auの「iPhone6s」が「iPhone5s」に比べて維持費がどう高くなったか?明細レベルで2年間の総費用をチェック。

au「iPhone5s」を買って2年経ったので「iPhone6s」に変えようかと思うんだけど、、、
新しく出た「iPhone6s」がやたら高く感じる。
なんだろう?この感じ。。。

ということで、自分の今の料金明細(au/iPhone5s)と、「iPhone6s」(au)を比較して、どこが変わったのか確認することにした。
そのメモにて。

なお、auの料金シミュレーターは下記を確認ください。
http://www.au.kddi.com/iphone/ryokin/charges-simulator/

基本使用料

基本使用料 5s(2013年) 6s(2015年)
LTEプラン 1868 1868
誰でも割 -934 -934
auにかえる割(スーパー)
※5s=24ヶ月適用
※6s=12ヶ月適用だが備考参照
-934 0
合計 0 934

iPhone5sでは、「誰でも割」と「auにかえる割」の割引で、「基本使用料」の1868円が無料になった。

iPhone6sでは、「誰でも割」は5s時と同じく50%割引(-924円)だが、「auにかえる割 スーパー」が目減りした。
今回の「auにかえる割 スーパー」では、以下の2つから選べる。

  • au WALLET プリペイドカードへ12,000円キャッシュバック
  • 月額基本料1年間 0円(934円/月×12ヶ月間割引)

ここでは、12000円のキャッシュバックを得ることとして、最後にその分を間引くことにした。
それでも、5s時は24ヶ月分の割引きだったのが、6sでは12ヶ月分相当の割引きなので、微妙に割引が減っていることには変わりない。
簡単にいうと、6sは984円×12分だけ、「基本使用料」が高くなった

オプション使用料

オプション使用料 5s(2013年) 6s(2015年)
LTEフラット 5700 5700
LTEフラットスタート割(i)
5s=24ヶ月適用
6s=なし
-500
テザリングオプション 500 500
→テザリングオプション特典 -500 -500
LTE NET 300 300
合計 5500 6000

iPhone5sの時にあった「LTEフラットスタート割」(-500円)が、6sではないらしい。
つまり、6sは500円高い。

毎月割

請求総額割引 5s(2013年) 6s(2015年)
毎月割(24ヶ月) -2835 -2,840

「毎月割」は、「2年契約」の代償として毎月上記の割引を得られる。
更新月以外での解約は1万円の違約金が発生するが、それを加味してもお得な割引きなので、普通は「毎月割」を利用する。

割引額は機種ごとに設定され、iPhone6s(16GB)の場合は2840円の割引。
「毎月割」の割引額は、5sの時とほぼ同じ。

「毎月割」は「基本使用料」や「オプション使用料」(データ通信)からの割引となる。
スマホを一括で購入しても、分割で購入しても、割引は発生する。

au「スマートパス」と「毎月割」の関係をチェック。iPhoneに機種変更した時は退会しても良いものか? – やじり鳥

分割支払金

購入機器代金 5s(2013年) 6s(2015年)
分割支払金(16GB) 2835 3510

iPhoneを分割で購入した場合に発生する、月々の分割支払金。
普通だと、24回払いでの分割払い。
なお、一括払いでも分割払いでも、支払いの総額は同じ。

iPhone5sとiPhone6sの分割金が異なるのは、単純にiPhone6sが高いため。
6sは、1.6万円ほど高くなった。

発売当初のiPhoneの価格(税込)。

iPhone5s(16GB) 68040円
iPhone6s(16GB) 84240円

※auで買った場合(キャリアによって微妙に異なる)

毎月の支払額と、2年間の支払総額

支払額=「基本使用料」+「オプション使用料」+「毎月割」+「分割支払金」。

iPhoneを分割で買った場合と、一括で買った場合での、2年間の支払総額は同じ。
ただ、月々の支払額の感じも見てみたいので、一応別表にする。

なお、ここでは「通話料金」(通話した場合の料金)、「スマートパス」、「Apple Care+」の月額料金は「ナシ」の前提になっている。

分割で買った場合

分割で買った場合 5s(2013年) 6s(2015年) 6s(還元考慮)
月額 5940 8159 7659
2年間の総額 142560 195809 183809

