しかし、全員がSFCを持っているワケでなはない。

このため「26万」には、SFC会員数ではない人も、結構含まれてそうです。

SFCを作る人が多い気がするけど、「SFCなんて必要ない」って人も、結構いるでしょうね。
あと、そーゆー制度があることに気づいてない人とか(特にシニア層)とか?
それから、大手企業に配られるインスタントなプラチナ権利だと、SFCは申請できないらしいので、そーゆー場合とか。

まぁ色んなパターンで、SFCじゃないけどプラチナ/ダイヤって人がいるんじゃないかと。

それが、どの程度なのか?

んー。
分かんない。

あと、厳密に言うと。
「26万部」といっても、実際の会員数より多めに刷ると思うの。
なので、現実のダイヤ/プラチナ/SFCの人数より、多めの数字でしょうね。

逆に、SFCは家族会員も作れるんだけど、その場合は本会員にしか送付しないのかな?
それでまぁ、そーすると家族会員分は、この「26万部」には含まれない。

とはいえ、家族会員がどの程度いるかは、さっぱり分からない。

ということで、「26万部」と「SFC会員数」の関係。

  • プラチナ/ダイヤでSFC非取得の人数を減算考慮する必要あり
  • 「AZURE」が実際の会員数より多めに刷っている分は減算考慮する必要あり
  • 家族会員の分は加算考慮する必要あり
  • 「送付不可」な住所、設定をしている場合も、加算考慮する必要がある

んー。
分からん。

どっちかっていうと、SFC非取得層の減算分が多く出るのかな?
なので、

SFC会員数 < 26万部

なのかな。

15万~20万あたり?
どうなんだろうな。

そう思いました。

2010年は「22万人以下」だった

それでまぁ、過去はどうだったのかな、と。
そーゆー話なんですが。

過去の話はよく分からんのですが、2010年については同じように「AZURE」の発行部数があがってて。
それが、22万部だった、と。

年度 「AZURE」発行部数
2014年 26万部
2010年 22万部

実際の増減はともかくとして、割り切りで言ってしまうと、、、
1年に1万人ずつ増えてる感じ?
※プラチナ/ダイヤ達成者が年々増えてるのか?減ってるのか?ってのが、不明な因子

AMC(ANAマイレージクラブ)の会員数と、その中でもANAカード(クレカ)会員数はどうすかね?

年度 マイレージ会員 ANAカード会員 ダイヤ/プラチナ/SFC会員
2014年 2,600万人 280万人 26万人以下
2013年 2,400万人 250万人 (25万人以下?)
2012年 2,300万人 (240万人?) (24万人以下?)
2011年 2,200万人 (230万人?) (23万人以下?)
2010年 2,000万人 210万人 22万人以下

※()は公式数字みてない。適当に入れた。
※AMC会員数は、ANAのアニュアルレポート参照

んー。

  1. AMC会員の10%が、ANAカード(クレカ)会員
  2. ANAカード会員の10%が、上級会員(ダイヤ/プラチナ/SFC)
  3. つまり、上級会員(ダイヤ/プラチナ/SFC)は、AMC会員の1%

んー。

  1. AMC会員は、1年毎に100万増
  2. 上級会員(ダイヤ/プラチナ/SFC)は、1年毎に1万人増(1%)?

※ここ数年間については

参考まで、AMC会員数の推移グラフ(古い)。
http://www.anahd.co.jp/investors/data/ana_vision/pdf/62tq/00.pdf

ANAカードは2010年度末時点での会員数210万人を達成
ANAマイレージクラブの利用は順調に推移(全日本空輸) | ペイメントナビ

うちクレジット機能付きカード保有者数
2013年:250万人

http://www.ana.co.jp/ana-info/ana/mediadata/pdf/131226/mediadata131226.pdf

2014年会員数
https://www.ana.co.jp/ana-info/ana/mediadata/pdf/140926/mediadata140926.pdf

アニュアルレポート。
ANAグループ企業情報

んー。

増え続けるのか?老い続けるのか?

まぁ、高齢化社会な世の中なので、一応。

世代 2010年 2014年
10~20代 5% 2.6%
30代 24% 16.8%
40代 35% 40.1%
50代 23% 32%
60代 13% 8.5%

やっぱ、60を超えるとSFCとか、きっちゃうんすかね。
50代は元気だけど。
ボリュームゾーンがスライドしつつある、途中なのかな?

あとまぁ、昔より出張でビジネス乗る会社が減ったとか、ANA自体がインスタント・プラチナの大盤振る舞いをやめたとか、そーゆーので30代がアレな感じすかね。
自分は底辺なんで、そこら辺の話はあんま分からんのですが。

んー。

それで、さっきのAMC会員数とSFC会員数が、結果的に同じような傾斜で増加してるのが、ちょっと「?」という感じで。
SFCって年会費払ってればスタアラゴールドなので、結構溜まってくのかな、と思ったんだけど。
意外とそうでもないのか?

ただまぁ、2地点(2010/2014)しかみてなくて、間を妄想してるだけなので、「同じような傾斜」というのは、本当はそうでもない。

だからまぁ、何とも言えないんすけどね。

おまけ 2005年のSFC会員数

ANAのCSR資料。

2005年の話。

2005 年 9 月には、ANA ロジスティクサービスで、6,984 名の ANA スーパーフライヤーズカード会員の情報が入ったフロッピーディスクを紛失したため、個人情報保護法に基づき国土交通省に報告しました。個人情報が含まれるデータの授受方法について、より安全性の高い方法に変更しています。

http://www.anahd.co.jp/csr/pdf/report/csr2006_all.pdf

2005年に、SFC会員の個人情報が入ったフロッピーディスクを紛失しちゃった、と。

当時のリリースで、もうちょい詳しく。

※フロッピーディスクに含まれていた情報:

ANAスーパーフライヤーズカード会員のお客様には、毎月「翼の王国」をご自宅などへ発送致しておりますが、そのうちの以下の一部のお客様分です。

(1)送付先をご自宅にご指定の場合(6,702名分)
お名前、ご自宅郵便番号・ご住所、ANAマイレージクラブお客様番号

(2)送付先をお勤め先にご指定の場合(282名分)
お名前、勤務先郵便番号・ご住所、所属部署名、お役職名、ANAマイレージクラブお客様番号

なお、クレジットカード番号、有効期限等上記以外の情報については一切含まれておりません。

なるほど。

7000人。
※紛失したフロッピー1枚分

ただ、フロッピーが何枚組だったかは、よく分かんなかったっす。
よって、総数は不明。

参考

2007年11月16日の記事。

ANA系では「ANA Super Flyers Card(SFCカード)」がある。これら航空系上級カードは一般申し込みでの入会を受け付けておらず、航空会社の年間搭乗実績の多い会員や航空会社の上得意先企業の社員のみに招待(インビテーション)をする仕組みになっている。
上級会員の実数は各社非公表だが、全体の1割程度といわれている。

“JALカードが欲しい”――航空系クレジットカードに人気が集まる2つの理由 – ITmedia ビジネスオンライン

この理屈(カード会員の1割程度が上級会員)でいうと、JAL系のカード会員の1割が、JGC会員ってことになるかな。

んー。

JALのコトはあんま知らないっす。

そんな感じで。

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