ANAマイル特典航空券(国際線)の「空席待ち」期限や「待ち人数」、「優先順位」など

特典航空券の「空席待ち」

マイルが貯まったので、初めてANAの特典航空券(国際線)を予約した。
ただ、年始・年末なので空席がなく、「空席待ち」で予約。

ちゃんと確保できるかヒヤヒヤしたけど、最終的には確保できた。
初めてだったので、色々分からなかったが、、、
後々になって、徐々に理解できた。
そこら辺を、メモにて。

「空席待ち」は片道分につき2本、出発の14日前まで

※注意
2015/4/12発券分より、片道につき1本になる。
片道につき1便(座席が確保できている便も含め)お預かりが可能です。
ご利用条件 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

ANAの特典航空券の「空席待ち」に関する説明はコチラ。
お申し込み方法 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

まず、国際線の「空席待ち」は、出発日14日前まで可能。

【お申し込み期限】
ご出発の14日前まで承ります。

出発の13日前からは、「空席待ち」では予約が入れられない。
「空席待ち」でなく、空きのあるチケットなら4日前まで申し込み可能。

「空席待ち」は、往路と復路で2本ずつ「空席待ち」ができる。

片道につき2便まで(座席が確保できている便も含め)お預かりが可能です。

片道分につき2本、ネットから「空席待ち」ができる。
おぉ。
これで空席ゲットするチャンスも2倍だぜ!!
みたいな。

例えば、、、

  • 日付違いで2本予約したり
  • 同じ日の時間違いで2本予約したり
  • 成田発・羽田発で1本ずつ予約したり

とまぁ、組み合わせで予約できる。

どうやって?
ネットから予約する際に、1本目を予約すると「他の便も予約する」の選択肢が出てくるので、それを使う。

発券後の、他の便への「空席待ち」は7日前まで可能

しかし、「座席が確保できている便も含め」とは何か?

片道につき2便まで(座席が確保できている便も含め)お預かりが可能です。

これが最初、意味が分からなかった。

すでに座席を確保してお金(マイル)を支払っているのに、何で「空席待ち」をする必要があんの?ていう。

これは、出発14日前までになかなか空席が出ない場合、、、
その「空席待ち期限」を、出発7日前まで延長させることできる、というコトに関係するらしい。

発券後の変更「空席待ち」なら、出発の7日前まで可能、と。

<発券後>
空席待ち便の搭乗7日前」と「同区間で座席がお取りできているフライトの搭乗日」のどちらか早い方までお預かりします。

おぉ。
それなら、なかなか空席がない場合でも、最後まで粘れるじゃん!
みたいな。

空席待ち 14日前まで可能
発券後の、他の便への変更のための空席待ち 7日前まで可能

しかし、発券後?とは、具体的にどういうことか?

これは、「本命じゃない便で、いったん発券してしまう」という話になる。

例えば、復路は希望の便がとれたが、往路の希望の便が満席の場合。

  1. [往路1]満席の本命の便に、空席待ちで予約
    1. [往路1]空席待ち
  2. 片道2本まで予約可能なので、もう1枠で[往路2]他の便(空席あり)を確保
    1. [往路1]空席待ち
    2. [往路2]座席確保(予約)
  3. [復路1]を確保
    1. [往路1]空席待ち→14日前まで「空席待ち」可能
    2. [往路2]座席確保(予約)
    3. [復路1]座席確保(予約)
  4. とりあえず、[往路2]空席ありの便で発券(マイルで購入)
  5. WEBで発券時に、「空席待ちを続ける?」の選択肢がでるので、続行をチョイス
    1. [往路1]空席待ち→発券後なので、7日前まで「空席待ち」可能
    2. [往路2]座席確保(発券)
    3. [復路1]座席確保(発券)
  6. 空席がでたら、本命の便に変更する
    1. [往路1]座席確保(再発券)
    2. [往路2]座席確保(キャンセル)
    3. [復路1]座席確保(発券)

ただし。

本命の便の空席が、7日前まで待っても結局でない場合は?
旅行をキャンセルをする場合、払戻手数料で3000マイルだけとられる。
※それ以外のマイルや燃油代は返却される

払戻手数料マイル
1名様につき3,000マイル

お申し込み方法 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ

んー。

払い戻し手数料で3,000マイル支払う必要あるけど。。。
これは便利だなぁ、と。

画面キャプチャでの補足

以下、ちょっとだけキャプチャで補足。

とりあえず、[往路2]空席ありの便で発券(マイルで購入)

f:id:tonogata:20141227130838p:plain
往路と復路の「確保済み」が1つずつと、往路の「空席待ち」が1つの状態。
未発券。
「減算・発券」ボタンから、マイルの支払いへ。

WEBで発券時に、「空席待ちを続ける?」の選択肢がでるので、続行をチョイス

具体的には↓のようなメッセージがでるので、必ずコレにチェックを入れる。
f:id:tonogata:20141227131047p:plain

発券後も引き続き空席待ちを希望される場合は、チェックを入れてください。
チェックがない場合、空席待ちを取り消し発券処理へ進みます。

「空席待ち」は続行しているが、別の便で「発券」が終わっている状態の予約画面。
eチケットがすでに表示可能(発券済みなので)
f:id:tonogata:20141227131423p:plain

空席がでたら、本命の便に変更する

空席待ち→OKと表示される。
また、同時にメールがくるので、それで空席待ちの確保を知ることになる。
f:id:tonogata:20141227131255p:plain

「往路」変更の場合は、諸税の再計算

あと、発券後の「空席待ち」の仕方。
往路だけ空席待ちにするか?
復路だけ空席待ちにするか?
両方、空席待ちにするか?

