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海外旅行で使うiPhone用の地図アプリ、ガイドアプリ ver2

iPhone 海外旅行 地図 旅行用アプリ

※この記事の情報は古くなったため、最新の記事は↓にて
海外旅行で使うiPhone用の地図アプリ(オフライン) ver3

以前、海外旅行にiPhoneを持っていく際の地図アプリに関して書いたんだけど
GWの海外渡航でまた色々アプリを買ったりしたので、ver2として。

前提としてのパケ死問題

海外でデータローミングによる3Gパケット通信をすると、パケ死する。
これはキャリアを問わず、国際ローミングがパケット定額制の対象にならないから。
2010/7末より、Softbankで「海外パケットし放題」という、海外でのパケホ・サービスが始まった。
料金は以下の通り。

2010/7〜2010/5 1480円/1日 キャンペーン期間
2010/6〜 1980円/1日 -

1日1480円なんで、短期の旅行だったら全然問題ない範囲かと思う。


GPSで位置情報をとるのはパケット通信がなくても可能なので、日本にいる時にあらかじめ地図をダウンロードして、海外ではGPSのみを使用すれば、パケット通信を使わずに地図+GPSの利用が可能になる。
(厳密に言うと、携帯のGPSはネットワークアシストといってパケット使うことが多いが、少なくともiPhoneはスタンドアロン(パケット通信なし)でのGPS取得が可能)

オフラインでGPSのみ使うには

海外にiPhoneを持っていってオフライン状態でGPSを取得しようとしても、なかなかGPSが補足できない場合がある。
そんな場合はWiFi環境下でGPS取得を試みるか、一瞬だけ3Gのデータローミングを許可して、GPSを取得する。一度GPSを補足すると、後は3G/WiFiのない環境でもGPSのみで取得できるようになる。


標準マップ(GoogleMaps)アプリのキャッシュを使う

前回記事を書いた際にコメントで「標準マップもキャッシュ使えばオフラインでいけない?」とあって、そういう使い方はしたことがなかったので試してみた。
iPhone標準マップは、地図データがかなり詳細(かつ日本語)なので、これを使えるのにこしたことはない。
このアプリは、一度ダウンロードした地図画像をしばらくキャッシュして再利用することができるので、ホテル内など海外のWiFi環境下で「今日必要そうな場所」の地図をグリグリ参照して、キャッシュに溜め込んでおく。
そして、外出時にはオフラインでGPSのみ使って地図をみる。
実際にハワイで試してみて、問題なく使用できることを確認した。ハワイのワイキキ・エリアであれば、ほぼ全域を詳細地図でキャッシュすることができる。決まった範囲の街を歩く程度であれば、これで必要十分かな。
ポイントは、地図の縮尺を詳細と広域の2つ程度か、詳細地図の1つに絞って画像をキャッシュすること。縮尺が違うごとに地図画像が必要になるので、全ての縮尺をキャッシュしようとすると、面倒な上にキャッシュ容量をオーバーしていしまうリスクがでてきてしまう(地図のアプリでは地図を画像として取得/表示するタイプと、拡大/縮小/回転が可能なベクターデータで取得/表示するタイプがあり、標準マップは前者)。
この手法の問題点としては、予定していなかった場所に行こうとすると、当然キャッシュがないので地図は出ないこと。まぁ、これはしょうがないね。
以下、手順。

  1. ホテルやカフェなどでWiFiを通じて訪問予定の地域の地図を表示
  2. アプリを閉じ、WiFi通信も設定からきってみる(機内モードにする、等)
  3. WiFiもない状態で標準マップを再度起動し、キャッシュされている状況を確認
  4. 問題がなければそのまま出発。GPSは通信がなくても使える

また、iPhoneの標準マップはGoogleMapsのマイマップ(ブックマーク)を表示することが可能で、これもWiFi環境下でブックマークを表示しておけば、オフラインに移行してもブックマークは表示され続ける。これは非常に便利だ。
GoogleMapsとiPhoneのマイマップ連動については以下を参照。
http://d.hatena.ne.jp/yoichi_yamamoto/20090407/1239083217


オフライン地図系(非JB)

次に、キャッシュという方向でなく、そもそもオフライン環境下での地図閲覧を目的とした地図アプリを使ってみる。こちらは、予定していなかった地域に急に行っても地図が出るので、そこら辺の安心感はある。
個人的には、標準マップのキャッシュ利用+オフライン地図アプリを1本保険で持っておく、というスタイルがオススメ。
ただし注意点が1つ。
オフライン地図系のアプリは、地図のデータソースにオープンソース(無料)のOpenStreetMapを使っている(高額なロイヤリティを避けるため)。
これは標準マップ(GoogleMpas)とかと比べると全般的に地図の中身はスカスカだったりする。
あらかじめOpenStreetMapで旅先の地図がスカスカじゃないか(役に立つか)、確認してからアプリを買うべし。
代表的なアプリは3つ。

OpenMaps

OpenMaps Pro

OpenMaps Pro

  • IZE, Ltd.
  • ナビゲーション
  • ¥360

このアプリが他のオフライン系アプリと違う点は、地図のダウンロードに上限がないこと。
他のオフライン系のアプリでは1回の地図ダウンロードに範囲制限があり、しかもそれが狭かったりするので、範囲一杯の地図をダウンロードし、完了後にまた別の範囲で手動で指定(!)して、ダウンロードをする必要がある。これって結構メンドウなんだけど、このアプリではダウンロードの制限がないため、夜寝るときにダウンロードを開始→朝に一旦停止。翌夜にまたダウンロードを再開。という使い方ができる。地図の事前準備にかかる工数がグっと削減できるのだ。
他の機能としてはスポット検索あり、ルート検索はあるけど別途有料。ただしいずれも通信が必要。また、オフライン系アプリのスポット検索やルート検索には過度な期待をしない方がよいと思う。
いずれにしろ、事前準備の落差からして、オフライン系地図のアプリでは一番オススメかな。


