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世界一高級なコーヒー「コピ・ルアク」の本物&野生は、どこで飲めるのか?

バリ島 海外旅行 グルメ コーヒー

バリ島に行くので、世界一高級な「コピ・ルアク」を飲みたいと思って。
まぁ、ちょっと事前調査を。


しかし、調べれば調べるほどカオスな状況。
ニセモノ?、証明書?、wild?、etc


これは、多分

野生のコピ・ルアクを現地で飲むのは、自分には無理だな

と判断した。


なので、諦めた。


その代わりに、アボガド・コーヒーを飲んできたんだが。


そこら辺の、「コピ・ルアク」の話について、メモ。



ネコの「糞コーヒー」とは何事か。どういう意味か。


ネコ=「ジャコウネコ」。


wikiによると、

現生のネコ目内では起源が古くまた原始的な特徴を残した・・・


f:id:tonogata:20140522081605p:plain


この「ジャコウネコ」が、コーヒーの木から「赤い実」を食べる。
それも、良く成熟した、美味しいのだけ選んで食べる。


f:id:tonogata:20140522081846p:plain


食されたコーヒーの「実」はどうなるか?
ジャコウネコの体内で、「果肉」が消化される。


しかし、堅い種子たる「豆」は未消化のまま排出される。


つまり?
糞の中には、コーヒー豆が残される。


f:id:tonogata:20140522081757p:plain


この「糞」を人が拾い集め、コーヒー豆を取り出す。
それが、コピ・ルアク。


コピ=コーヒー
ルアク=ジャコウネコ
※インドネシア語


f:id:tonogata:20140522082111p:plain


ジャコウネコによる野生の第六感!
いや、セブンセンシズでチョイスされた、美味なるコーヒー豆!


しかし、当然ながら流通量が少ない。


このため、「世界一高額なコーヒー豆」として有名になった。


以下、wiki情報。
コピ・ルアク - Wikipedia


ちなみに、「ジャコウネココーヒー」(Civet coffee)や、「イタチコーヒー」(Weasel coffee)との俗称もあるらしい。



偽物が出回っている?


まず、高価なコーヒーなので、偽物がある。


オーケー。
偽物については、問題ない。
何にだって、偽物はある。


しかし問題。
業界団体とかで「これは本物です」と証明・認証する制度がない。
実際のところは、「証明書」などが散見されるが、そこら辺の状況もカオス。。。


このため、基本的には「本物」を判別することは不可能っぽい。


ただし、科学的に「豆の成分」を分析する手法は発表されている。


しかも日本人。
大阪大学の福崎英一郎教授。


茶色と金色のブレンド - コピ・ルアク | 世界を見渡す小さな眼

コピ・ルアクの重要な特典は、4つの物質だと判明した。クエン酸、リンゴ酸、ピログルタミン酸、そしてイノシトールだ。
本物は、シヴェットの試練を経験していない似たような豆よりも最初の二つを多く持っており、最後の二つのものの割合も確実に異なっていた。


しかし、機材を持たない一般人には不可能かな。


ただ、コーヒーとして美味しいかどうかは個人差があるかもしれないが、明確に検知できるほどの成分の違いはあるんだな。


ますます、飲んでみたいが。。。



飼育されたジャコウネコでは、何が問題なのか?


次に、ジャコウネコが野生でなく、飼育されている場合がある。


これは、「ジャコウネコ」を檻に入れて飼い、コーヒーの実を餌として与える形。


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「コピ・ルアク」が人を魅惑する理由は、

ジャコウネコが野生の勘で選んだ、本当に美味しいコーヒー豆

に由来していると思うのよね。
少なくとも、自分にとってはそうだ。


しかし檻で飼われて、実を餌として与えられたジャコウ・ネコ。
腹が空いているので、選り好みせずに食べる。
だから、ちょっと違うんじゃないかと。味が。
そう言われている。


そこにジャコウネコの「野生の勘」は介在しにくいよね、的な。


また。


この「飼育」というのがまた、ジャコウネコにとっては劣悪な環境であることが多いらしい。


「WSPA」(世界動物保護協会)が、問題提起している。
http://www.wspa-international.org/wspaswork/civets/default.aspx



いわく、

  • 消費者は「ゲージ・フリー」(檻で飼ったモノでない)なコピ・ルアクを買うべき
  • 業者は「ゲージ・フリー」を「認証」する制度を作るべき


以下も参考。
Citing Disturbing Cruelty, Animal Rights Group Calls for ‘Cage-Free’ Kopi Luwak Certification | Daily Coffee News by Roast Magazine



BBC News - Civet cat coffee's animal cruelty ...


