羽田行きの飛行機の機内でモバイルバッテリーが発火、台北に引き返した話。燃えたバッテリーは中国製のコピー製品か?

台北(桃園)を出発した、羽田行きの飛行機内(LCCのV Air)。

離陸から30分後に、モバイルバッテリーが発火。



クルーがスグに消火器で消火し、煙が機内に広がったものの、けが人等はナシ。

火を消した後、念のため台北に引き返した。

http://www.traicy.com/20160507-ZVaccident


現段階のニュース記事では、以下が詳しい。

Taiwan carrier turns back after passenger device catches fire


どんな感じで発火したのかな?


所有者(台湾の人)が機内の自分の席で、スマホを充電中に発火したとのこと。



消化した後、念のためバッテリーを水につけたらしい。

燃えた後の写真を見る限り、金色のヤツが問題のバッテリーかな?

Battery fire grounds V Air plane – Taipei Times


中国語なのでソース元(Apple Daily reports/中国語)をみつけられなかったが、↑によると燃えたモバイルバッテリーのメーカーは、不明。

ただ、Xiaomi製モバイルバッテリーを模した、中国製の安価なコピー製品だったらしい。

※問題はXiaomi製のバッテリーでなく、その偽物の中国製コピー製品

http://www.mi.com/en/powerbank/


Xiaomiのスポークスマンからは、「燃えたのは安価なコピー品。公式オンラインショップで本物を買ってねー」というコメントがでたとのこと。


さて。


燃えたXiaomi製のコピー製品だが、これ、炎上するってので結構前から問題になってるらしい。

偽物の見分け方が↓にある。

http://en.miui.com/thread-19104-1-1.html


なので、Xiaomiのコピーなモバイルバッテリーを持ってる、もしくは「持ってる気がする」場合は、チェケらっちょ。

ちぇけちぇけ。


モバイルバッテリーは大抵、ちゃんとしたメーカー製でもmade in chinaだが、やっぱちゃんとした本物を買ったほうが良いよね、と。

一番有名なAnkerとかも中国企業だが、最新のPowerCoreとかはパナソニック製のバッテリー内蔵を明記してて、割と安心なんじゃなかろうか。

実際に炎上するかどうかは、知らないけど。

http://jp.anker.com/products/A1263011


なお、飛行機でのモバイルバッテリーの扱いは、、、

○持込み荷物

×受託手荷物(預け入れ荷物)

ということで、機内持込はOK。

※個数制限とかはある


スーツケースに入れて預けたりすると、問答無用で没収されることもあるので注意。

飛行機の「受託手荷物」(預け入れ荷物)に、「モバイルバッテリー」を入れると没収されるので注意。特に中国は注意。 – やじり鳥


まぁ。


思うんだけど。


もし機内の収納スペースに入れたリュック内で充電してて発火とかだと、結構危ないよなぁ。

機内の素材はいろいろ難燃性になってると思うけど。。。


うーむ。


※2016/7/7追記

結局、「V air」では

  • モバイルバッテリー持ち込みは引き続き2個までOK
  • ただし機内での「利用」は禁止

になった模様

http://www.traicy.com/20160705-GEmobilebattely

飛行機事故 カテゴリーの記事一覧 – やじり鳥

この記事を書いた人 Wrote this article

tonogata
TOP