仙台の極厚な「牛タン」を求めて、旅に出たの。

仙台に行った際に、牛タンを食った。


牛タンのことは、知らなかった。

タン塩の、延長上にあるもんだと思っていた。


しかし、そうじゃなかった。

全く別物だった。


美味しかったので、メモにて。



以下、行ったのは3店。

利久(仙台駅店)



人から、「厚めの牛タンが美味いよ」と聞いた。


ほう?

厚めの牛タン?


「舌」というのは、根元にいくほど厚い。

そして柔らかい。


逆に、先っちょの方は薄く、固い。


「舌」の根元の方の、柔らかいの。

そーゆー牛タン。


食ってみたい。

探してみると、仙台で数多くの店舗を展開している、「利久」で、極厚な牛タン、、、

その名も「牛タン極(きわみ)定食」。


「きわみ」・・・だと?

コレに違いない。

さっそく仙台駅内の「牛たん通り」にある店舗へ。


http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000097/



駅からアクセス良すぎる。

というか、駅の中。

まじ便利。


メニューを見ると、「牛タン極定食」を発見。

普通の牛タン定食より、ちょっと高い。


  • 1人前=3枚6切、2106円
  • 4枚8切=2646円
  • 5枚10切=3186円
  • とろろ小鉢=+200円



ぐぬぬ。。。

結構なお値段。


3枚(2106円)、4枚(2646円)、5枚(3186円)。

どれにしますか?


「せっかくだから気張りたい。肉の量を増やしたい。」

「あ、でも、待った。やっぱ一番高いのはちょっと・・・。」

あかん、迷う。

どうしよう、決めきれない!


そんな時は、おまかせください。

当方、引き際を知る男。

真ん中の「4枚」をチョイスして、あっさり解決。

なんとなくメニュー構成で「真ん中」に誘導されている気がするが、「引き際を知る男」はそんなことは気にしない。


しかし待て。

そもそもいいのか?

貧乏人のくせに、そんな高いランチを。。。

普通の「牛タン定食」なら、1600円で食えますよ。。。


カウンターでメニューを眺めながら自問自答するも、、、

もはや解は尽きた。

万策尽きた。


ここは流れに身を任せ、誘導されるがままに、、、

むしろ、それで開ける運もある(確信)。


「牛タン極定食」、4枚8切、2646円。

これで、いきましょう!


そして、なんとなく!

「とろろ」(200円)もつけましょう!


だって!

既に定食だけで2500円超えちゃってるし!

もはや何も怖くないから!!


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おおぅ。


きたコレ。


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まさに極(きわみ)。

ぶ厚い。。。

カットの仕方もあると思うが、それにしても厚い。


食べてみると、、、

ぷるぷるに柔らかい。

柔らかいのに、タン独特のコリコリした食感。

噛むほどに、味がしみ出る。


おぉ、おぉ、、、

ごめんなさい。

「焼き肉屋で食うタン塩の、ちょっと厚いヤツかな?」とか、ちょっと思っててゴメンナサイ。

全然、違う。

思ってたのと違う。

初めて食う、食感と味。


そうか、これが牛タンか。。。


感銘しつつも、止まらない。

ふぐぅ、ふぐっと、ひたすら食い進める。

たまに、テールスープをすすり、麦飯をはさみ、また肉に戻る。


ふとテーブルの端に目をやると、、、

勢いだけでつけちゃった「とろろ」(200円)。


とろろ。。。

「お前は正直、必要とされてない子だった」


一瞬、そう思ってしまった。

自分が恥ずかしい。

親として恥ずかしい。

せめて我が手で、、、と思いなおし、醤油をかけて混ぜてから、麦飯にのせた。



おぉ?


麦飯!

とろろ!

醤油!


牛タンを引き立てる、この三位一体!

合うやん。

めっちゃ、牛タンと合うやん。


その聖杯を左手に掲げながら、また肉に戻る。

ホグホグと食い進める。


いやー、美味い。

そして満腹。


マジ感動した。

伊達の牛たん本舗(仙台駅店)



「利久」で「牛タン極定食」にいたく感動した当方。

こーなると、他店の「極厚系牛タン」も試したくなる。


同じ仙台駅の「牛タン通り」にある、「伊達の牛タン」。

行ってみました。


http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000171/



狙いは、「極厚芯たん定食」、2000円。



「牛タンシチュー」にちょっと心が揺れたが、初志貫徹。

「極厚芯たん定食」で。


こちらの店内は非常にキレイで、カウンター席から目の前の厨房で肉が焼かれる様子がよく見れるようになっていた。

次々に焼き上がっていく牛タンに、心躍る。



お、きました。


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「利久」の方が厚いんだけど、こっちはさっぱり上品な焼き上がりというか、香ばしく美味い。

※若干お店の雰囲気で言っている


メニューで肉の量を増やせないが、この時はさほど空腹でもなかったので問題ない。

なんというか、ちょうどいいサイズ感。

女性の一人客とかも見受けられたのも、そーゆーことかもしれない。


お肉は、美味しい。

やはり美味しい。


また、空腹時にきてみたいな、と。

旨味太助



「旨味太助」は、「牛タン」発祥「太助」創業者のお弟子さん(かつ婿養子さん)のお店。

「味太助」の方は、創業者の息子さんのお店、らしい。

食べログのクチコミにそう書いてあった。


元祖系の味も食べてみたいな、と。

行ってきた。



http://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4000068/


入店して着席すると、

「何人前ですか?」

と店員さんから尋ねられた。


ここは昼の時間だと、基本的にみんな「牛タン定食」だからかな。

1人前と、1.5人前がある。


当然、1.5人前。

1950円。


お店は居酒屋のような雰囲気で、奥の座敷に通された。

土曜の14時くらいだったが、待たずに入店できた。

(席にはまだ余裕があった)


そして、やってまいりました。

1950円、ドジャーン!



肉は薄めながら、量が多くて、スゴクいい。

味がしっかりしてて、噛み応えもよく。


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テールスープにもお肉がゴロゴロと。

美味しいです。



全体的に、コスパの良さを感じた。

まとめ



牛タン、なめてた。

舌だけに。


個人的には、「利久」かな?

肉の量が細かく選べて、厚くて、とろろも美味くて。

また食いたい。


関東にも店舗があるんだけど、これはまた仙台に行ったときのために、とっておこうかな、と。


そう思いました。


仙台のソウルフード?「半田屋」。学食のような「安さ」と「量」の定食屋が最高だと思うの。


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