飛行機内で装着中のヘッドフォン(バッテリー)が発火して、顔にやけどを負う事故



News: Battery explosion mid-flight prompts passenger warning

北京からメルボルンに向かう長距離フライト。

乗客が装着していたヘッドフォンが発火してしまったそうです。

https://japan.cnet.com/article/35098184/

(音楽を聴きながら?)機内で寝ていると大きな爆発音がした。

顔が焼けるように熱い。

手を顔に当てるとヘッドフォンは首にずり落ちたが、まだ熱い。

ヘッドフォンをつかんで、床に放り投げた。

ヘッドフォンは、床の上で火花を散らしている。

駆けつけたCAが、水をかけて鎮火。

結局乗客の女性は、顔・首・唇・手などに「やけど」を負った。


詳細のソースは、「豪運輸安全局」(ATSB)のページにて。

News: Battery explosion mid-flight prompts passenger warning


ヘッドフォンが発火するとは、どういうことなのか。


そのヘッドフォンは乗客自身の持ち物で、バッテリーで動作するモノだった模様。

「her own battery-operated headphones.」

「本体にバッテリーを内蔵している」という意味で、ワイヤレス・タイプのヘッドフォンとみられています。

またしても、リチウムイオン・バッテリーの発火問題でしょうか。

サムスン「GalaxyNote7」がバッテリー爆発多発で、国土交通省が機内持ち込みの取り扱い制限


ただ、このヘッドフォンのブランド/メーカーの名前は明かされていない。

GIZMODEみてたら、以下のような話があった。

「豪運輸安全局」(ATSB)は「The Daily Mail」に、「ブランド名は重要じゃない」(it wasn’t important)って言ってるけど、普通に必要でしょ・・・

(中国-メルボルンのフライトなので) 中国で買ったノーブランドの安物だったのか、名の知れたメーカーのモノだったのか。



※「it wasn’t important」=リチウムイオン・バッテリーを含む製品は、製品の種類やブランドを問わず、常にそういう危険性を孕んでいるから、ということかな・・・

This Is What Happens When Your Headphones Explode on an Airplane


装着中のヘッドフォンが発火するとか、悪夢にもほどがあるので・・・

ぜひともメーカー名は明かして欲しいところですが。


まぁ、「リチウムイオン・バッテリーは、発火する危険性を孕んでいる」と考えておかないといけないんでしょうね。

正直、「ヘッドフォンが発火する」とかあんまきいたことないので、よっぽど安物でなければ、、、という気がしますが。

もしくは、外部からの圧力でハードが損傷を受けている状態でなければ。


さて。


自分が飛行機内で使っているのは、BOSE「QuietComfort 20i」。

これはワイヤレスではなく、コントロール・ボックスにバッテリーが入っているタイプ。

(ノイズキャンセリングのためにバッテリが必要)



BOSE「QuietComfort 20i」を3ヶ月使ってみた感想。「ノイズ・キャンセリング」は、職場/電車/飛行機で、大活躍しすぎてヤバい。 – やじり鳥

ワイヤレス版の新型「Bose QuietControl 30」がある。

ちょっと欲しいな、と思ってたんだけど・・・。

※首のところにバッテリーがくる感じか・・・

こういう話を聞くと、ちょっと日和っちゃうな。

まぁ。

そこまで気を遣わなくていい気がするんだけど。

やっぱ今回のニュース、ブランド名とか明かして欲しいよなぁ。。。

そう思いました。

勝手にビジネスクラス席に移動した客が逮捕された。その事例から学ぶ、飛行機と重心と墜落の関係

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