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BOSE「QuietComfort 20i」を3ヶ月使ってみた感想。「ノイズ・キャンセリング」は、職場/電車/飛行機で、大活躍しすぎてヤバい。

旅行用アイテム ノイズキャンセリング BOSE

外部の騒音をカットしつつ、音楽を聴くことができる「ノイズキャンセリング」のイヤホン。

イヤホン型で、一番有名かつ効果が高いと言われている、BOSEの「QuietComfort 20」を購入。
(iPhone向けとAndroid向けがあるので、iPhone向けを購入)

これが思ったよりヤバかったな、と。
そーゆー話にて。


※iPhone向け


※Android向け


もともと、自分はまったく興味なかったんだけど。
ビックカメラで友人に勧められて、置いてある「QuietComfort 20」を視聴してみたんすよね。

その結果。
かなりの衝撃を受けまして。


これはッ!
マジで!!
ノイズを、キャンセルできているッ!!、と。


ただねぇ。
3万以上するんですよね、これ。

いやいやいや。
イヤホンに3万オーバーとか、マジうけるんですけど。

はい、解散~。
ということで、数ヶ月は放置してたんだけど。


結局、視聴した時の衝撃が忘れられず、買ってしまった
今年は飛行機にたくさん乗る機会があったので、まぁ、そこを快適にできたらな、と思いまして。



「ノイズ・キャンセリング」とは何か?


自分は実際に視聴するまで、「ノイズ・キャンセリング」ってのを分かってなかったっす。

ノイズ・キャンセル?
外部の騒音を無くしたいなら、耳栓すれば良いんじゃないの?
音楽が聴きたい?
それなら、耳栓的に遮音性の高いイヤホンでも使えば良いんじゃないの?

みたいな。


我ながら無知だったな、と思うけど。


そーじゃなくて、「アクティブ・ノイズ・キャンセリング」って、音を打ち消すんですね。
ある音に対して、逆位相の音をぶつけることで、無音になる。



イヤホンの中に小型マイクが入っている


割と衝撃だったのが、イヤホンの中に極小のマイクが入っている点。
そのマイクで外部の騒音を拾って、逆位相の音を計算、出力する。

  1. イヤホンに超小型マイクを仕込んで騒音を拾う
  2. 騒音と逆位相の波を作ることで、騒音を消音化する
  3. つまり、音の波が打ち消し合って、騒音が聞こえなくなる(軽減される)


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「QuietComfort 20i」の場合は2つのマイクがイヤホンに仕込んである。
マイクが入っているといっても、超小型なのでイヤホンの大きさは普通と変わらない。


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具体的に、どこにマイクが入っているかは下記の公式動画でも見ることができる。
ボーズ | 研究でより良い音を
※上から2番目の動画を参照



コントロールボックス?


一方、逆位相の音を計算したり、そーゆーコトをするコントロールボックスみたいなのが必要。


BOSE「QuietComfort 20i」の場合は、イヤホンの根元にあるコントローラーみたいな「コントロールボックス」(赤枠)。
ここがアクティブ・ノイズ・キャンセリングの回路的な役割を担う。


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イヤホンに回路と電池を入れてコントロールボックス無し


ん?
それなら、イヤホンを少し大型化して、その中に回路・電池を入れてしまえばいいじゃん?
みたいな。


そーゆー選択肢だと、ソニー「XBA-NC85D」。


SONY カナル型ノイズキャンセリングイヤホン XBA-NC85D

SONY カナル型ノイズキャンセリングイヤホン XBA-NC85D



コード途中のコントロールボックスをなくした世界初ボックスレスデザイン

XBA-NC85D 特長 | ヘッドホン | ソニー


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残念ながらAmazonレビューの状況がよろしくなかったので、個人的にはスルーした。



スマホ対応して、コントロールボックス無し


また、「そーゆー回路的なモノは、スマホ側でやればいいじゃん?」みたいな。


Xperiaの最新機種なら、可能。


そこら辺の話は下記を参照ください。
Xperia「Z3 compact」(SO-01G/2014年冬)と「A2 SO-04F」(2014年夏)を比較チェック。 - やじり鳥
※「「デジタルノイズキャンセリング」に対応!」を参照


これは、Xperiaの最新機種のみの対応。
詳細は下記の「対応機種」の項を参照。
デジタルノイズキャンセリングヘッドセット MDR-NC31EM | ソニーモバイルコミュニケーションズ


ただし。


この場合でも専用イヤホンが必要で、上記スマホ+「MDR-NC31EM」(約5,000円)が必要。


SONY ノイズキャンセリング機能搭載

SONY ノイズキャンセリング機能搭載"ウォークマン"専用ヘッドホン MDRNWNC33 MDRNWNC33 BM


これも試聴ができなかったので、実力のほどは不明。


まぁBOSE「QuietComfort 20」に比べれば安いモンだし、対応スマホを持っているならアリかと思う。
自分がもし対応スマホを持っていたら、こっちを最初に試したかも。



どんな音が「消える」のか?「騒音」とは何か?


