米国のSPGアメックス
アメリカのSPGアメックスも以前からあるが、このカードも内容が新しくなる。
- 新しいSPGアメックス(米国)
- 現在のSPGアメックス(米国)
- ※現行版の特典詳細は「OFFER TERMS」に記載あり
特典 | 旧 SPGアメックス(米) |
新 SPGアメックス(米) |
---|---|---|
年会費 | 95ドル | 95ドル |
ポイント | 1スターポイント/1ドル (新3pt/1ドル相当) |
2pt/1ドル |
ポイント (マリオット宿泊) |
2スターポイント/1ドル (新6pt/1ドル相当) |
6pt/1ドル |
ポイント (飲食・航空) |
– | – |
無料宿泊 | – | 35000ptまで ≒カテゴリ5 |
ホテル利用 クレジット |
– | – |
付帯資格 | – | シルバー |
決済条件資格 | 年間3万ドル でゴールド |
年間3.5万ドル でゴールド |
宿泊実績付与 | 2滞在+5泊 | 15泊 |
プライオリティ・パス | – | – |
Global Entry | – | – |
年会費は変わらず、95ドル(≒1万円)。
日本と比べて安い。
その代わり米国のSPGアメックスは、「ステータス付帯」や「無料宿泊特典」がなかった。
それが新しくなったカードでは、「シルバー付帯」「無料宿泊特典」がつくようになる。
その代わり、1ドルあたりの獲得ポイントが実質改悪。
今までは1スターポイント/1ドルだったのが、2pt/1ドルとなる。
新しく始まるマリオットのポイント制度では1スターポイント=3ptなので、3pt/1ドルでないと「改悪」になるというワケ。
このカードの2pt/1ドルは、マイル換算でいうと1マイル/1ドル→0.6マイル/1ドルへの改悪ということになる。
米国のSPGアメックス・ラグジュアリーカード
米国ではSPGアメックスの「ラグジュアリーカード」が新設される。
年会費450ドルと、なかなかのお値段。
新しいSPGアメックス(米国)
特典 | 新 SPGアメックス ラグジュアリー(米) |
---|---|
年会費 | 450ドル |
ポイント | 2pt/1ドル |
ポイント (マリオット宿泊) |
6pt/1ドル |
ポイント (飲食・航空) |
3pt/1ドル |
無料宿泊 | 50000ptまで ≒カテゴリ6 |
ホテル利用 クレジット |
300ドル/年 |
付帯資格 | ゴールド |
決済条件資格 | 年間7.5万ドル でプラチナ |
宿泊実績付与 | 15泊 |
プライオリティ・パス | ○ |
Global Entry | ○ |
このカードの特徴は、ホテルの宿泊やレストランで使える300ドル分のクレジットが、毎年付与される点。
年会費450ドルから、この300ドルを差し引いて考えれば、実質年会費は150ドルとなる。
プライオリティ・パスもつくことを考えると、「かなりお得なカードだな」という印象。
こうなってくると平カード(95ドル)を作る意味は、ほとんどない気がする。
また付帯資格は「ゴールド」だが、年間7.5万ドル(≒830万円)のカード利用でプラチナ・ステータスを獲得できる。
アメリカはカード社会なので、そこそこの収入の人が「なんでもかんでもカードで払う」方針でいけば、到達できるレベルなんだろうか。
よく分からないが。
残念ながらショッピングでの獲得ptは平カードと同じ、2pt/1ドル。
0.6マイル/1ドルというのは、ちょっと微妙かな。。。
日本のSPGアメックス
日本のSPGアメックスについては、まだ情報が部分的にしか出ていない。
米国のSPGアメックスと比較するためにチェックしただけなので、参考程度に。
(まだ不確定情報なので注意)
特典 | 旧 SPGアメックス(日本) |
新 SPGアメックス(日本) |
---|---|---|
年会費 | 3.1万円+税 | 3.1万円+税 |
ポイント | 1スターポイント/100円 (新3pt/100円相当) |
3pt/100円 |
ポイント (マリオット宿泊) |
2スターポイント/100円 (新6pt/100円相当) |
6pt/100円 |
ポイント (飲食・航空) |
– | – |
無料宿泊 | カテゴリー6 | カテゴリー6相当??? |
ホテル利用 クレジット |
15%割引 国内直営レストラン |
15%割引 国内直営レストラン |
付帯資格 | ゴールド | ゴールド |
決済条件資格 | – | – |
宿泊実績付与 | 2滞在+5泊 | 5泊 |
プライオリティ・パス | – | – |
少なくとも日本のSPGアメックスは、3pt/100円と獲得ポイントの価値が変わらない。
その点は良かった。
最近発表されたカナダのSPGアメックスも2pt/1ドルだったので、その点では恵まれている。
ちなみに日本以外では、アラブ首長国連邦のSPGアメックスも3pt/1ドル。
付帯資格も「ゴールド」と、ある意味変わらない。
土台となるロイヤリティ・プログラム自体が変わっているので、アレだが。
無料宿泊は、米国だと「3.5万ポイント」とか「5万ポイント」とか、カテゴリー指定でなくポイント指定になった。
新しいマリオットの無料宿泊ではピーク時とスタンダード時で必要ポイント数が違うので、ポイント指定になったんだろう。
マリオット統合後の無料宿泊特典に必要なポイント数とトラベルパッケージが発表 – やじり鳥
日本の無料宿泊特典がどうなるのかは、イマイチよく分からない。
米国の新しいSPGアメックスは良くなった点/悪くなった点が混在しているが、日本のは特に変わらずかな。
個人的にはプライオリティ・パスをつけて欲しいけど。
そんな感じ。