こうしたWSPA(世界動物保護協会)の主張に呼応した動きもある。
Harrods Calls for Indonesia to Certify Production of Kopi Luwak, World's Cruellest Cup of Coffee


詳細な情報はコチラ。
http://www.wspa-international.org/Images/Civet%20factfile_tcm25-36474.pdf#false


「劣悪な環境」というモノがどういうものかは、youtubeやニュースサイトにもいっぱいあがっている。
The World’s Most Expensive Coffee Is a Cruel Cynical Scam | TIME.com




さて。


コピ・ルアクの現状について。


上述のようなゲージ・フリーの動きはまだ始まったばかりらしく、結局のところ1つ言えることは

旅行者にとって、
現地でそれが本物の野生(ゲージフリー)の豆か知ることは
今のところ不可能に近い

ということ、かな。


あくまで個人的な見解だが。



あとは「信用」の問題なのか?


バリ島の空港にある免税店でも、

野生のコピ・ルアク

と謳われた商品はたくさん売っている。


空港の免税店に入ってる商品だから信用できる?
どうかな。
自分には分からない。


コピ・ルアクの農園で飲んだから本物?
コーヒー農園にオプションツアーで行ったり、直接行ってみることができる。
そこでジャコウネコが飼われている様子をみてから、農園の豆を買ったり、コーヒーとして飲むことができる。
キンタマーニ方面が有名。


その様子は以下に詳しい。
セカチョク Direct from the world ~バックパッカー世界2周の旅~ バリ島、コピ・ルアク農園。ホンモノか?世界一高価なコーヒーを飲む。


農園では、ホンモノ、かつ野生の豆を使っているか?
どーだろーねー。
上記の記事で書かれているように、「分かんないよね」、と。



「証明書」もあるからホンモノ?ネットで買える?


インドネシア現地でホンモノを購入することは、結構難しい。
知見のない旅行者、つまり自分にとっては。


しかし、ネットだと状況が異なる。
割と、「ホンモノ&野生であることの証明書」が掲げられているのよね。


ただし。


「kopi luwak certificate government」で画像検索してみると、、、
kopi luwak certificate government - Google 検索


んー。


証明書と言っても、いろいろあるようですね。
もちろん、「ホンモノ」もあるんでしょうけど(無論ない=どれも適当、かもしれない)。


さらに。


Warning! Fake and Genuine Kopi Luwak | Real Kopi Luwak

Certificate of Authenticity.
This certificate can be true but it only certifies the sample of the Kopi Luwak coffee sent to the laboratory and not the product you will receive.
(他所の店で購入するときは)証明書に気をつけろ。
それは単に、過去にサンプルのコーヒー豆が検品されたことを示すだけで、あなたが受け取るであろう商品については、何も語っていない。


その証明書が、自分が購入しようとしている商品を証明しているかは、ちょっとアレですね、と。


まぁ個人的には、、、
日本の業者がそれなりのマーケット・プレイスで、証明書を掲げて販売してたら、信用できるんじゃないかと思ってます。
たぶん。
知らないけど。



「LJA JAPAN」で語られるコトなど


自分が、「お、ここなら買ってみたいな」と思ったお店と、そこで語られているコトなど。
コピ・ルアクのアイスコーヒーが欲しい。。。


ちなみに、これはインターネッツするなかで、個人的に、ここが「印象的だった」とか、「信用できそうだったな」と思った、というレベルの話にて。
どの店がホンモノ&野生を売ってるか、自分は知らないので、その点はご留意ください。