そこら辺はまぁ、自由にいけるんじゃないかと。

ただし。

ANAの場合、マイルで支払う特典航空券でも、燃油代など諸税は別途必要。
この諸税の金額は、「往路」の日付によって決まる。
このため、諸税の再計算が発生するんですね。。。

それで、再計算するのは良いんだけど、差額の手続き(プラスで支払いか、安くなった分を払い戻しか)を、ネット完結ではできない。
ANAに電話すると「○円のプラスですが、よろしいですか?」となり、それでOKかどうか答える。
このくだりは、電話じゃないとダメとのこと。

復路の場合は、日付が変わっても諸税が変わらないらしく、ネット完結でいけるらしい。

実際に、自分のところに来たANAからのシステムメールの文面はこちら。

いつもANAをご利用いただきありがとうございます。

特典空席待ち予約のお座席がご用意できました。
インターネットから航空券発券後の往路の変更が承れません。
お手数ですが、「予約内容の確認」画面に記載の「お預かり期限」までに下記ANAマイレージクラブ・サービスセンターにご連絡ください。
なお、当ご予約には「お預かり期限」が設定されていますので、お早めに「予約内容の確認」画面からご確認ください。

なお、「お預かり期限」は、出発前日の「23:59」となっていた。

このメールをみてANAに電話をすると
「ちょっとお待ちください、諸税を再計算します・・・
お客様の場合、50円の払い戻しになります」
ということだった。
50円、決済に使ったクレカを通して戻ってくるらしい。

「空席待ち」の「人数」と「優先順位」

国内線と異なり、国際線では優先順位があまりオープンになっていない。

「空席待ち」予約において、優先されるのは以下の2系統。

  • ANAダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ会員
  • スターアライアンス・ゴールド、シルバー会員

「優先」の内容は教えてもらえない。
単純に考えるとANAダイヤモンドが最優先とは思われる。
一応、国内線のように区別されない(この枠内での先着順)可能性もあるけど。

ANAに電話すると
その便の空席待ち予約の人数
は教えてくれる。

自分が何番目かは教えてもらえない。

まぁ、順番や優先順位が不明なので意味があるかは分からないが、、、
待ち人数があまり多い便は諦めて、待ち人数の少ない便に空席待ちをする、という考え方もありかもしれない。

ちなみに、今回正月のチケットの空席待ちをした際の話。

同じ行き先に羽田便と成田便があったので、1本ずつ空席待ちを入れてみた。
また、2回ほど「待ち人数」をきいてみたが、↓となった。

時期 羽田便 成田便
出発の1ヶ月前時点 28人 10人
出発の14日前時点 26人 5人

まぁ、成田はやっぱ人気がない。
そのため?「待ち人数」の消化が早い。
※空席が出たか、諦めた人が多い

成田便を予約しつつ、本命の羽田便に「空席待ち」をかけるパターンの方が、多そうだしね。
2本とも羽田でいく場合の方が、もっと多いだろうけど。

まぁ、それでも「成田の方が空席が出やすい」という傾向はありそうだ。

「空席待ち」の優先順位は、以下なども参照。
ANA「プレミアムクラス」の当日アップグレード。空席待ち優先順位や、カウンター開始時間など。 – やじり鳥
SFC修行で達成するANA「プラチナ」と「SFCカード」特典の違い – やじり鳥

「空席待ち」の考え方

発券すると、7日前まで「空席待ち」ができる。

逆にいうと、自分が欲しい便も、誰かが本命の「空席待ち」のために、「とりあえず発券」しているかもしれない。
これは、7日前あたりで解放される可能性がある。

つまり?

7日前まで「空席待ち」をすると、空席がでるチャンスも増えてくる。
ワンチャンあるで。

しかし。

自分が最終的に空席をできたのは、7日前の期限ギリギリ、16時頃であった。
16時にANAから「確保できたよー」ってメールがきたんすよね。

早めに空席がでれば、それが一番よい。
しかし7日前までは、とれるかどうか分からない場合、、、
ホテルの手配とかどうする?
つか、そもそもプライベートの予定がfixできないぴょーん
みたいな。

そして?

成田、人気ない(かも)。
空席、落ちやすい(かも)。

そんな感じ?


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