アメリカのプリペイドなトラベラーSIM「ZIP SIM」を、SIMフリーのiPhoneで使う。設定作業が不要の簡単SIMだった。

ニューヨークに行った際に、現地でのネット接続用にプリペイドSIMを購入した。

AppleStoreで購入した、SIMフリー版のiPhone6sで使用。


なかなか便利だった。

結果から言うと、設定作業一切なし、SIMカードの挿入だけで、現地で使えた。


使ったSIMは、「ZIP SIM」(旧「Ready SIM」)。

というか、アメリカのトラベラーSIMは、実質コレしか選択肢がない模様

※「Ready SIM」が2016年4月より「ZIP SIM」に名称変更

※2016/11/23追記

ニューヨークやハワイで、以下のSIMが便利と情報いただいきました。

コメント欄を参照。

米国ハワイのプリペイドSIM、アイランドコロニーバケーションレンタル:iSoon Corporation

自分が購入したのは、以下。



注意点として、「ZIP SIM」は日本にいる間に買っておく必要がある。

空港(JFK)では基本的にSIMを売っていないのと、街中でやるのも大変そうなので、事前入手。


SIMは、

  • データ通信+SMS
  • データ通信+SMS+通話

の2系統。


更に、データ通信の容量が

  • 1GB版
  • 2GB版

とある。


差額は600円程度なので、「2GB」でいいんいじゃないすかね。もう。


届いた製品が、コチラ。



日本語のマニュアルが入っている。

別途、HPでも同内容が案内されてるけど。


プランを開始するには

1.お客さまのロックフリー端末にZIP SIMを挿入してく ださい。

2.プランは直ちに自動的に有効になります。アメリカの電話番号をテキストメッセージでお送りします。

3.お客さまの端末のAPN設定をwholesaleに変更してください

How to Activate Your ZIP SIM Plan in the USA – ZIP SIM


設定が必要になるのは、APN設定のみ。

「wholesale」にする必要がある。


ただし。


HPには記載がないが、同梱のマニュアルには、

「SIMを挿入後に、8分間なにもしなかったら、勝手に開通するよー」

とある。




※通話が可能なプランではないが、SMS付きなのでSMS用の電話番号が自動で付与される

※市外局番が関係するが、どうせ電話番号は使わないので気にしない


なんだ。


それでいいじゃん。


とりあえず、ニューヨークに向かう飛行機内で、SIMカードを入れてみた。


SIMのサイズは、標準SIM・マイクロSIM・nano SIMに対応。

つまり、全部対応。



どういうことか?

カードにはめられている型枠をプチプチと取り外すと、お望みのサイズになるのである。



まずは、SIMを取り出す。

この段階は、標準SIMのサイズ。



iPhoneは「nano SIM」(一番小さいの)なので、型枠を最後まで取っ払う。



これでSIM側は準備OK。


次はiPhone本体からSIMを取り出す。

自分はいつも、クリップで代用。

※本体横の穴をクリップで押すと、SIMの台座が出てくる



「ZIP SIM」を台座にはめる。

あと、入っていたSIMは帰国後に使うので、紛失しないようにとっておく。



そして、「ZIP SIM」を挿入。



この時点では、飛行機の中で機内モード。

まだ使えない。


空港に到着後、SIMの存在を忘れていたら、いきなりSMSがきた。



自動送信のウェルカムメッセージと、「お前のSMSの電話番号はこれな」というヤツである。

なんかリプライしろとあるが、放置しておいた。


アンテナピクトを見ると、「ZIP SIM」になっていた。



その後、普通にインターネットが使えた。


ちなみに、自分が購入したのはデータ通信+SMSだけだが、なぜか米国内の通話も使えた。

無料分とかついてるのかな?

※クレカとかは別に登録してないので、後から請求される恐れもないし。。。


Uberで、電話着信を受け取って、少し話したんだけど。


なんだったんだろうな。


うーむ。


そんな感じ。


アメリカの「ESTA」(エスタ)は72時間前までに申請し、忘れず「申請番号」をメモしておく。

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