道後温泉「道後御湯」
愛媛は松山、道後温泉の「道後御湯」に泊まった。
道後温泉「道後御湯」
全室に露天風呂があり、かつ、最上階にも露天風呂がある。
都市型「屋上露天風呂」愛好家として「いつか泊まってみたい」と思っていたが、今回ようやく念願叶った形。
高いので1泊しかしてないけど。

場所は、道後温泉から徒歩4分。
夜になるとオレンジ色に妖しく輝く外観だが、これ、灯りが零れる「すのこ」の後ろは客室ごとの露天風呂となっている。
※下からは中が見えないように、板の角度が調整されている
建物に到着すると、スタッフが5,6人、入り口前で待機している。
近づくと「いらっしゃいませ」と誘導され、フロントを通り過ぎ、そのまま部屋でのチェックインへ。
やべぇ。。。
無理に高い金を払って、場違いなトコに来てしまったか?
と、まぁ高級感に溢れる宿だったが、泊まってみた感想としては…
最高だった。
やっぱ小さくとも部屋に露天風呂(温泉)があると、いいですねー。
最上階の露天風呂はちょっと拍子外れだったが、同じく最上階のラウンジ・テラスはなかなか良かった。
道後温泉が近いので雰囲気あるし、商店街が近くてロケーション的にも最高。
ということで、早速みていきましょう。
れっつらゴー!!
プレミア和洋室(露天風呂付き)
今回泊まった「プレミア和洋室」は58㎡。
ちょっとしたホテルならスイートルーム級の広さですね。
(ちなみにこのホテルのスイートは77㎡)
まずは右側にフローリングのベッドルーム。
小さいながら、デスクもある。

正面の部屋は、畳にソファ、液晶テレビ。
障子を開けると、テラスに椅子が2脚。

寝室がフローリング+ベッドで、リビングの方が畳っていう。
この感じ、寛げますねー。
風呂の入口は、シャワー・ブースから。
木製の椅子と桶から漂う木の香りがハンパなく、この時点で高級感あり。

さらに進むと露天風呂。
正面の簀の子は角度がついており、上下からは外が見えないが、湯船に浸かると前方に景色が広がる。

湯温は42℃に設定されており、フロントに頼めば温度変更は可能。
自分は42℃でちょうど良かったので、そのままにしておいた。
ちなみに夜は、夜景がキレイです。
遠くにライトアップされた松山城も見える。

あと、↑のようにテラスとの仕切りはスライドして開けられる。
「露天風呂 → テラスの椅子で休憩」を無限ループできるのが、最強でした。
テラスで酒を飲んだり、プリンを食ったりしつつ、思うがままに露天風呂…。
さて。
その他の設備情報。
客室内の冷蔵庫、みかんジュースなどが入っており、全て無料。

部屋に置いてあるコーヒー・お茶も、ちょっと「ワンランク上」な雰囲気。
個人的には、シューケアのセットが置いてあったのが、嬉しいですね。
玄関に佇んで革靴を磨くのって、なんか落ち着くんですねー。

道後温泉が徒歩4分ということで、お出かけ用の浴衣や外風呂セット(巾着付き)も置いてありました(足袋・履き物もアリ)。
自分は別日に道後温泉に行ってたので、外の風呂は使わなかったですが。

あと、トイレは近づくと自動で便座の蓋があがる、高級仕様だった。
さすが高級宿は便座も違うんだな、と思った次第。
大浴場とスカイラウンジ
このホテルには最上階に大浴場があり、さらに露天風呂もある。

景色の方角的には、部屋からの眺望と同じ。
ただしこちらは最上階なので、その分だけ眺めは良い。
露天風呂はというと…
1~2名サイズの、小さな露天風呂が用意されていた。
部屋の露天風呂よりは大きいが、このサイズ感かぁ~と思ったが。。。
みなさん部屋の風呂を使うので、こっちは他の客を一度も見かけず。
独り占めで、ラッキー(笑)
ただし。
この大浴場の露天風呂は前面が磨りガラスになっており、湯船に浸かると眺望が得られない仕組み。ガックシ。
最上階には「スカイラウンジ」もある。
こちらもまた空いていたが、かなり落ち着ける感じでグッド!!

フリードリンクも用意されていて、コーヒー牛乳とみかんジュース。
超ラブリー。

ラウンジの隣は、屋上テラス(展望デッキ)。
テーブル・椅子もあり、風が気持ちいい!眺めもいい!!
湯上がりコーヒー牛乳が捗ります。

ライブラリーラウンジ
こちらのホテルには、ラウンジがもう1つある。
1階の「ライブラリーラウンジ」ですね。

本を読みながら、座って無料のコーヒーがいただける。
セルフサービスですが、コーヒーカップの焼き物がキレイだったのが印象的。

ちなみに本は、絵本や雑誌、あとは松山関連として「坂の上の雲」とか「子規全集」などがありました。
子規と言えば、この宿からあるいてスグのところに「子規記念博物館」がある。
あと同じく近場の道後温泉「椿の湯」の湯釜には、子規の句「十年の 汗を道後の 温泉(ゆ)に洗へ」が刻んであり、湯船に浸かりながらその句を眺めるに、いや、これは全く、名句だなぁ!と思うのであります。
朝食
最後は、朝食について。
朝食会場は広く、緑も垣間見える。

いただいた朝食一式はこちら。

- みかんジュース飲み比べ
- 鰆の幽庵焼き
- 内子産卵の出汁巻き
- 宇和島・安岡蒲鉾の、じゃこ天
- 浜千鳥と小玉こんにゃくの甘辛炊き
- 牛肉ときびなごのレモン酢漬け
- 冷や奴・まぐろねぎたたき・青菜のお浸し・明太子・昆布佃煮
- 県内農家の野菜サラダ
- 伊予のお味噌汁(愛媛県産はだか麦のあわせ味噌)
- ご飯(県内コシヒカリ)・お漬物
- 旬の果物
じゃこ天を炙るためだけに七輪も用意されてました。
詳しいことは良く分からんが、1つ1つ「いいモン使ってるな!」という感じで美味かったですよ。
眺め、いいし。

ほい。
そんな感じ。