鹿児島「あいらフットパス 龍門浪漫コース」。龍門司坂、森林浴、展望台からの桜島と錦江湾の眺め、最後は温泉で大満足。

鹿児島に行った際に、「あいらフットパス 龍門浪漫コース」を歩いた。

「フットパス」というのは、まぁ「ローカルの道を散歩しようぜ」っていうアレです。

「あいら」は、姶良市の「あいら」。


「あいらフットパス」の公式ページはコチラ。

あいらフットパス – 鹿児島県姶良市の散歩道のご案内


3コースあるが、今回歩いたのは「龍門浪漫コース」。

所要時間3時間半、距離5.3kmの龍門滝周辺を巡るコースです。

網掛川に点在する滝や森林浴を楽しめます。

また、江戸時代に多くの人が行きかった街道や金山へと続く橋など、歴史浪漫も感じられます。

加治木の町並みや桜島、錦江湾が望める展望台もあり、自然と地域の営みに触れることができます。



以下、詳細にて。

JR加治木駅へ



まずは「龍門浪漫コース」スタート地点の最寄り駅、JR加治木駅へ。

鹿児島中央駅から6駅、26分。



地方の電車は趣があって良いすな。


加治木駅に着いたら、バスで出発地点の「龍門滝温泉前」まで行けるらしい。

ただ、バスの本数が少ないので注意。

タクシーは駅前で2台ほど見かけた。


自分は「せっかくなので」と思い、歩いて向かった。

徒歩だと30分程度。

見知らぬ地方で、街の様子を見ながら歩くのは、割と楽しい。


加治木駅の様子。

写真右にあるのがバス亭です。


バスの時間はGoogleMapsやナビタイム、駅探などで検索できる。

公式サイトはムズくて、バスの時間がイマイチ良く分からなかった。



駅の周囲は、お店などはあまりない。


加治木駅構内には、コインロッカーがある。

自分は、ここに荷物を入れた。

3.5時間歩くので、軽装で。


龍門滝温泉、龍門滝



「龍門滝温泉」に到着。



この建物の中身は、文字通り温泉。


今回のコースはグルッと回って、この建物に戻っきてゴール。

帰りの温泉が楽しみです。


建物の真横(右)を抜けて、滝の方へ。



滝が見えてきた。

「龍門滝」。



生で見ると、かなり大きく、見事な滝であった。

やはり、こう、滝はいい。


「龍門滝」は、「日本の滝百選」にも選ばれたことがあるらしい。

龍門滝|観光スポット|鹿児島県観光サイト/かごしまの旅


先にする進むと看板。



「龍門司坂」を目指して、先へ進む。

石畳遊歩道



「龍門司坂」までの道中。

趣のある石畳の道路と、田園風景。



天気良し、眺め良し。

石畳も歩きやすくてベネ。

「龍門司坂」



「龍門司坂」に到着。


西南の役の際は、西郷隆盛率いる薩軍がこの坂道を通って熊本へ向かいました。

平成8年に文化庁より「歴史の道百選」に選定されました。

龍門司坂《大河ドラマ『西郷どん』ロケ地》 | 姶良市観光協会


この坂は、大河ドラマの撮影で使われたりするらしい。



さほど傾斜はないので、歩くのに苦労はない。

しかし苔がむした道を歩くので、濡れていると滑りやすい。

そのため、歩行補助用に杖が無料で貸し出されている。



杖は、坂を登りきったところで返却。


歩き始めると、、、



なんたる森林浴。

マイナスイオンで溺れ死にそうです。



石畳に苔がむしてるんすね。

雰囲気あります。



気持ち良く歩けました。

登り切ったところで看板を発見。


なんと、右と左、どっちの方角も「龍門浪漫コース」らしい。

龍門浪漫コース→

←龍門浪漫コース



これ、公式HPのpdfをスマホでみると、右はショートカットとのこと。


ここでは本道の左、「さえずりの森」方面へ。

高倉展望台



展望台までは、車道を歩く。



キャンプ場や、コテージが立ち並ぶ一帯に到着。



展望台が見えてきました。



見事な眺め。

桜島と錦江湾。



テーブルと椅子や、屋根付きの休憩所が2つある。

ゆっくりできます。

陶夢(トム)ランド



展望台から戻り、コテージ群の間を抜けて陶夢(トム)ランド方面へ。



途中、橋があった。

これが「かじかの橋」かな?

渡らなかったけど。



「陶芸の里」(陶夢ランド)を目指して、車道を歩く。



山の中から、いきなり巨大遊具が出現。



これが陶夢ランド。


「陶夢ランド」は、屋内競技場、子供広場、龍門司焼の窯元など、もろもろ集まっている。

【陶夢ランド】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet


ここで、しばし休憩。


金山橋



「陶夢ランド」に別れを告げて、住宅街を歩く。



「しみず運送」を目印に、車道に合流。

ちょっと車道を歩いて、また歩道に入る。



「金山橋」に到着。



滝の景観や良し。



橋の周辺の小径は、実に雰囲気があって良かった。



橋を渡って、気持ち良く歩き続ける。

途中、「なんか違うな?」と思って地図をみたら、道を間違えていた。

橋を渡らずに引き返するーとだったらしい。


橋まで引き返して、あぜ道を歩く。



空気がいい。


この後は、適当に歩いて帰った。

公式マップをみても、いまいちルートが分からないんだよね。。。


今回は要所要所で「気持ち良く歩き続けてたら、いつの間にかルートを外れてた」というのがあった。

ちゃんとマップを頭に入れて歩かないとね。。。

龍門滝温泉



山道を抜け、スタート地点に戻る。



到着~。

お疲れ様でした。



さて。


お楽しみの温泉は、、、



鹿児島県観光サイト/かごしまの旅

【市営温泉センター 龍門滝温泉】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet


大人250円。

安い。

「2階和室休憩室」というのも気になるな。


ご飯もある。



当店1番人気の「おばちゃんポン」(600円)。

気になりますね。


自分は、バスの時間の都合上、30分しかいなかったので、食わなかったけど。


温泉は、券売機で250円。

あと、タオルは160円。

石けん等も売っている。


お風呂はなかなか広くて良かったな。

地元の人がたくさんと、観光客がちょっと。


建物の中は、温泉以外にも、そこそこ広めの土産物屋コーナーがある。

観光客向けの土産物から、地元民向けの食材など、いろいろ売っていた。



この後、加治木駅に歩いて戻ってから、バスで空港まで。

21分、340円だった。

まとめ



地元の暮らしが垣間見える住宅街から、その土地のビュースポットや田舎道を歩けるフットパス。

なかなかいいよなぁ、と。

前回の稚内フットパスが気に入ったので、鹿児島でもトライしてみた。


今回の「あいらフットパス 龍門浪漫コース」。

歴史ある街道、展望台からの桜島の眺め、森林浴、そして最後は温泉。

なかなかの充実コースだった。


案内板がもうちょっとあるといいかな、と。

何度か道を間違えた。


あと、車じゃない場合は、バスの時間に注意。


そんな感じで。


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