ストアのHP。
コピルアック(コピルアク)コーヒー専門通販サイト


会社のHP。
LJA JAPAN


ここのブログでは、割と詳細な情報とか、現地の様子を語ってたりする。


サマリーとしては、以下を読むのが早い。
コピルアック(コピルアク)コーヒー専門通販サイト 会社案内 | Kokis Kopi Luwak


その他、いくつか参考情報にて。


コピルアク 本物偽物の見分け方 | Kokis Kopi Luwak

コピルアクに関して言えば「政府公認の証明書」というのがもし付いていれば、それは逆に要注意です。
今後どうなるかは分かりませんが、現時点でインドネシアの政府、つまり商業省や保健省などのお役所が「この豆は本物のコピルアクであることを保証します」という類の書類を発行することはありません。
唯一インドネシアの政府機関がコピルアクに関して、ある書類を発行することはするのですが、それは「コピルアックであること」の証明ではないのです。


んー。
コピ・ルアクの証明書がないというのは、自分がいろいろググって得た感触と符合する。
証明書自体は、いろいろ散見されるし、本物もあるかもしれないが。


コピルアック おいしいコーヒーの証明書3 | Kokis Kopi Luwak
上記で語られる「ある書類」の話。


ジャコウネココーヒーのビジネス その3 | Kokis Kopi Luwak
コピ・ルアックのビジネスにおける詐欺や嘘などの、カオスな状況について語られている。


コピルアック 生豆の香り | Kokis Kopi Luwak
コピ・ルアックと、それ以外のコーヒー豆の違いについて


コピルアックとアブナイ詐欺師たち1 | Kokis Kopi Luwak

ところでこの手の詐欺以外でもたくさんインドネシアで詐欺を見かけることがあります。例えばコピルアックです。
最もオーソドックスなものはコピルアックの生豆と普通の生豆をブレンドしてしまうというものになります。
正直申し上げるとこれをやられてしまうと見分けを付けることが不可能になるため、弊社ではコピルアック生豆を購入するのではなく、ジャコウネコのフン付豆を購入し生豆に精製しております。


コピルアク ジャコウネココーヒーとインドネシアの危ない儲け話1 | Kokis Kopi Luwak

もともと私は生豆を購入しインドネシアから輸出をしようと思っていたのですが、インドネシアでは詐欺ビジネスが横行しているため、生豆を購入することは止め、ジャコウネコがフンをしたままの豆を購入し、Patiの街で精製をすることに決めました。


この「LJA JAPAN」では、生産から輸入の詳細や、ビジネス立ち上げの苦労話、詐欺にあった話が、いろいろ細かく語られている。
なので、「信用できそうだな」、と思った次第。


保証はない。
ジャコウネコの糞コーヒーについては、
「誰か」が「何か」を「保証」することは、ない。


そう思うの。
個人的に、ね。


問題がややこしいのは、「LJA JAPAN」で語られていたように、「本物です」と売られていたとしても、農園→ピックアップ→焙煎→輸入業者などの各ステップの中で、誰かが騙されていて、他の工程の人間がそのコトを知らない可能性があるってことなんだな、と。
そう思いました。


なんだかハードな世界だ。。。
自分は、ついていけないッス。


しかし、消費者にとって良い知らせもある。


コピルアック ジャコウネコのフンと生豆の関係 | Kokis Kopi Luwak

まず結論から申し上げますと、
ジャコウネコのフンと生豆は決して触れておりません。
ご安心ください。


素晴らしい。


そこだけが、気がかりだった。


だって、コーヒーって黒いから、「何か」が溶け出しても、分かんないじゃん?



「コピ」について


関係ないが、インドネシアに限らず、東南アジアでは「コーヒー」「カフェ」と言っても通じないことが多い。
たぶん、こっちの発音が悪い。


しかし、「コピ」というと、一発で通る。
カタカナ発音で「コピ」。


「アイスコーヒー」であれば、「アイコピ」でOK。
「アイコピ、プリーズ」。

これは現地の人の発音とかをまねて言ってたんだが、、、
「コピ」ってインドネシア語だったのね。。。
初めて知った。


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