楽天カードのプライオリティ・パス
「楽天プレミアムカード」には、プライオリティ・パスが付帯する。
プライオリティパスがあれば、世界中の空港ラウンジが無料で使える。
楽天プレミアムカードは年会費が1.1万円と高いが、個人的にはプライオリティ・パスのために継続して所有している。
楽天には「楽天ゴールドカード」(年会費2200円)というカードもあるが、楽天プレミアムカードとの差は、実質「プライオリティ・パスの有無」くらいだったりする。
付帯するプライオリティ・パスのプランは、「プレステージ会員同等」。
「同等」という説明がちょっと気になるところではあるが、プレステージ会員を公式から申し込むと、年間429ドルではある。
楽天プレミアムカード会員様は、プライオリティ・パスの提供プランの中でもランクの高い、プレステージ会員同等のサービスが受けられます。
https://www.rakuten-card.co.jp/overseas/privilege/lounge/overseas/
公式から申し込んだ場合のプライオリティ・パスと、楽天カード付帯のプライオリティ・パスの違いとしては、楽天カード付帯の場合は「デジタル会員証が使えない」というデメリットがある。
カードを持ち歩かなくても、スマホの画面が会員証になるというヤツである。
ちなみに、年会費の高いアメックス・プラチナに付帯するプライオリティ・パスなんかだと、デジタル会員証が使えるらしい。
ただアメックスはアメックスで、「空港レストランでのプライオリティ・パス利用は対象外」という独自の制限があり、全面的に「良い」とも言えない状況ではある。
日本のアメックス付帯のプライオリティパスでも、2019年8月から「ぼてぢゅう」など空港レストランが対象外に
※プライオリティ・パスは空港レストランでの割引機能もある
プライオリティ・パスの更新
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスについては、クレジットカードとは別に別途申し込みが必要となる。
申し込んでもらえるプライオリティ・パスの有効期限は2年間。
自動更新はされないため、期限が切れたら改めて楽天カードのページから申し込みが必要となる。
プライオリティ・パスは申し込みから2週間で、簡易書留で送られてくる。
申し込み時の「お申し込み理由」は、「有効期限切れ」。
なんていうか、いちいち申し込まなくても自動更新して欲しいところではあるが、まぁプライオリティ・パス側との連携とか、なるべく利用者数を減らしたいとか、なんらか理由があるんでしょうね。
分かんないけど。
「空港ラウンジ」ビジネスの舞台裏。ラウンジ会社がプライオリティ・パスや航空会社に請求する料金など。
2020年版のプライオリティ・パス
新しいプライオリティ・パスが、ようやく手元に届いた。
デザインは、前回から変わってないですね。
裏面には、新しくCollinson Group(英)のロゴが追加されていた。
プライオリティ・パスの運営会社ですね。
「アプリをダウンロードして、最新のラウンジ情報を」というコメントも追加されていた。
アプリでラウンジ情報を取得すると、以降はオフラインで表示出来るようになる。
そのほか、空港内でのナビゲーション機能も用意されている。
(オフラインでも、GPSが取得できていれば機能する)
プライオリティ・パスのアプリで、成田空港内の屋内ナビゲーション機能が利用可能に
ちなみに、アプリを利用する際にはアカウントを作っておくとよい。
https://www.prioritypass.com/ja/login
ログインした状態であれば、ラウンジ以外のレストラン割引や免税店割引が「オファー」として表示される。
プライオリティパスが空港内免税の小売店での割引も開始
ただし、日本国内でオファーがあるのは、ぼてじゅう系の店くらいですね。
今のところ。
あと、プライオリティ・パスを更新すると会員番号が変わるので、そのたびにアカウントを作り直す必要がある。
ちょっと面倒ですね。
ほい。
そんな感じ。