「生命保険料控除」用に考える個人年金の東京海上「5年ごと利差配当付個人年金保険」

「個人年金」に加入すると、「生命保険料控除」がうけられる。
どの程度の節税になるか?
つまり、お得なのか?

人によるが、所得税と住民税を合わせて、、、
年間で約5000円~10000円だけ税金が安くなる。

という話が以下。


「個人年金」に入ると「生命保険料控除」による節税でいくら得するのか – やじり鳥

今回は、その続きにて。
メモ。

それで、結局どーゆー「個人年金」に加入すればよいか?

控除の上限を考えると、月額6700円程度。
つまり、年間の支払額が約8万円。

加えて、控除を受けるための条件は、、、

  • 年金受け取り開始までに、10年以上の支払期間があること
  • 年金受け取り開始は60歳からで、受け取り期間が10年以上か終身であること
  • 上の条件を含む、「税制適格特約付」であること

国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁

この条件に対応しており、1万円/月の支払いが可能な「個人年金」を探してみた。

ちょっと探して、以下の2つをチェック。

東京海上 5年ごと利差配当付個人年金保険
JA共済 予定利率変動型年金共済 ライフロード

参考にしたのはMONOQLOの保険ムック「保険完全ガイド」。

自分はコレを毎回買っていて、変遷も含めてチェックしている。
中身はあんま理解できてないけど、毎回楽しく読んでいる。
ただ、これに書かれてあることが、全てアレかというと、まぁ、何というかアレです。
必ずネットでも調べてからアレした方がよい。
結局、「自分に合うかどうか」は、自分にしか分からないと思うので。

それはさておき。

「完全ガイド」でオススメされていた東京海上「5年ごと利差配当付個人年金保険」。
それから、探してて見つけた、月額が安く始められるJA共済の「ライフロード」。

東京海上の方は資料請求したり、ちょっと検討していた。

f:id:tonogata:20150304073656p:plain

しかし、結局やめた。

なんていうか、税制適格でいうと「60歳まで支払いが必須」。
かなり長期間に渡って支払う必要がある。

そして、60歳前に解約とかすると、基本的には元本割れ。
つまり、解約はできない。
というか、しない。

得られるリターン(支払い総額に対して増える分)は、だいたい10%~20%。
シミュレーションはコチラ。
http://www.tmn-anshin.co.jp/kojin/goods_pension/nenkin/simulation/

20~30年とか貯め続けて、最終的に増える分は+10%~20%。

保険は、最終的な返戻値を複利換算して考えると良いらしい。

資産運用面から考える生命保険「予定利率」の問題点

個人年金で毎年1万円節税しよう ← 実は危険だよ!

なるほど。
そーゆーもんなんすね。

それで、、、
↑の場合、複利に換算すると、利差配当と節税分なしで、0.5%。
複利計算(利率) – 高精度計算サイト

んー。

なんというか、アレだなぁ。

解約できない数十年の支払いを開始するって、結構勇気いるなぁ。
リターンも思ったより大きくないし。

個人的には、決心つかないや。

そう思いました。

もうちょい良さげな商品が出るまで、様子見かな。

もしくは、保険完全ガイドにあったプルデンシャルの方とか?
リターン重視(リスクあり)とか。

なんか考えよう。


保険 カテゴリーの記事一覧 – やじり鳥

この記事を書いた人 Wrote this article

tonogata
TOP