OffMaps

アプリ内でちょっとしたガイドコンテンツ(レストラン、駅、道路名など)をダウンロード可能。ただし、ガイド内容はかなり薄いので過剰な期待は禁物。また、3つまでは無料でガイドがダウンロードできるが、それ以降は有料オプションを購入しないといけない。
貧弱ながらも車か徒歩でのナビにも対応している模様(買ったけどルートは使ったことない)。
また、アプリ内で「オフラインモード」が設定できるので、iPhoneの設定忘れがあっても何とかなる安心設計。
オススメ度としては、2番目。


オフライン地図系(JB)

JBした人は「xGPS」でググるとよい。
こちらはgoogleマップの地図画像をダウンロードして使う。
自分はJBしてないので使ったことない。


ガイドブック系

旅行のガイドブック書籍も、iPhoneアプリになっているものがある。
国産ガイドブックの雄「地球の歩き方」と、世界で幅広く使われている「ロンリープラネット」。
その2本について。

Lonely Planet
https://itunes.apple.com/jp/app/lonely-planet-travel-guides/id317165182?mt=8&uo=4&at=10lmTr

西洋人パッカーが一番使ってるガイドブック、ロンリープラネット。通称ロンプラ。「地球の歩き方」より写真が少ない代わりに、文章が多めで読み物としても楽しい。
本アプリは無料のビューアーで、書籍を選択してアプリ内課金で書籍コンテンツ(国)をダウロードする。1冊400円から700円ほどで書籍より安い。その代わり、書籍の全てがアプリになっているワケではない。
このビューアーには無料でお試しのサンフランシスコ、メキシコが最初から入っているので、気になる人はとりあえずダウンロードしてチェック。
地図+GPSがあるのは魅力だが、地図の上にGPSで自位置がプロットされるだけなのが寂しい。ナビとは言わないまでも、自位置から目的地への指示線を引くだけでも相当使い勝手はあがるハズだが。。。今後に期待。


地球の歩き方
https://itunes.apple.com/jp/app/de-qiuno-buki-fangselect-ar/id463244531?mt=8&uo=4&at=10lmTr

値段は700円。
「地球の歩き方」はニューヨーク版と京都版しか出ていない。
ロンプラ並の品揃え希望!


紙地図の流用系

紙の地図ならイイモノを持っているから、これにGPSをプロットさえできれば。。。と思っている方に最適。
スキャン(撮影)した紙の地図を、jpg画像の地図画像として扱い、最低2地点に緯度経度を与えてやる。そうすると、アラ不思議。地図画像にGPSがちゃんとプロットされるのだ。
ただし注意点が2つ。紙の地図を撮影してデジタル地図として扱う、というのは権利的にグレーなところがある。ガイド本についている地図を使う場合、そういう権利的な部分も自分で確認した方がよい(私は詳しくないので聞かれてもわかりませんが、大抵アウトのような気がする)。
また、キャプチャする地図は縮尺を問わないが、距離感などを無視してデフォルメされた地図は不可。


※このアプリは公開終了済み
ImageMap

値段は100円と安いが、アプリの作りも個人が趣味で作った感じ。GPSの取得がやや遅かったりするが、機能は意外にしっかりしているのでちゃんと使える範囲。
使い方は、撮影した地図をiPhoneのカメラロールから取り出し、2地点(AとZ)を指定して緯度経度を与えてやるだけ。緯度経度を与える方法は簡単で、GPSによる緯度経度取得が可能。例えばホテルの中にいる際に、地図の中からホテルの地点を選択してからGPSを取得。同じコトを空港や他の場所でもう一度繰り返せばOK。実際に現地にいってGPSを取得するのを2回繰り返す手間はあるが、緯度経度の指定が簡単なのはありがたい。
その設定が終わったら、後はGPSをONにして、自分の居場所を確認しつつ移動するだけ。移動の軌跡をアプリで表示することもできる。


Bit Map
https://itunes.apple.com/jp/app/bit-map/id337172542?mt=8&uo=4&at=10lmTr

ImageMapと同種のアプリだが、緯度経度の指定など、使い方がマニアックでムツカシイ。非推奨。



その他

以上、代表的な地図アプリ・ガイドブックアプリを挙げたけど、AppStoreで国や都市名で検索すると、もうちょいマイナーなお手製アプリが見つかったりするので、一応検索してみるべし。


最後の手段

自力でなんとかせず、iPhoneを現地でレンタルする。レンタル料はかかるが、現地でネット使いたい放題。当然、標準のgoogle mapも使える。
例えばハワイだと、↓で1日20ドル。
http://www.hawaii-arukikata.com/pr/hoku.html
ちょっと高いと思うかもしれないが、アレコレ悩んだり、せっかく準備したアプリが何かの手違いで現地で使えないリスクとか考えると、数日間の旅行なら選択肢に入るだろう。
気になる人は、国名+iPhone+レンタルでググってみるべし。


別次元の手段

GerminのGPSロガーを買ってしまう。
数万円するが、電池持ちはいいし、地図も無料で手に入る(googleと比べるとかなりショボイけど)。
GarminのGPSロガーにフリーの海外地図をインストールするメモ

履歴

2010/7/17 ロンプラのガイドコンテンツ平均価格が1700円から400円〜700円に値下げしてたので訂正
2010/8/23 Softbankが海外版のパケホサービスをはじめたので、その点追加