会津若松「くるくる軒」
会津若松に旅行で行ってきた。
東京から新幹線(JRE POINT特典チケット)で郡山に向かい、そこから在来線で会津若松駅へ。

駅前の銅像が白虎隊でした。
白虎隊の自刃の地「飯盛山」も観光で行ったが、「白虎隊記念館」なんかはかなり見応えがあった。
記念館には、横山主税に幕府が発行したパスポートなんかも展示あり。
幕府が発行したパスポートとか、あるんですねぇ。。。
現地の展示解説曰く、「パスポートに『日本外国事務局』の記載があるが、当時そんな事務局は国内になく、海外でなめられないようハッタリで記載した可能性が高い」(笑)
それはともかく、会津若松ではレトロな町中華「くるくる軒」で2回ほどメシを食った。
くるくる軒(食べログ)

昭和57年創業ということで、超老舗ですね。
昭和・・・。
長年地元で親しまれているラーメン屋で、「あんかけ」系のメニューが推しのようです。
※会津地鶏あんかけらーめん、うまにらーめん
ラーメンは、660円~。


店内はカウンター席・テーブル席あり。
老夫婦が経営しており、いついっても客がいて、なかなか繁盛しているようです。
会津カレー焼きそば
会津では昔から「カレー焼きそば」が食われているらしい。
会津カレー焼きそば(wiki)
ただ実際にカレー焼きそばを食える店を探してみると、それほど多くない模様。
そんな中、割とアクセスしやすい場所にあった「くるくる軒」のメニューにカレー焼きそばがあるのを知り、早速行ってきたというワケ。
ということで、「カレー焼きそば」(800円)。

「焼きそば」として香ばしく炒めた塩味の麺に、パリッとしたキャベツ・豚肉など焼きそばの具。
ほんのりスパイシーでとろっとした家庭風「カレー」に、柔らかく煮込まれた牛肉・にんじんなど。
両方の具が、しれっと「普通に」入っている。
そして、美味い。
びっくりしちゃう。
なぜ美味い(笑)
焼きそばの麺に、カレーがよく絡む。
一方、カレーの具は柔らかくて抵抗ゼロなので、スルッと口にはいる。
そこに焼きそばキャベツの歯応えも加わり・・・。
「違和感ない」のが逆に違和感で、ちょっと頭が混乱するぜ。。。
「カレーラーメン」とか「カレー味の焼きそば」とは、全く異なる食感。
あえて言うなら、学校の給食で食ったソフト麺をリッチ&スパイシーな大人バージョンにした感触?
ちょっとジャンクな感じで、好きなタイプだ。
なお、餃子(400円)もつけたが、これも美味かった。
具がシャキシャキ&ジューシーで、相当レベル高い。
皮も餡も手作りだそうです。

会津牛乳ラーメン
会津と言えば喜多方ラーメンだが、牛乳を使ったラーメンを食える店も少しある。
くるくる軒にも「会津牛乳ラーメン」(750円)なるメニューがあったので、食ってみた。

見た目の通りコンポタなんだけど、コンポタとはちょっと違う。
やはり出汁が効いてるのと、もう少しミルキーな感じ。
これまた不思議な感触で、美味かった。
ツルツルな中華麺をすすると、うーん、これはコンポタじゃないな、と。
シャキシャキの葉物と一緒にいただくと、ますますコンポタ感が遠のき「ミルク・ラーメン」感が前面に。
でも、丼の底にコーンがたっぷり溜まっており、穴あきレンゲですくって食べてると「あー、これは完璧にコンボタだな」と(笑)
「コンポタ」ってイメージとはちょっと違うんだが、やっぱりコンポタだなっていう、すんません、良く分からないです。
パスします(1回目)。
でも最後まで美味しくいただける1品でした!!
なお、半チャーハン(400円)もつけたが、これまた美味しかった。
シットリ系で、味が染み込んだチャーハンです。
これは、良いチャーハン。

ほい。
そんな感じ。