ANA「プレミアムポイントシミュレーション」更新。OKA/SINでSFC修行なら、2018/10までがちょっとお得?

ANA「プレミアムポイントシミュレーション」更新

予告されていた通り、9/28でANA「プレミアムポイントシミュレーション」がちょっと更新された。

ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

国内線の「利用運賃」オプションで、運賃11~13が利用可能になっている。

ANA国内線利用運賃一覧表

しかし、悲しい。

当方、いまいち使い方が分からず。

マイル積算率が変更になるのは来年2018/10以降の搭乗。

しかしシミュレーションの日付選択では、まだ2018/8までしか選択できないのだ。

当然、2018/8を選択してシミュっても、エラーになるばかり。

9/28から使えるとあったから、早速試してみたのに。。。

ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーションは2017年9月28日より新積算率でご利用可能となります。

国際航空券で発券される日本国内線のマイル積算率の変更について | ANAマイレージクラブ

何がどう使えるのか分からない。

2,3回試したが、日付エラーの赤いメッセージばかり。

そのうち、興味をなくした。

もう少しで2018/10の予約ができるようになるので(355日前)、その際にはANA公式の予約画面でも詳細を確認できるようになるだろう。


来年2018/10からは国際線連動に?

エラー画面はともかく。

2018/10から、何が変わるのか?

ANAが2018年10月搭乗分から、国際線 国内区間のマイル積算率を変更。SFC修行のOKA/SINルートに影響か。

上記のコメントで教えていただいているが、国際線の国内区間におけるマイル積算率が、国際線連動になる可能性がある。

「国内区間」とは、国際線チケットを買う際についてくる、地方空港から国際線出発空港までの区間のこと。

沖縄→羽田→シンガポールで言うと、「沖縄→羽田」の部分が「国内区間」。

この「国内区間」については、基本的にマイル積算率が100%だった。

「プレミアムポイントシミュレーション」上では、「運賃4」。

国際線が安いチケットだったり、予約クラスがなんであろうと、国内部分は「100%」。

それが、2018/10以降の搭乗分からは「国際線連動」すると言われている。

たぶん。

「プレミアムポイントシミュレーション」上では、「運賃11~13」。

国際線の安いチケットは予約クラスV/W/Sあたりなので、国内線区間もV/W/S(運賃12)。

予約クラスV/W/Sだと、マイル積算率は50%と半減してしまう。

SFC修行に必要なプレミアムポイントも同様。


OKA/SINでPPを稼ぐなら、2018/10までが少しお得?

SFC修行でPPを稼ぐやり方として、OKA/SIN修行というのがあった。

地方空港から国際線の出発空港までの移動=国内区間は、往復1万円の固定価格。

沖縄発→羽田経由→シンガポールの、沖縄→羽田の往復分が1万円である。

一方、この国内区間はマイル積算率が100%かつ、PP路線倍率が2倍であるため、圧倒的にプレミアムポイントが貯めやすい。

(国内線は路線倍率が2倍)

例えば、沖縄発シンガポール行き(予約クラスS)のチケット代をみると・・・

路線 チケット代
羽田→シンガポール(往復) 53,530 円
沖縄→羽田→シンガポール(往復) 64,300 円
沖縄→羽田(往復)分の差額 10,770 円

このチケット代で、1プレミアムポイントを得るのに必要な値段(PP単価)を見てみる。

まずは、来年2018/10までの、国内区間=100%の場合・・・

現在のOKA/SIN修行(沖縄発-羽田経由-シンガポール)

From To 区間基本
マイル
ブッキング
クラス
運賃
倍率
路線
倍率
搭乗
ポイント
獲得
PP
PP
単価
獲得
マイル
沖縄
(OKA)
羽田(HND) 984 国内区間 B 100% 2 0 1968 PP 2.7 円 984 マイル
羽田(HND) シンガポール
(SIN)
3,312 国際線 S 50% 1.5 0 2484 PP 10.8 円 1656 マイル
シンガポール
(SIN)
羽田(HND) 3,312 国際線 S 50% 1.5 0 2484 PP 10.8 円 1656 マイル
羽田(HND) 沖縄
(OKA)
984 国内区間 B 100% 2 0 1968 PP 2.7 円 984 マイル
合計 8904 PP 7.2 円 5280 マイル



次に、来年2018/10以降、国内区間の積算率が「国際線連動」になった場合・・・

国際線が予約クラスS(50%)なら、国内区間も予約クラスS(50%)。

From To 区間基本
マイル
ブッキング
クラス
運賃
倍率
路線
倍率
搭乗
ポイント
獲得
PP
PP
単価
獲得
マイル
沖縄
(OKA)
羽田(HND) 984 国内区間 S 50% 2 0 984 PP 5.5 円 492 マイル
羽田(HND) シンガポール
(SIN)
3,312 国際線 S 50% 1.5 0 2484 PP 10.8 円 1656 マイル
シンガポール
(SIN)
羽田(HND) 3,312 国際線 S 50% 1.5 0 2484 PP 10.8 円 1656 マイル
羽田(HND) 沖縄
(OKA)
984 国内区間 S 50% 2 0 984 PP 5.5 円 492 マイル
合計 6936 PP 9.3 円 4296 マイル

PP単価は、ちょっと悪化する。

ということで、いわゆるOKA/SIN修行をする場合、2018/10より前が少しだけお得。

国際線のチケットは355日前から可能。

ANAウェブサイト予約・購入について 国際線

2018/9分の予約も、すでに始まっている。


2018年以降のSFC修行

国内区間のマイル積算率が、ちょっとアレな感じになりそうなワケだが・・・

同じく国内線でPPを稼ぎやすかった「プレミアム旅割28」も、今年の8月から「うーん?」という感じになった。

ANA「プレミアム旅割28」も旅割と同じく1年に2回の「発売日」一斉発売へ、最低価格は定額化の様相。


ANAはどんどんスイートスポットが減ってきてるな、という印象。

JALとの違いで言えば、プレエコ・ツアー時の積算率の話もあるが、それも最近はどうなんだろうな。

結局のところJALの方が、FOP2倍キャンペーンがあったり、マレーシア航空があったり、修行はしやすい。

(一応ANAにも中国国際航空はあるけど)


まぁいずれにしろ、大きな流れで言えば「支払金額ベース」への過渡期にあるのかもしれないが。。。

「マイル修行の時代は終わった」?米ニューヨーク・タイムズの記事をチェック。


そんな感じ。

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