音が打ち消されるのは分かった。


いや、ホントは位相がどーのこーのとか、分かってないけど、そーゆーことじゃなく。


どこまで「騒音」的な音がカットされるのか?


基本的には、超低音~低音あたりが騒音としてカットされる。
逆に、人の話し声のような中音は、あんまりカットされない。
※極端な高音はカットされるらしいけど

安全上、中音域(人の声など)の部分はあえてノイズキャンセリングを行わないようになっている。

QuietComfort - Wikipedia


このため、特に騒音がカットされてる感じがするのは、以下のような低い音。

  • 電車や車の走行音
  • エアコンや冷蔵庫などの動作音
  • 飛行機内の振動音など


つまり、人の話し声はちゃんと聞こえる。


一方、ノイズキャンセルによって背景音というか、雑音がなくなる。
特に電車内や飛行機で使うと、驚くほど「違う」。


ノイズキャンセル機能をON/OFFで試してみると、全然違うんですよね。
雑音が、スゥッと消える。


ただまぁ、そこら辺は個人差があると思う。
基本的には店頭で触ってみる(聴いてみる)のが良いんじゃないかと。
そう思います。



「ノイズキャンセル」のメリット・デメリット


雑音がなくなるメリットは?


没入感がかなり高まる。
=集中する


音楽を聴いている時とか。
スマホでゲームやってる時とか。


自分は、電車でスマホゲームしてて、2度ほど降車駅を乗り過ごしたことがある。
普通、イヤホンしてても、人が動く気配とか、アナウンスとか、総合的に察知して、自分が降りる駅に気付く。

それが、気付けなかった=没入しちゃってた、という。
まぁ、今は気をつけているので、そんなでもないけど。


仕事中も、ノイズキャンセルで「没入感高め」で集中しちゃう。
結果、人の声は聞こえるはずなのに、呼ばれても気付かない、みたいな。
(人の声はノイズキャンセルされないので聞こえるが、雑音カットで集中しちゃって呼ばれても気付かない)


こうしてみると、ダメダメだな、俺氏。。。


あと、自分の場合は飛行機で寝れるようになったなぁ、と。

もともと飛行機って、絶え間なく振動・騒音がしてて、寝ても疲れたり、寝付けなかったり。
それが、ちょっと寝やすくなったかな、と。
飛行機の機体から発生する振動ノイズ?が、驚くほど消えるのだ。

電車・飛行機など、乗り物系の背景ノイズは、本当によくカットされる。
もともと、「ノイズキャンセル」は飛行機のパイロット用にBOSEが提供したことから始まったらしいしね。



「ノイズキャンセル」は健康被害とか人体への影響はあるのか?


一応チェックした。
しかし、自分のリテラシーレベルでは、結論は分からず。
「いまのところ人体に影響があるという報告はない」という感じ?


いくつかリンクを貼り付けるけど、どれも自分的にはちょっと細かすぎるというか、気にするレベルではないと考えている。
もう少し本格的な調査などがないと、何とも言えないよね、という。


逆に、ノイズキャンセルを使わず、極端なノイズを直で耳に入れる方が、健康被害はある、という話はたくさん出てくる。
しかしこれは、日常的に騒音に囲まれる、工場や工事現場などでの状況を言っているのではないかと思う。


それはともかく。


まず、逆位相の音をぶつけた際の、エネルギーはどこへ行く?という観点。
音は消える。
しかしエネルギーは?「エネルギー保存の法則」上は、どうなるのか?


これは、一応「形の上では熱となるか、イヤホンや耳への振動で吸収される」ということが掲示板で話さていた。


ノイズキャンセルヘッドホンの人体への影響


ただ、まぁ確定ではないし、微弱なモノすぎて、みんなあんまり気にしてない感じなのかな。
音がぶつかった辺りの温度が上がってたら、それはそれで面白いけど。


放射線の影響は?

headphones are safe because unlike cell phones they do not emit any radiation .
ヘッドフォンは携帯電話と違って放射線を出さないので、安全だ。


これはどちらかというと、携帯電話との比較上での話になる。
しかもヘッドフォンの話で、ノイズキャンセル特有の話ではない。


また、話の流れ上チェックしてみたが、「放射線が~」というのは、正直自分の実生活上の興味の範囲ではない。


一番それっぽいコトが書いてあったのは、以下。

speculates that the sound waves that cancel each other out may still transmit enough very low frequency vibrations to stimulate the balance receptors that are connected to the hearing hair cells in the inner ear.


