ANA GranWhale NFT MarketPlace
ANAが航空会社としては初めて、NFTマーケットプレイスを開始。
NFT商品を出品・購入できるマーケットプレイスで、ANA自身も「ANA NFTコレクション」を販売。
エアライングループとしては初のNFTマーケットプレイス事業進出となる。
公式サイトはこちら。
ANA GranWhale NFT MarketPlace
プレスリリースはこちら。
ANAグループがNFT事業を開始!
マーケットプレイスの特徴は以下。
- 仮想通貨もしくはクレジットカードでの購入が可能(出品者が選択)
- 購入したNFT商品をマーケットプレイス内で販売が可能(2次出品)
- 商品によっては出品者の意向で2次出品不可
- 出庫したNFTアイテムは2次出品不可
- クリエイターが事業者登録して、NFT商品の出品が可能
購入したNFT商品は、マーケットプレイス内で眺められる。
NFT商品をマーケット外で利用・流通させるためには、外部ウォレットに「出庫」する。
(出庫したアイテムは2次出品できない)
ちょっとアカウント登録してみたが、クレカ購入が可能な商品を買って、売るところまでなら、仮想通貨ウォレットの登録や仮想通貨の購入などは不要な印象を受けました。
※「出品者登録」の際に、ウォレット登録が必要かも
ANA NFTコレクション
マーケットプレイスでは様々な事業者がNFT商品を出品する。
ANA自身も「ANA NFTコレクション」としてNFT商品を販売開始している。

商品の販売方法は、以下のパターンがある。
- 定額方式(定価販売) or オークション方式
- クレカでの購入 or 暗号通貨での購入
例えば、ANA公式の「ボーイング787 3Dモデル」が6月7日 12:30から販売開始。
クレカ購入可能で、7870円の定額販売。

塗装パターンは2種類あり、それぞれ787アイテムが販売される。
787型初号機の特別候補の候補だったものの採用されなかったデザインを、「幻の飛行機」として販売。
誰も見たことのないANAの「幻の飛行機」が3DのNFTコレクションに。
3D ANA787 NFT Original「JA801α」
787型初号機の特別塗装の候補案となりながら、世に出なかった幻のデザインの3Dモデリングデータを作成、NFTとして皆様にお届けいたします。
ANAが開発から携わった787型式機は、2004年4月に世界に先駆けてローンチカスタマーとして購入を決定、2011年に世界初の商業フライトを行った機材です。
2種類のデザインで797点ずつの販売だが、796点は定額販売、最後の1点はオークション販売。
つまり先着で796点(×2デザイン)と、最後はオークションですかね。
オークション価格がどこまでいくかで、定価購入したアイテムの相場も分かるとか、そういうロジック?
ポケモン塗装とか鬼滅の刃の候補デザインとかなら高値がつきそうですけど、本件はどうかな。
ただ、これらが2次出品可能なアイテムなのかは、良く分からなかった。
特に記載がないってことは、2次出品OKなのかな?よう分からん。
なお、3Dモデルを購入した場合、以下のことができる。
※所有権を持っている間
【コンテンツ利用権】
本アイテムの保有者は、以下のことが可能です。
・アイテムの画像をSNSに投稿する
・アイテム画像をSNSのアイコンに設定する
・アイテム画像を印刷して部屋に飾る
各SNSではアイコンにNFTアイテムを使う機能が実装されているので、そういうとこで使う感じ。
Twitter、所有NFTアートをプロフィール画像にできる機能
そのほか、現在でもすでに「ANA NFTコレクション」の初弾として、「ルーク・オザワ フォトコレクション」がオークションで販売中。
そのほか
NFTやブロックチェーンの活用は、航空会社でもたまにみかけるニュースではある。
一方で、NFTマーケットプレイス(売買可能な市場)を航空会社として始めたのは、ANAが初めてという感じですかね。
過去にエティハド航空が、世界で初めて航空機の3DモデルをNFT商品として販売していた。
※この場合、販売はしたがNFTマーケットプレイスを自ら始めたワケではない
エティハド航空は上級会員ステータス付のNFTを販売していた。
そういうのは、やろうと思えばANAもできそうな感じですね。
現時点でANAが考えているNFT商品化については、「日本各地の特産品のNFT商品化」とのことです。
今後日本各地の特産品などのNFT商品化を視野に入れながら、「ANA GranWhale NFT MarketPlace」を通じて、地域や海外を含めたお客様体験価値の向上を目指してまいります。
ANAグループがNFT事業を開始!
ほい。
そんな感じ。