高知には、県内に21店舗を構える「くいしんぼ如月」というローカルチェーンがあるらしい。
創業33年の老舗チェーン。
「くいしんぼ如月」。
それは、コンビニ。
そして、弁当屋。
曰く、
コンビニエンスストアと持ち帰り弁当店を融合した業態である点である。
店内に持ち帰り弁当を製造する厨房があり、24時間できたての弁当を購入することができる。
なるほど。
そして、その「くいしんぼ如月」の弁当。
「チキンナンバン」というのが有名とのこと。
チキンナンバンBIGなどナンバンが入った弁当が人気であり県民からは「ビッグ」と呼ばれ親しまれている。
この、カタカナの「チキンナンバン」。
「チキン南蛮」(宮崎県発祥)とは区別されている模様。
ただ、公式HPをみても、肝心な部分がピーで隠されていて、よく分からない。
高知のソウルフード、きさらぎのナンバン
チキン南蛮と言えば宮崎発の定番メニュー「チキン南蛮」を連想する方が多いかもしれません。タルタルソースを掛けるチキン南蛮は、宮崎県下の惣菜屋や飲食店での定番メニューです。
鶏胸肉ないしもも肉の唐揚げに、タルタルソースがかかったものがチキン南蛮のスタンダードと呼ばれています。では、「チキンナンバン」と言えば?
高知県民のほとんどが「くいしんぼきさらぎのチキンナンバン」を連想するものと思われます。
秘伝のピーーーーーにピーーんだふんわりジューシーな鶏胸肉を使い、薄めの衣をカリッと揚げたものは唐揚げでも竜田揚げでもない、ナンバンです。そのナンバンに秘密のピーーーーーーーーーーーーをピーたチキンナンバンは、まさに一度食べたら忘れられない味。
きさらぎのチキンナンバン|きさらぎのこだわり|くいしんぼ如月
すごい黒塗り。
公式HPでコレをやるか。
だいぶ、突き抜けてるな。
しかし肝心の中身が、黒塗りで分からない。
ググってみると、
「タルタルソースと南蛮酢でなく、オーロラソースをかけて食べる」
というのは分かった。
のんびりと高知で : くいしんぼ如月でチキンナンバンチョイス生姜焼きをいただく – livedoor Blog(ブログ)
ふーむ。
行ってみるか。
高知に泊まった日。
その日は夜遅くに、ホテルにチェックイン。
早速、近くの「くいしんぼ如月」に行ってみることにした。
繁華街にあった、「くいしんぼ如月 グリーンロード店」。
店に入ってみると、コンビニの風貌。
しかし、レジの向こうに本格的な厨房。
なんだか、不思議な光景。
そして弁当メニュー。
かなりの量のメニューがあるらしい。
そば・うどん・カレー・親子丼・ステーキ弁当、etc。
何でもあるんだな。
とりあえず、ナンバン。
チキンナンバンだけなら、
- チキンナンバン(515円)
- チキンナンバンBIG(650円)
- BIGは、ナンバンが2枚
とか。
そして、ナンバン+「何か」でチョイスできる、「ナンバン チョイス」。
大人気チキンナンバン1枚と組み合わせて選べる5種類の定番おかず
その組み合わせの「ナンバン チョイス」で、
ナンバン+生姜焼き
のことを、高知県では「チョイショー」というらしい。
高知の主婦はお弁当屋さんにメッチャ助けられてる!昔っからの大人気のお弁当屋「くいしんぼ如月」は高知県民のソウルフード! : まあちゃん道
おーけー、チョイショー。
(670円)
いってみよう。
お。
いい感じのバランス感。
ナンバンには、オーロラソースがたっぷりとかかっている。
食べてみると、、、
お、うまい。
そして、これは確かにチキン南蛮とは違う。
クリーミーなオーロラソースの甘さ。
意外にあっさり。
揚げた皮は薄く、中には身の詰まった鶏胸肉。
その一体感。
一見、チキンナゲットのような軽やかさ。
しかし中身はシューシー、かつ噛み応えあり。
ザクっ、ザクっと食い進む。
あっさり甘めなオーロラソースが、よく合う。
むむぅ。
なるほど。
これがナンバンか。
初めて食ったが、確かに初めての味だ。
そして生姜焼きも、うまい。
ナンバンも、生姜焼きも、白米によく合う。。。
完食。
いやー、腹いっぱい。
美味しかった。
また今度、高知に来ることがあったら、食ってみたいな、と。
そうピーました。
そんなピーじ。