「沸騰ワード10」というテレビ番組があって、毎週録画して見ている。
一応コンセプトは「業界×流行×ドキュメント」の調査バラエティなんだけど、「旅行」関連の話が多いんですよね。
沸騰ワード10|日本テレビ
7/15(金)に放送された「沸騰ワード10」は、「空港サービス特集」。
ANA、JAL、キャセイの「ファーストクラスラウンジ」潜入取材が放映されていた。
(録画したのを昨日見た)
番組内で紹介された情報は、以下で見ることができる。
価格.com – 「沸騰ワード10 〜世界&アジアのベストアイランド(秘)潜入〜」2016年7月15日(金)放送内容 | テレビ紹介情報
話の中で、「ANAの最上級会員になると、エコノミークラスへの搭乗でも、ファーストクラスラウンジに入れる」という説明があった。
(ANAで言う「ANA SUITE LOUNGE」)
ここでいう「最上級会員」とは、ANA「ダイヤモンド会員」のこと。
「ダイヤモンドサービス」 メンバーの特典 | プレミアムメンバーサービス | ANAマイレージクラブ
そして、番組内では「例えば、台湾に年間で21往復すると、ダイヤモンド会員」という説明があった。
台湾、21往復。
番組で紹介したということは、スタッフがANA広報に確認した情報だろうか。
もしそうだとしたら、それはどの予約クラスを前提にしているのか。
ちょっと気になって。
これは、ANAのマイル・プレミアムポイント計算サイトで、確認できる。
ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション
さて。
ダイヤモンド会員になるのに必要な「プレミアムポイント」は、10万ポイント/年。
台湾21往復で、10万ポイントを超えるチケットの予約クラスは?
※同じエコノミーでも「キャンセル可」など細かいルールの違いでチケット料金が異なり、その違いが「予約クラス」と呼ばれる
※チケット代金が高いほど、たくさん「プレミアムポイント」がもらえる
積算率100%、予約クラスY/E/B/M。
この場合、「プレミアムポイント」は2,395(片道)。
往復で4790PPなので、21往復なら100590PPとなり10万超え、晴れてダイヤモンド会員。
ただ、予約クラスY/E/B/Mの台湾チケットは、最安で13.4万円。
http://www.ana.co.jp/book-plan/destination/international/fare/pdf/2016/SASIA.pdf
※運賃のみ、諸税別
台湾往復に、13.4万円のチケット。
21往復で、およそ300万円(税込)。
なかなかのゴージャスなエコノミーチケット。
社用であれば、「キャンセル可」「直前購入可」など自由度の高さを求めて、こうした予約クラスのチケットを買うこともあるのかもしれない。
ちなみに、通常の旅行で使う台湾チケット(ANA)の最安運賃は、3.5万。
これは、キャンセル不可、早期予約必須の、「割引料金」。
この最安の3.5万円(予約クラスS/積算率50%)の場合、「プレミアムポイント」は往復で1994PP。
ダイヤモンド会員になるのに必要な往復回数は・・・
50往復。
つまり、一般的な「旅行」の用途で買うのであれば、、、
×年間で台湾を21往復したら最上級会員
↓
○年間で台湾を50往復したら最上級会員
台湾、50往復/年!!
およそ200万円。
うーむ。
台湾往復だけで考えると、なかなか大変だな、こりゃ。
えーと、、、
なんだっけ。
そうだ。
なんで、番組紹介のサンプルが「台湾の21往復なのか」って話なんだけど。
・・・なんだったんだろうな。
なぜ「台湾」だったのか?
(公式情報なので、高効率ルートを案内するワケでもないと思うが、それにしても何故、台湾?)
ここで3択。
- 積算率100%で探して、キレイに10万PP近辺になるのが台湾だったから
- ソウルの倍程度にはPPが多く、香港の倍程度に便数が多く、女子受けも良さそうだから
- ハンサムのポルナレフは、突如反撃のアイデアがひらめく
まぁ、どれもありそうだな。
紹介するには、ちょうど良かったというところか。。。
積算率100%は、どうかと思うけど。
そう思いました。