- JGC修行
- 2018年8月15日
マレーシア航空のビジネスクラス割引「トラベリシャス・ディール」。JGC修行ならFOP単価10.8円から。
ビジネスクラスの割引セール マレーシア航空のビジネスクラスが……
ANAのマイルは、「楽天ポイント」や「Tポイント」に交換できる。
1マイルを、1ポイントに交換可能。
提携ポイントへの交換 | 提携ポイントへの交換 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ
つまり1マイルの価値は、1円相当。
1マイル = 1円。
おーけー。
他社ポイントでなく、ANAのポイント「SKYコイン」に交換するなら、もうちょいお得。
「SKYコイン」は1コイン=1円で、ANAの飛行機やツアー料金に充当可能。
交換比率は、1マイル=最大1.7コイン(1.7円)。
マイルからANA SKY コイン(スカイコイン)に交換する方法 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ
つまり1マイルの価値は、1.7円相当。
1マイル = 1.7円。
いいね。
しかし。
本来のマイルの用途は、「特典航空券」。
あの、「マイルを使って無料で飛行機に乗る」ってヤツ。
「特典航空券」でマイルを使った場合、1マイルの価値はどれくらいになるのか。
マイル単価が1.7円を下回っていたら、「SKYコインに交換しておけば良かった」ということになりかねない。
最近、ANAマイルの特典航空券で、ニューヨーク行きビジネスクラスを発券した。
この時のマイル単価は、どれくらいだったのか?
チェケらっちょ。
以下。
ANAニューヨーク行きビジネスクラスに必要なマイルは、9万マイル(ハイシーズン)。
夏休み期間だったので、ガチンコの「ハイシーズン」設定である。
ご利用条件 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ
※ローシーズンなら往復7.5万マイルで行ける
また9万マイルに加え、諸税で現金が必要。
9310円。
今は燃油代が0円なので、安く行ける時期ではある。
2014年であれば、ニューヨークへの燃油代は往復で5万円とかだった。
とはいえ、「旅客サービス施設使用料」やら「通行税」やら、もろもろの税金/手数料が必要で、9310円。
結果。
必要コストは、9万マイル(ハイシーズン)+9310円。
東京からニューヨークへの、ビジネスクラスのチケット代は40万くらい。
ANAもJALもたいてい「期間限定運賃」を出しており、それが40万円くらいなんだなぁ。
ANAの、4-9月の期間限定運賃。
JALの5-9月の期間限定運賃。
ちなみに、期間限定運賃の期間外だと80万円くらいになったりする。
まぁ、普通に期間限定運賃の時に行くよね、と。
ただし。
この「期間限定運賃」は、夏休みとか、長期休暇チャンスのホリデー・シーズンは、除外設定されてたりするんだよね。。。
つまり、奮発して「夏休みに行こう!」と思っても、80万円。
おー尿!!
(On,No!!)
まぁ、40万円でもキャッシュはキツいから、絶対乗らないけど。
結局、自分がマイルで旅行しようと思った日程のチケット代は、70万円だった。
※特典航空券の発券日にキャプチャした価格。諸税込み。
ANAやJALでなければ、もう少し安いか?
と思いきや、ニューヨーク行きビジネスクラスは「欧州行き」と異なり、日本からのチケットが安くなることは、あんまないんだなぁ。
(100歩譲ってロサンゼルスなら・・・、もしくはアジア発にすると状況は改善する)
それで、他社を含めたチケット価格(ビジネスクラス/直行便)を、同じ夏休み日程で見てみると・・・
※マイル発券から少し間をあけてキャプチャしたので、ANAでも80万円になっている
デルタ航空がちょっと安く、60万円。
ちなみに乗継ぎ便でもOKなら、アシアナ航空がソウル経由で35万円だった。
ということで、チケット代金。
自分がマイルでとった「夏休み」のANAチケットの価値は、70万円。
※タイミングによって60万~80万だが、自分が取ろうと思った日の価格は70万
もし長期休暇シーズンでなければ、期間限定運賃で40万くらい。
ただまぁ、長期休暇シーズンでないと、休みがとれないから意味がないんだけどね。。。
ちなみに現金で乗った場合、「マイルがもらえる」というメリットもある。
特典航空券で飛行機に乗ってもマイル/PPはもらえないが、有償チケットならそこら辺の還元はあるよね、と。
70万円のチケットは、予約クラスZ、積算率125%。
ニューヨーク往復で、2.3万マイルもらえる計算。
※SFCゴールドカードの場合
※40万の期間限定運賃は予約クラスP、70%
更に、70万円のチケットをANAカードで買うと、100円あたり2マイルのショッピングマイル付与。
ANA・ANAグループ | 航空券・機内販売 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ
※「スカイトラベラー」は使わず、ANAカードの場合とする
アメックス「スカイトラベラー」は使えるか?半年ほど使ってみた感想。 – やじり鳥
この場合、ショッピングマイルは1.4万マイルになる。
結果、2.3万(フライトマイル)+1.4万(ショッピングマイル)=3.7万マイル。
有償チケットなら、3.7万マイルが還元される、と。
まとめ。
1マイルの価値は、いかほどだったか?
必要マイル | -9万マイル、-9000円(諸税) |
---|---|
本来のチケット代 | -70万円、+3.7万マイル(獲得マイル) |
※面倒なので端数を端折っている。ララァなら分かってくれるよね?
結果、自分が発券した「夏休み」のビジネスクラス特典航空券のマイル単価は、5.4円。
(70万-9000円)/(9万+3.7万マイル)
1マイル=5.4円。
※あくまで自分がとったチケットの実績値
なるほど。
意外と伸び悩んだ。
更に選択肢を広げて、「ローシーズンに行く」「乗継ぎ便でも可」「なんならエコでもいい」とかすると、どんどんマイルの価値は下がってくるんだけど。
どこまで許容範囲か?みたいな。
個人的には「長期休暇シーズンで使いたい(会社を休めない)」「ビジがいい(長距離のエコはヤダ)」というのは、外せないかな。
アジアあたりなら、「土日+αでエコ」でも全然いいんだけどね・・・。
なお、ニューヨークのファーストクラスなら、単価10円を超えるという話もある。
そこら辺は以下をチェケら。
マイルの価値と使い方 ANAマイルは何に交換するべきなのか? – ANAとマイルのパパじゃない
そう思いました。