第4回ケータイ小説大賞の結果が出てたのでチェックした。
大賞作は「風にキス、君にキス」。高校生(17歳)による作品。
いつものように「野いちご」で無料で読める。
ただ、今回は微妙だなー。
前回までと運営の趣旨が変わってて、
その結果からか、大賞作品も個人的には楽しめないモノだった。
作品がつまんないとかそういう話でなく、大人は読者ターゲットから外された、みたいな。
前回の大賞作とかは、今読んでも結構面白いんだけどねー。
で、ケータイ小説大賞の第3回までと今回の違いは、
1.募集テーマが定められた
今回のテーマは「15歳のキモチ」。前回までは特にテーマ設定なし。
うーん。
これやっちゃうと応募作のベクトルも同じようなものになりそうだけど。
ケータイ小説を、キッズによるキッズのための健全な青春小説、みたくしたいのかな。
携帯=不健全、みたいな風評を避けて、正しいジャンル育成がしたいとか。
2.審査員の人選が変わった
今回から、審査員に子供審査員導入。
大人3人+子供5人。子供の方が多い。
ちなみに、子供審査員は若年層向けファッション誌のモデルなど。
大人審査員の方も、人選が・・・。
スターツ取締役+毎日新聞編集委員+女子アナ。
ちなみに前回は秋元康、瀬戸内寂聴。その前は中村航などが入っていた。
3.賞金が減った
大賞200万円⇒今回100万円。
資金難?
そういや今回、運営からエクシングが消えてるような。
さてさて。
個人的に今回のケータイ小説大賞は微妙だったけど、
ジャンル的には今年は色々面白いこともありそう。
ドコモとモバゲーが携帯小説配信の新会社を設立して、課金モデルを導入する、という話がある。
モバゲーのPV8億/日のうち、2億は投稿携帯小説らしい。
1日2億ってスゲーな。
⇒参考:「あたし彼女」のガイドライン