日本の東京が、英「Long Haul Holiday Report 2017」ランキングで「物価の安い長距離の旅行先 No1」に輝く

イギリスの「Long Haul Holiday Report 2017」で、日本が1位になったと聞いて。

これはイギリスからみた「ちょっと遠くの旅行先」の中で、物価の安い国ランキング
対象は、欧州以外の観光地/首都の30都市(国)。

この調査結果は英「Post Office」が発表しており、今年で10年目。
内容については、旅行予約サイト「travelbag」(英)が調査している模様。

ランキング(pdf)はコチラ。
http://www.postoffice.co.uk/dam/pdf/413589_TM_Long-haul-report_A4.pdf

昨年1位のケープタウンを打ち負かして、東京が「物価の安いロングホールな旅行先」No1に、初めて選出された。
東京の物価は1年前から23%も下落し、最も物価の高いリオデジャネイロの1/3程度という安さ。

ずばり、レポートの表紙を飾る写真をみて分かる通り。
マウント富士を擁する、我らが「Land of Rising Sun」(日出ずる国)が、第1位である。

ニュースリリースはコチラ。
‘Land Of The Rising Sun’ Tops Long Haul Holiday Value Chart

ロンリープラネットによる関連記事はコチラ。
https://www.lonelyplanet.com/news/2017/09/20/worlds-cheapest-long-haul-destinations/

指標は「物価の安さ」ということだが、具体的には「コーヒー」とか「夕食代」とか「日焼け止めクリーム」とか、旅行者が現地で使うであろう費用の合計額で比較している。
飛行機代やホテル代は関係なく、飲食費用が中心。

例えば東京については、コーヒー1杯=1.49ポンド(220円)。
10品目を合計して、48.90ポンドで第1位。

ただまぁ見ての通り、10品目の中で「夕食代」(2名分)の占める割合が非常に大きい。
東京の場合、合計48.90ポンドのうち、夕食代が35.02ポンド(5200円)を占める。

ほとんど「夕食代」で勝負が決まってくる印象。

なお、最も物価が高いリオデジャネイロの「夕食代」は、107.85ポンド(1.6万円)。
合計金額は160ユーロと、やっぱり総額の2/3を夕食代が占める。

この「夕食代」というのを、どういうお店の基準で考えているのかよく分からないが・・・。

「いきなりステーキ」かな?

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まぁ、夕食=コース料理+ボトルワインとあるので、「いきなりステーキ」ではないんだけど。

それはともかく。

例年同じような基準でお店選びしているんだろうから、やっぱり相対的にみれば「欧州からみた日本の物価」は安くなってるんだろうな、と。

このメンツの中で、「東京が1位」(最も安い)と言われると、なかなか感慨深いモノがある。

1位:東京(日本)
2位:ケープタウン(南アフリカ)
3位:モンバサ(ケニア)
4位:コロンボ(スリランカ)
5位:ホイアン(ベトナム)
6位:バリ(インドネシア)
7位:タマリンド(コスタリカ)
8位:オーランド(アメリカ)
9位:ペナン(マレーシア)
10位:プンタカナ(ドミニカ)
11位:プーケット(タイ)
12位:カンクン(メキシコ)
13位:ロドニーベイ(セントルシア)
14位:モンテゴベイ(ジャマイカ)
15位:ソウル(韓国)
16位:ニューヨーク(アメリカ)
17位:バンクーバー(カナダ)
18位:グランドバイー(モーリシャス)
19位:ジョリービーチ(アンティグア)
20位:北京(中国)
21位:リマ(ペルー)
22位:Scarborough(トバゴ)
23位:サンティアゴ(チリ)
24位:オークランド(ニュージーランド)
25位:St. James(バルバドス)
26位:ダーウィン(オーストラリア)
27位:Muscat(オマーン)
28位:シンガポール
29位:ドバイ
30位:リオデジャネイロ(ブラジル)

そんな感じ。

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