海外旅行で超お役立ちのバスタオル

現地に着いてから宿を探す海外旅行でのタオル選びの話。

※こちらの記事は古く、最新版は以下になります。
海外旅行で超お役立ちのバスタオル(ver2) – やじり鳥
ご注意ください。

長距離バス・飛行機の後で、バックパックを背負って宿を探すというのはなかなか骨が折れる。
汗だくになる酷暑の昼も、
街灯がまばらな夜道を歩き回る不安な夜も、
とにかくバックパックが軽いにこしたことはない。

バックパックをどれだけ軽量に、コンパクトにできるか。
そうしたことを念頭に苦心してパッキングしていると、大抵バスタオルがちょっとしたボトルネックになる。
何気にデカい。畳んでもデカイ。
これを何とか小さくできないか?

選択肢としては、以下の3つがあり、それぞれ機能性が異なる。
・セームタオル、ハイレーク・セームタオル
・マイクロファイバー・タオル
・薄めのバスタオル

セームタオル、ハイレークセーム・タオル

セームタオル(スイムタオル)は水泳選手が使うタオルで、驚異の吸水性を誇る。
水泳をやらない人はまず使う機会はないので、大抵「驚異の吸水性」とか言われても、通販か何かの誇大広告のようでアレだが、実際驚くほど水を良く吸う。

ただしこのセームタオル、通常のバスタオルとはカナリ使い勝手が異なる。
モノは大抵薄く、ゴムのような質感。乾くとパリパリに硬くなる。
このため、普通は湿らせたまま専用のプラスチックケースにいれて持ち歩く。
元々小さい上に、小さく畳んでケースに入れるので、荷物としては普通のバスタオルよりコンパクトになる。

これをバックパッカーが使うメリットは↓
・超吸水性(速攻で水気をとれる)
・干して乾燥させる手間がかからない(湿ったままケースに入れるので、干す必要がない)
・コンパクトにまとまる

デメリットは、
・独特のゴムのような質感なので人を選ぶ(バスタオルのようなフワフワ感はない)
・体を拭く、以外の使い方はできない(大抵小さいので、シャワー上がりに腰に巻いてうろつく、とかはできない。また、ビーチで寝転ぶ際に砂地の上に敷いたり、羽織って寒さを凌ぐこともできない)

「干す必要がない」というのは、「宿を出る前にちょっとシャワーを浴びる」際なんかに重宝する。
ただ、個人的には通常のタオル的な使い方ができないのと、質感的に慣れないのとで、2枚ほど買ったものの結局使っていない。
ここら辺は好みの問題だが、「質感」とか「乾くとパリパリになる」ってのは実際に使ってみないと分からないと思うので、興味があるなら一度買って使ってみるといいかも。
ちなみに、メーカーによってタオルの大きさが結構異なるので注意。大抵、普通のタオルより小さい。

メーカーの選択肢はほぼ3択。
(メーカーによってスイムタオルとかソークアップタオルとか商品名が異なる)
競泳系なら「レーザーレーサー」で有名なスピードか、ミズノ。その他、アリーナやナイキにもある。
メーカーの違いがよく分からない場合は、とりあえずスピードのを買っておけばよいかと。
アウトドア系ではモンベルから「ソークアップタオル」という名前で出ている。

スピード セームタオル大 MN SD98T01

スピード セームタオル大 MN SD98T01

MIZUNO(ミズノ) スイムタオル 高吸水 セームタオル 水泳 プール 85ZT75019 サックス

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また、セームタオルと異なり、乾いてもパリパリに硬くならないモノとして、「ハイレーク・セームタオル」というのがある。
ただし、吸水力の面ではセームタオルと全く別次元のジャンルなので注意。
旅行に用いるという意味ではちょっと中途半端なポジションなので、あまりオススメできない。
自分は1枚購入したものの、全く使用せず捨ててしまった。
興味がある場合は、これも↑の競泳系のメーカーから出てるのでチェキラ。

マイクロファイバー・タオル

マイクロファイバー・タオルはググると色々出てくる。
アウトドア系のモノを購入するとよいと思うが、自分は最終的にAQUISの吸水速乾マイクロファイバー・タオル(アウトドア用)に落ち着いた。
個人的にはコレがオススメ。

AQUISタオルのメリットは
・吸水性(セームタオルほどではないが、通常のタオルよりは良い)
・速乾性(普通のタオルより俄然乾くのが速い)
・普通のタオルより薄いので、コンパクトにまとまる

デメリットは、
・セームタオルのように大手メーカーが出してるワケではないので、変な商品もチラホラ(通販商品とか)
・商品の選択肢が少ない(大きさとか)

特に速乾性が便利。
明らかに乾くのが速いので、気軽に使えて安宿使用者にはもってこい。
キャラバン」社が輸入販売しており、新宿のアウトドア・ショップ「L-Breath」で扱っているが、いずれの公式オンライン・ショップにもない(自分は「L-Breath」の店頭で買った)。
「AQUIS タオル」でググればオンラインショップでもちらほら見つかるので、興味がある方はそちらでどうぞ。

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他に、モンベルから「クイックドライ スポーツタオル」というのが出ている。
こちらは、自分が買おうと思ったときに品切れだったので購入しておらず、未チェック。

薄めのバスタオル

第3の選択肢として、薄めのタオル。
薄い分だけコンパクトにまとまる。
オススメは「タオル工場ぷかぷか」の「裏ガーゼタオル」
薄い。普通のバスタオルと比べると、とにかく薄い。
AQUISのマイクロファイバータオルやセームタオルと薄さは同程度だが、これらより大きいサイズがチョイスできるので重宝する。

機能的には通常のタオルの延長上だが、薄いので体の水分を拭き取ると裏地にも染みてタオルにビショビショ感が出てしまう。
そこら辺がちょっと微妙かな。
個人的に、メインはAQUISだけど、大きさ的にやや物足りないので、ビーチ有りの旅行では裏ガーゼタオルを持っていったりする。

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