年末3日間の期間限定運賃
ANAの期間限定運賃が出た。
おトクな運賃 国際線|ANA
年末の2017年12月24日~12月26日のみが対象。
期間が非常に短いので注意。
最低滞在期間は2日と少なめなので、「プレミアムポイントがちょっと足りない」という場合にはいいかもしれない。
しかし、PP単価はさほどよくない。
なお、期間限定運賃の場合のプレミアムポイントは、基本的にプレエコ以外は積算率が低くなってしまう。
座席クラス | 予約クラス | マイル積算率 |
---|---|---|
エコノミー | K,L | 30% |
プレエコ | E | 100% |
ビジネス | P | 70% |
まぁ、プレミアムポイント狙いならプレエコ、チケット代がいい感じならエコ・ビジネスでも・・・、という感じ。
ニューヨーク、メキシコ・カンクン
まずはニューヨークやメキシコシティ。
メキシコのビーチリゾート「カンクン」は、メキシコシティと同額でOK。
プレミアムエコノミー、予約クラスE(積算率100%)。
マイル等を使ってビジネスへのアップグレードが可能。
※2017年12月24日~12月26日(プレエコ)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
ロサンゼルス | 184,000円 | 16,920円 | 200,920円 | 11,716PP | 17.1円 |
ニューヨーク | 196,000円 | 16,920円 | 212,920円 | 14,246PP | 14.9円 |
メキシコシティ | 196,000円 | 10,870円 | 206,870円 | 14,806PP | 14.0円 |
今回の期間限定運賃の中では、メキシコが最も単価がよい。
とはいえ、14円だが。
カンクンに行く場合、メキシコシティでの乗り換えになる。
価格はメキシコシティと同額で、MEX-CUNはユナイテッド航空となるため、ちょっぴりPP単価は良くなる。
ビジネスクラスも設定されているが、それほど安くない。
また予約クラスP(積算率70%)となるため、PP単価はプレエコより悪くなる。
※2017年12月24日~12月26日(ビジネス)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
ロサンゼルス | 266,000円 | 16,920円 | 282,920円 | 8,441PP | 33.5円 |
ニューヨーク | 371,000円 | 16,920円 | 387,920円 | 10,212PP | 38.0円 |
メキシコシティ | 371,000円 | 10,870円 | 381,870円 | 10,604PP | 36.0円 |
まぁ、プレエコの方がいいかな。
ANA最長路線「メキシコシティ-成田」(14時間)、フルフラットのビジネスクラスは、なかなか良かったけど。
ANA最長路線「メキシコシティ-成田」(14時間)を、ビジネスクラス「BUSINESS STAGGERED」(B787-8/169席)で乗った感想
シンガポール、クアラルンプール
路線倍率が1.5倍となる東南アジア。
シンガポール・クアラルンプールなどに、ビジネスクラスの期間限定運賃が設定されていた。
予約クラスは「P」(積算率70%)のため、プレミアムポイントはさほど多くない。
少し高めのエコノミークラスと同じ(70%)。
※2017年12月24日~12月26日(ビジネス)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
シンガポール | 136,000円 | 8,700円 | 144,700円 | 7,755PP | 18.7円 |
ヤンゴン | 127,000円 | 8,810円 | 135,810円 | 7,066PP | 19.2円 |
クアラルンプール | 121,000円 | 7,880円 | 128,880円 | 7,810PP | 16.5円 |
シブい結果となった。
プレミアム・エコノミーの設定がないのがイタい。
昨年の10月には、同じく年末(12/24-12/27)に向けてプレエコの設定があった。
※昨年10月発売の期間限定運賃(プレエコ)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
シンガポール | 95,000円 | 5,300円 | 100,300円 | 10,736PP | 9.3円 |
ジャカルタ | 95,000円 | 3,840円 | 98,840円 | 11,636PP | 8.5円 |
デリー | 107,000円 | 8,330円 | 115,330円 | 11,768PP | 9.8円 |
ムンバイ | 114,000円 | 4,870円 | 118,870円 | 13,403PP | 8.9円 |
去年実績では、このあと12/6にもプレエコの期間限定運賃があった。
※昨年12月発売の期間限定運賃(プレエコ)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
バンコク | 112,000円 | 5,170円 | 117,170円 | 9,407PP | 12.5円 |
シンガポール | 99,000円 | 5,300円 | 104,300円 | 10,736PP | 9.7円 |
ジャカルタ | 126,000円 | 3,840円 | 129,840円 | 11,636PP | 11.2円 |
今年も同様に、12月に期間限定運賃がでるかは分からない。
ただ、今年の傾向をみていると、あんまり期待できないかな?
香港・台湾
香港・台湾のビジネスクラスも設定がある。
しかしPP単価はよろしくない。
※2017年12月24日~12月26日(ビジネス)
路線 | 運賃 | 諸税 | チケット代 | 獲得PP | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
香港 | 80,000円 | 8,290円 | 88,290円 | 4,628PP | 19.1円 |
台北 | 90,000円 | 5,630円 | 95,630円 | 3,593PP | 26.6円 |
まぁ、こんなもんでしょう。。。
2017年ANA期間限定運賃の状況
2017年のANA期間限定運賃でいうと、プレミアムポイントがいい感じにとれたのは下記1本のみ。
ただし、コレも最低滞在期間が長く、使いにくいチケットだった。
JALの方が、もうちょい良さげなチケットがちらほら出ている。
最近のANAはちょっとシブいなぁ、と。
そんな感じ。