これは打ち消し合った音の振動、非常に小さな振動が、三半規管?に誤った信号を伝えて、酔う/気分が悪くなる、ということが、一応ありえるかもしれない、という医師のコメント。
これは、統計や、実測を伴った調査などに基づいたものではない。
新聞のQ&Aコーナーに寄せられた質問への、1医者の解答。
テレビのコメンテーターが「(専門じゃないけど)○○の可能性はありますね」と言っているのと一緒なんじゃないかなぁ。
実質、何も言ってないのと同義というか。


ということで。


個人的には。
特に気にするべきレベルの調査は、まだないと思うので、ノイズキャンセルによる人体への影響みたいなのは、気にしてない。
今のところ。


話は変わるが。


逆に、不安障害・パニック障害については、ノイズキャンセルイヤホンが効くかも、みたいな話があるらしい。
不安障害の味方ーノイズキャンセリングヘッドホンのすすめ - NAVER まとめ



BOSE「QuietComfort 20i」の良い点、悪い点


まず、BOSE「QuietComfort 20i」については大満足している。


ノイズキャンセルの性能はすごい。
それはともかくとして、他はどうか?



スマホなしでもノイズキャンセル可能

まず、買ってみて分かった点として、ノイズキャンセル機能だけなら、イヤホンだけでOKということ。


つまり?


スマホに繋がず、単体でノイズキャンセルが利用できる。


これはこれで、便利。


騒音はカットしたいが、音楽を聴く気分でない場合もある。
そーゆー時に、スマホに繋がずに単体で使えるのは、意外と便利で、たまにやっている。



「StayHear+チップ」の密封感は素晴らしい


あの、耳に入れる部分。
↓の白い部分。


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これ、「StayHear+チップ」って言うらしい。


なんなのかよく分からないが、これは確かに着け心地がしっかりしている。
長時間使っても、疲れない。


気がする。
当方イヤーチップに詳しくないので、あんま他との比較はできない。


ちなみに、「StayHear+チップ」は購入当初からサイズが全種類ついてくる。
Sサイズとか、Lサイズとか、その人の耳の大きさに合わせて使える。
あと、紛失した場合は別サイズのが使える、という意味でもある(のか?)。


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ちなみに、「StayHear+チップ」は付属の専用ケースに収納できるようになっている。


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自分はこの専用ケースも使ってないが、持ち運びでケースを使いたい場合は便利かも知れない。


以下、逆に不満な点。



電池切れに気付かない


電池は16時間持つ。

約2時間の満充電で約16時間の連続使用が可能


しかし、実際はもうちょい少ない気がするな。


そして、充電するのを数日忘れていると、、、
もしくは、スイッチOFFにするのを忘れていると、、、


いつの間にか電池がなくなっている。


まぁ、これは自分が悪いんだけど。
ホントは電池が少なくなると、LEDの色が変わるので気付く。
ちゃんとそれをみてないとなぁ。。。


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コントロールボックスは微妙に邪魔


あと、あえて言うなら、やっぱ「コントロールボックス」が邪魔。
まぁ、別に良いというか、今は慣れたので気にならないけど。


そんな感じ。



まとめ


最初は、飛行機での利用がメインなのに、3万はちょっとなー、と思っていた。


しかし実際は、職場・電車の中といった、日常利用がメインユース。


このため、すごく使い倒しているというか、満足感は高かった。
毎日お世話になっている。


あと、ノイズキャンセリングによる「背景音の少ない世界」。
これはちょっと、面白い。


田舎の方に出かけても、風の音、草のすれる音、いろんな音がある。
環境音というか、背景音。
こーゆー音は、どこにいってもつきまとう。


「背景音の少ない世界」って、今までになかった新しい感じがするなぁ、と。
それでいて、人の声は割とクリアに聞こえる。


比喩的には水中で外部の音をきいている感じに近い?
しかし水中では雑音がきえるワケではないので、現象としては違う。


んー。


まぁ、アレだ。


ノイズキャンセルは面白い。
そして便利。


そう思いました。


その他。


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