全国旅行支援でコロナワクチン接種証明が不要に(2023年5月8日から)

コロナワクチン接種証明が不要に

2023年5月8日から、新型コロナウイルスが5類感染症に移行する予定。
それに合わせて、全国旅行支援の利用条件において、コロナワクチン接種証明や陰性証明が不要になるとのこと。

観光庁長官の記者会見で、その方針が明らかになっている。

全国旅行支援におきましては、基本的対処方針を踏まえまして、旅行の安全安心を確保する観点から、ワクチンの3回接種または陰性の検査結果をその利用条件としています。
この新型コロナウイルス感染症の取り扱いにつきましては、1月27日の新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、厚生科学審議会感染症部会の意見を聞いた上で、5月8日から5類感染症への移行と、これに伴う基本的対処方針の廃止という方針が示されています。
このため5類への移行が確定し、そして、基本的対処方針が廃止された場合には、お尋ねいただきました全国旅行支援の利用条件を廃止する予定としております。

観光庁長官記者会見

そうなると、ホテルのチェックイン時にワクチン・アプリを提示しなくてよくなりますね。
チェックイン・カウンターの混雑が、多少緩和されると良いんですが。
制度利用の書面記入は残る気がします。

コロナワクチン接種証明 アプリ

また利用条件からワクチン条件がなくなるので、何らかの事情でワクチン接種してなかった人も、制度利用がしやすくなる面もありそうです。

全国旅行支援の実施期間など

観光庁長官の記者会見から、その他の情報についてピックアップ。
記者からの質問に答えて、以下について触れられている。

  • 全国旅行支援の実施期間は決まっておらず、都道府県側ので「予算ある限り」
  • 3月時点では11都道府県が「6月30日まで」と発表、県によっては7月まで続く場合も
  • 個人旅行については初夏頃まで、そして団体旅行につきましては更に長期に実施ができる見込み
  • 現在は全国旅行支援を実施中で、GoToトラベル事業の再開予定は特にない

そういや「GoToトラベル」というのもありましたね。

GoToトラベルは全県で同じ条件だったが、全国旅行支援では県側で実施内容や期間を決めている。
当時、感染者数の推移で県によっては旅行自粛の動きがあったりしたもしたので、県側で決めて動く感じでスタートしたのが、全国旅行支援だった記憶。

制度としては一応別モノになるワケだが、全国旅行支援とは別にGoToトラベルを再開するということは、なさそうですね。
昨今の情勢をみるに。

ほい。

そんな感じ。

この記事を書いた人 Wrote this article

tonogata
TOP