なぜサムソナイトはTUMIを買収したのか?

スーツケース大手のサムソナイトが、高級バッグのTUMIを買収したというニュース。

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なぜ「サムソナイト」は、「TUMI」を買収したのかな?と思って。

メモにて。


関連ニュースで、内容が濃かったもの。

In the Bag: Samsonite Confirms Deal to Buy Tumi – WSJ


もともとサムソナイトは、米連続テロの後で旅行需要が落ち込んだ時の反省から、旅行バック以外の売り上げ比率を50%以上に引き上げようとしていたらしい。

サムソナイト、米高級ビジネスバッグのトゥミ買収 :日本経済新聞


サムソナイトは、「グレゴリー」を傘下におさめるなど買収を加速。

また同時に、旅行需要の高まるアジアに向けて、低価格の「アメリカンツーリスター」、ミドルの「サムソナイト」、ハイエンドの「ハートランド」とマルチブランドを展開、アジアでの売り上げを伸ばしている。

日本でも絶好調らしい。

サムソナイトが、日本市場での売上高を拡大させている。この5年間で21億円から63億円と3倍増だ。

意外なのは、このうち40%をノントラベル商品で稼いでいることだ。

(中略)

旅行カバンが主力ビジネスであることは間違いないが、旅行需要に左右されない経営体質の構築を目指している

脱「旅行カバン」! サムソナイト“アジア攻略”の深謀遠慮 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


北米以外での売り上げが68%を占め、グローバル展開が順調なサムソナイト。

一方のTUMIは?


TUMIは高級バッグとして確固たる地位を築きながらも、売り上げの68%が北米

グローバルに伸ばしていかないといけない。

世界中に拠点と販売網、ノウハウを持つサムソナイト・グループに加われば、グローバルへの道がひらける。

買収後も、TUMIのブランドがなくなることはない。


サムソナイトのメリットは?

ハイエンドに強いブランド、それもビジネスバッグなど旅行バッグ以外にも強いブランドが手に入る。


ここまで。


サムソナイトといえば、日米ともにスーツケースを愛用するトラベラーが多い(↓)、メジャーなブランドですね。

自分も初めて買ったスーツケースは、サムソナイトだった。

トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス 旅行者のお気に入り 2015」発表。去年版や米版との比較。 – やじり鳥


昔のサムソナイトは、日本では「エース」(プロテカ/エースジーン)がライセンス契約して展開していた。

2004年にライセンス契約を終了し、自社展開に切り替え。

サムソナイト – Wikipedia


それで思い出したんだけど、エース。


今年に入ってからティザーサイトで「2月、新生エースジーン スタート」と宣伝していた。

なんだろうな、と思ってたんだけど。

2月になってみると、レーベルが新しくなってた。

ace.(エース)公式サイト [エース株式会社の総合バッグブランド]


「エースジーン」



「ace.」(エース ドット)

  • ace.tokyo(トーキョー・レーベル)
  • ace.gene(ジーン・レーベル)



「ace」の後に「.(ドット)」が続く。

ブランドコンセプトは、

「join the dots.」(道は、続く)

だそうです。

カッコイイすね。


新しく出た商品的には、「ace.(TOKYO)」の「パリセイドZ(05582)」とか。

奥行き23cmなど、希少なLCC持ち込みOKなサイズ感がいい感じだと思いました。

05582|Palisades-Z(パリセイド Z)|製品情報|ace.(エース)公式サイト [エース株式会社の総合バッグブランド]


LCCや100席未満の「機内持込」可能サイズ制限と、適合サイズのスーツケース一覧


しかし当方、そうじゃなくて。

「プログリットSi」の3wayが欲しい。

出さないかなー。


話がそれた。

サムソナイトとTUMIの話だった。


まぁいいや。


そんな感じ。


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