ベトナムの中でも、ホイアンは特にバインミーのクオリティが高いと言われている。
そのホイアンの人気店、「Banh My Phuong」(バインミー・プーン)に行ってきた。
Banh Mi Phuong トリップアドバイザー
バインミーというのは、フランスパンを使ったベトナム風サンドイッチ。
自分も学生時代から、ベトナムではよくバインミーを食っていた。
あんまハズレもないし、美味いよね、と。
ただ人気店のため、店に行ってみると長蛇の列。
20人ほど並んでいた。
しかし、みなさんテイクアウトのようなので、「さほど時間もかからないかな?」と思い待ってみることに。
列がノロノロと進み、ようやく自分の番になった。
ローカルの人は、ショーケースに並んだ具材を指さして、サンドイッチの中身を注文している。
自分はメニューにあった「ミックス」(タップカム)を注文。
具材がいろいろ入ったヤツ。
お値段は、2.5万vnd、約120円。
安い。
まぁ。
普通に美味いかな。
ただ長蛇の列に並んでまで食うかは、微妙なところ。
というより、「ミックス」じゃなくてメインの具材が決まっているバインミーを注文すれば良かったかな・・・。
ミックスは具材がいろいろ入ってて良いんだが、イマイチ味の印象に欠けるというか。。。
もうちょい分かりやすいのを食えば良かった。
半年ほど前にハノイでバインミーを食べたが、個人的にはそっちが好み。
火で炙ったパンに、焼き鳥を挟み込むスタイル。
ジャンクな感じで、美味かった。
さて。
ホイアンの旧市街を離れ、そのまま歩いて散歩。
橋を渡ってカムナム島までやってきた。
ホイアン旧市街から歩いて渡れる島には、アンホイ島とカムナム島がある。
アンホイ島は旧市街と一体化しており立派な観光地だが、カムナム島は特に見るべきモノもなく観光客がほとんどいない。
そのカムナム島を、あてもなくフラフラと彷徨う。
「ホントに何もないな・・・」と思いながらトゥボン川沿いにでると、小さなカフェがあった。
「Đầu Làng Restaurant」
Google マップ
この日はとにかく暑かった。
日陰に入れるだけでもありがたい。
客は一人もいない。
中学生くらいの男の子が、一人で店番をしていた。
暑さで喉が渇いたので、アイスコーヒーですね。
指さしで注文、2.5万vnd(125円)。
そのうち男の子が、どこからかアイスコーヒーを持ってきた。
甘いコンデンスミルク入りのベトナム・コーヒー。
一口飲むと、生き返る・・・。
カラダに糖分が戻ってきた。
ほっと一息。
川越しに、観光客で溢れかえった世界遺産のホイアン旧市街を眺める。
ここは静かで、川辺に吹く風が気持ちいい。
お店には30分ほど居座り、地図を広げて次に行く場所を考えたり、本を読んだり。
旅行から帰ってきて思うんだが・・・
結局のところ、こういうお店が一番旅の印象に残るんだな。
静かで、いいお店でした。
そんな感じ。