スマホ越しに見ると英語が日本語に置き換わるリアルタイム翻訳、「Google翻訳アプリ」の「Word Lens」を海外旅行で使う。



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「Google翻訳」アプリの「Word Lens」機能とは

スマホアプリ「Google翻訳」で、「Word Lens」機能が日本語対応となった。

(英語から日本語へのリアルタイム翻訳に対応した)

Google Japan Blog: スマートフォンをかざして翻訳 — Word Lens 日本語版登場

これはスマホカメラを使った、リアルタイム翻訳機能。

↓みたいにスマホカメラに写ってる光景に英語があると、ディスプレイ上では日本語に置き換えて表示される。

(例)Exit→出口

カメラで撮影する必要はなく、ただカメラをその方向に向けるだけで、全てが翻訳されて見える。

リアルタイムで現実が塗り替えられて「翻訳」されるという、かなり未来な機能だ。

これは海外旅行中にかなり使えるのでは?と思い、ちょっと機能をチェック。

早速海外で試したいところだが、今は日本にいる。

そこで、過去に海外で撮った写真をPCに表示し、それをアプリで読ませて試してみる。

レストランの英語メニューを翻訳してみる

まずは、レストランのメニュー。

英語メニューだと、メニュー名で中身が分からない。

大問題。

さらに、非英語圏の国で現地語のメニューしか置いてないと

「イングリッシュ・メニュー、プリーズ!!」

と威勢よくウェイターに頼むんだが・・・

渡された英語のメニューも「さっぱり意味が分からない」という。

かなり恥ずかしい思いをする。

ノー・モア・英語メニュー。

この悲劇を繰り返してはならない。

早速、試し台となるサンプル・メニュー、、、

カマン!!

去年行った、バリ島の「インターコンチネンタル バリ リゾート」

プール脇に見える、かやぶき屋根の建物がレストラン。

店に入ると、英語メニューが渡されました。

どうしましょう。

テッテレー♪

「ワード・レンズぅ~!!」



※左が実際の英語メニュー。右がスマホ越しに見るメニュー(自動で日本語に置き換わっている)

グッド!! (ダニエル・J・ダービー)

「Grouper」って、「ハタ」なのね!!

当方、英語ダメなので知らなかったよ。

その他、鯛や海老、イカなども、バッチリ翻訳されている。

これは便利だ。

なお、実際の旅行中には、チキンのチーズ・カツレツを頼んだ模様。

※なぜなら、「チキン」という単語なら判別できたから

※こうして旅行中の食事はチキンかビーフに偏っていく


さて。

もう1軒チャレンジ。

ニューヨークのホットドック・チェーン店で最も有名な「ネイサンズ」。

本場のホットドッグを食べ比べした際に行った時のメニュー画像。



まぁ、ホットドッグの英語メニューはシンプルなので、別に困らなかったんだが、、、

サンプル画像として、一応チェック。

テッテレー♪

「ワード・レンズぅ~!!」



惜しい!!

「犬」じゃないんだなぁ。。。

「ホットドッグ」は翻訳できるのに、「チーズドッグ」はダメなのか。。。

さらに「チリドッグ」に関しては、最初から諦めている模様。

(英語のまま残っている)

他の画像でも色々試してみたんだが、どうも「シンプルな単語」なら翻訳できるが、ちょっと凝った名詞とかだとダメらしい。

街中の観光案内(英文)を翻訳してみる



街中の観光案内や説明書きなどの文章はどうだろう。

ちょっと試してみる。

まずは、NYCのブルックリンで見つけた、公園の由来説明。

「コーヒーキング」という単語が目にとまって、読もうと思ったんだが、、、

残念ながら、英語の長い文章は読む気がしない。

そこで・・・

テッテレー♪

「ワード・レンズぅ~!!」

うん。

ちょっと難しかったかな。

もうちょっと、シンプルなヤツで行ってみよう。

場所を変えて、フランスのパリ。

「ルーブル美術館」では、「ミュージアムパス」を持っていると優先入場ができる。

ただ、その優先入場の入口はどこにあるのか・・・。

ちゃんと英語でも、案内看板がある。

(フランス語との併記)

これは短めの英文だから、いけるかな?

テッテレー♪

「ワード・レンズぅ~!!」

うん。

文章は、ちょっとアレなんだな。

(コレ以外にも色々試してみた)

だいたい分かってきた。

まとめ

単語なら、いける。

文章は、ちょっとキツいのかな?

ただ、英語メニューの単語が分かるだけでも、だいぶ便利だ。

超便利。

今までのGoogle翻訳だと、

  1. スマホで写真を撮る
  2. その写真上で、翻訳したい文字列を指でなぞる
  3. 翻訳される

というステップが必要だった。

つまり、自動的なリアルタイム翻訳ではない。



手順が面倒なので、アプリを起動しない。



とりあえず「チキン」という単語が入ってるメニューを頼む

それが今回、「Word Lens 機能」の日本語対応によって、、、

(ほぼ)アプリを起動するだけで良くなったのだ。

超、手軽。

文章の翻訳がアレなのは、小事。

この手軽さが、相当イイ。

と、個人的には思いました。


ちなみに、「Google翻訳」アプリ自体は、103言語に対応している。

しかし、「Word Lens 機能」で日本語にできるのは、現状では「英語のみ」

本当は英語じゃなくて、フランス語とかスペイン語とかタイ語とか中国語とか、そーゆー言語に対応だと有り難いんだが・・・。

まぁソレはバージョンアップに期待するしかないかな、と。


「Word Lens」の使い方



ついでに、使い方。

まずは、アプリをダウンロードする(もち無料)

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アプリを起動したら、「英語」→「日本語」にして、「カメラ」ボタンを押すだけ。

カメラ起動中に「目」ボタンを押すと、「Word Lens」をon/offできる。

ちなみに「Word Lens」中は、リアルタイムに単語が翻訳されるが、何パターンかの候補でチラチラと翻訳が切り替わる。

一時停止ボタンで、このチラチラを止めることも可能。

あと、日本語をあらかじめダウンロードしておくと、海外ではオフラインでも利用可能。

そんな感じ。

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