※「還元考慮」=「auにかえる割スーパー」で12000円のキャッシュバックだけ考慮

一括で買った場合

一括で買った場合 5s(2013年) 6s(2015年) 6s(還元考慮)
月額 3105 4649 4149
2年間の総額 142560 195809 183809

※「還元考慮」=「auにかえる割スーパー」で12000円のキャッシュバックだけ考慮

6sは5sに比べて、2年間で4万から5万ほど高い。
要因は、端末代自体の高さと、割引の少なさ。

ただし。

上記の支払い総額は、これから発生するであろうMNPでのキャッシュバック合戦が考慮されていない。

自分がiPhone5sを発売1ヶ月後に買った際には、2万円のキャッシュバックがあった。
このため、自分の「2年間の支払総額」は、-2万円する必要がある。
iPhone5S、一括払いと分割払いの比較 – やじり鳥

このキャッシュバック額と端末代の値下げは、端末の発売から日が経てば経つほど増えていく。
最終的に1年くらい経つと、「一括0円+キャッシュバック」とかになる。
そこら辺の話は、下記など参照。

iPhone 11 / Pro / Pro Max / XR / 8を安く買う方法まとめ。MNP一括0円は型落ち後! – The Goal

基本的に「お金をかけたくない」と考える場合は、発売後に時間が経った端末をMNPで2年ごとに回すのがよいかもしれない。
個人的には、発売直後に買っちゃうので、そこら辺は詳しくない。

MVNOのSIMにしたら安くなるか?

auやドコモのような携帯キャリアでなく、「IIJ」(みおふぉん)のようなMVNOのSIMにしたら安くなるだろうか?

まず、携帯キャリア以外でiPhoneを使う場合、SIMフリー版(AppleStoreのみで販売)か、キャリアで購入したものをSIMロック解除する必要がある。
SIMロック解除については、ググっていただければ。
(ドコモのみ即日可能)

それで、SIMフリー版のiPhoneを買う場合。
値段がちょっと高い。

iPhone6s(16GB)の場合、Appleストアでしか買えないSIMフリー版は、9504円ほど高い。

au 84240円
AppleStore(SIMフリー) 93744円

※携帯キャリアのがんばりで安くなっており、各キャリアで微妙に価格が異なる

ちょっとココではSIMフリー版を購入した上で、最終的に維持費がどうなるか考える。

MVNOは、安定のIIJの「みおふぉん」(音声通話&データ通信が可能なSIM)でチェックしてみる。

https://www.iijmio.jp/hdd/miofone/

iPhone6s(SIMフリー)を一括で購入(93744円)した場合。

プラン 毎月の支払 2年間の総額
端末代を含む
ミニマムスタートプラン(3GB) 1728 135216
ライトスタートプラン(5GB) 2398 151286
ファミリーシェアプラン(10GB) 3521 178243

※auでデータ通信が規制なしで可能なのは7GB

これに比べ、現時点でau/iPhone6s(16GB)にMNPした場合、2年間で18万だった。

もし、月々のデータ通信量が3GB未満なら、2年で5万円ほど安くなる。
※自分の過去のデータ通信量(月に何GB使っているか)は、キャリアの料金明細に書いてある。紙の明細か、WEB明細をチェック

ただまぁ、、、
一般的にはキャリアをぐるぐる回してた方が、安全だし、それほど高くならないかなぁ。
MNPのキャッシュバックがどんどん増えてくだろうし。

少なくともauについては、悪くないよなぁ、と。
ドコモはカケホーダイがアレだし、Softbankはそもそもアレなので、アレだけど。

それでまぁ、別にキャリアぐるぐるでも良かったんだけど、個人的にはもろもろあって、今回はMVNOに突っ込む予定。
IIJか、どっか、、、未定だけど。

そんな感じかな。

https://www.bousaid.com/tag/iPhone

https://www.bousaid.com/tag/au

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