ANAがハワイツアーを販売開始、ハワイと日本の入出国制限事項をチェック

ANAがハワイツアーを販売開始

ANAトラベラーズが、ニュースリリースとともにハワイツアーの販売を開始した。
ツアーの設定期間は2021年1月3日~2021年6月30日。
ツアーの公式サイトはこちら。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/inttour/hawaii/package/

ANAがハワイツアーを販売開始

気になるのは「あれ?もうハワイって行けるんだっけ?」という点。
同リリースによると、一応「催行可否は不透明」とのこと。

最後に、新型コロナウイルスの影響に伴う出入国規制や検疫体制、またハワイ州政府が指定する渡航規制もあり、まだ催行可否が不透明な状況ではありますが、1月以降出発のハワイのパッケージツアー商品を本日14時より発売いたします。

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202010/20201022-2.html

しかしANAがこのタイミングでツアーを販売したからには、「1月なら大丈夫だろう」という背景があるんだろうな。。。

ということで、最新の状況をチェックしたい。

ハワイと日本の入出国制限状況

ハワイについては、入国後の自己隔離免除の試みが進んでいるものの、その条件である「ハワイ州が認定する新型コロナウイルスの検査」を日本国内で受けるのが難しそう・・・というのが10月初旬の状況だった。
ハワイがコロナ情報サイトをオープン、10月からPre-Travel Testing開始

10月中旬には一歩進んで、その事前検査について「日本の厚生労働省が認可した検査法でもOK」という話になった。
ただし、その検査を受けられる国内の「指定医療機関」については、現在も調整中の段階。
※2020/10/31追記
ハワイ州認可の検査が受けられる「国内指定医療機関」について決定。
新型コロナウイルスの陰性証明書を用意

一方、海外旅行をするにあたってネックになりそうな「日本に帰国後の14日間の自宅待機」(厚生労働省の水際対策)については、特に変化なし。
10月16日時点での、厚生労働省大臣の会見内容が↓

記者:
検疫について伺います。アメリカのハワイ州が日本からの渡航者に関して、日本の厚労省の承認した検査を渡航前の72時間以内に受けて陰性であることを条件に、自主隔離を免除すると発表しましたが、それについての受け止めもそうですが、逆にハワイから日本に戻ってきた人に対して、どのような扱いをする方針、方法を考えているのでしょうか。

大臣:
一般的に、日本にお戻りをいただいた場合に、その国の感染の状況にもよりますが、検疫で検査をいただいて、出国のときに検査をいただいた上で、日本に帰ってきたときに、日本の検疫で検査いただいて、その後2週間の待機をお願いしているということです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00286.html

外務省の感染症危険情報については、ハワイは「レベル3 渡航中止勧告(感染症)」で変わらず。
ただしレベルの引き下げ検討の話はでているらしい。

まとめると、今日時点の状況としては以下。

ハワイ入国後の自己隔離
(ハワイ州)
厚生労働省認可の事前検査で免除可能に。
ただし指定医療機関での検査が必要。
日本帰国後の自己隔離
(厚生労働省)
14日間の自宅待機が必要。
感染症期限情報
(外務省)
レベル3 「渡航は止めてください」
渡航中止勧告(感染症)

もろもろ調整中な感じではあるが、少しずつ動き始めているかな、と思います。

来年は、もうちょい海外旅行がオープンになると良いんだけど!

ほい。

そんな感じ。

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