旅行中にお金を隠す場所はベルトの裏、マネーベルトが最強だった

洋服の整理をしていたら、タンスの奥から1本のベルトがでてきた。

懐かしい記憶がグッと蘇ってくる。
学生時代の海外旅行では、良く使っていたんだな。

今ではすっかり、ボロボロになっているが・・・。

このベルトの裏には、ジッパーがついている。

ここに何を入れるかというと・・・

ズバリ、お金である。

いわゆる、マネーベルト(シークレットベルト)。
今でJTB系列の会社が販売しているようだ。自分のもっているのと同じやつかは分からないが。

ベルトだけに長さはそこそこあるので、紙幣を15枚くらい入れられる。

見た目は普通のベルトで、「ここにお金を隠してます」って感じがしないのが、すごく気に入っていた。
「ここなら、盗られないだろう」と。

昔はよくドミトリー(タコ部屋)に寝泊まりしていたが、そんな時に困るのが貴重品の管理。
特に学生時代はクレカを持ち歩かない「現金主義」だったので、お金の隠し場所に悩んだ次第。

しかしベルトの裏なら、常に持ち歩ける。
もし強盗にあっても、財布の中身を全部渡しつつ、ベルトの中は隠し通せるかもしれない。

しかし最近は旅行先でベルトをしなくなったので、このベルトも長年タンスの奥で眠っていた。
メタボ腹で「ベルト自体が不要になった」んだな。ズボンって、ベルトがなくても別に支障ないよね。

そう、ベルトなんて「お飾り」です。
健康体型の人には、それが分からんのですよ。

しかし今となって思い返せば、このマネーベルトには大変お世話になった。

この中に予備費を隠しておけば、もし有り金を盗られたとしてもなんとかなるだろう、とずいぶん頼りにしていたものだ。
特に、治安が不明なエリアを旅行したり、同じドミトリー内に「いかにも怪しいヤツ」がいるような時には。

そういう旅の思い出が詰まっているモノだから捨てずにとっておいたものだが・・・

ここまでボロボロになってると、もう捨てた方がいいかな、と。
そう思った次第。

そんな感じ。

空港の金属探知機で引っかからない金属不使用のベルトを買ったら本命ベルトになった

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