セントレジス大阪
大阪に行った際に、「セントレジス大阪」に泊まった。
セントレジスは、SPG系列では一番上のブランド。
「セントレジス大阪」自体は、系列内カテゴリーでは「6」。
国内だとランク「7」がほかに2つほどある。
実際に泊まってみると、やはり「豪華だなぁ」という感。
公式HPで「美術館のような空間」と謳うだけあって、しっとり落ち着いた雰囲気。
内装がシックで大人っぽいんすよね。
宿泊フロアのエレベーター前でさえ、この気品。
まじビックリしちゃう。
宿泊したのは1泊だけだったが、都市型・コンパクトながら「良いホテルだったなぁ」と思ったので、メモにて。
以下。
部屋(デラックス・ルーム)
宿泊したのは、一番安い「デラックス」ルーム。
安いとはいえ、43㎡もある。
これは、斜め向かいに位置するアパホテル「御堂筋本町駅前」の4.5倍に相当。
(アパホテル=9㎡)
自分の部屋は「26F」と高層階だった。
このホテルは、27Fまである。
大阪の夜景も、キレイに見えました。
「43㎡」がメチャクチャ広いかって言うと、そうでもないんだけど・・・。
個人的に普段狭い部屋にばかり泊まっているので、開放感を感じますね。
バスタブには、テレビがついてました。
画面の大きさも、そこそこ。
シャワーが秀逸でしたね~。
シャワーバー的に、横からもお湯がでるタイプ。
「上から」「横から」、全部出し可。
シャンプーは「REMEDE」。
今調べたら、「ルメードゥ」って読むらしい。
使った感想は、特にない。
そのほか部屋の設備的には・・・
カーテンの開閉が、ボタン操作式だった。
・・・クール。
ついつい押しちゃいますねぇ。
いたずらに、ボタンを押したくなっちゃう。
「開」ボタンを押す。
するとカーテンが「ブゥウウーン」と機械音をたてながら開いていき・・・
遂に全開オープンになるか?という、その瞬間・・・
「閉めちゃうんだなぁ、ここで!!」
と叫びつつ、「閉」ボタンをポチッ。
そしてカーテンは反転、ゆっくりと閉まりはじめる。
徐々に遮られていく外の世界、ネオン街の光。
闇に佇み、目を細めてカーテンの動きを眺める俺氏。
カーテンが完全クローズして暗転する、まさにその瞬間・・・
同時にそっと、目を閉じる俺氏なのであった。
ムフ。
気に入った。
しっくりくる。
このホテルは、実にしっくりくるぞッ!
俺氏に!!
とかやってたら、ドアをノックする音。
ウェルカム・ドリンクがやってきた。
そういえばさっき、部屋まで案内してくれたスタッフが「コーヒー・紅茶・季節の飲み物、なにがよろしいですか?」とか言っていたので、ルイボスティーを頼んでいた。
「季節の飲み物」だそうだ。
ルイボスティー、美味かったですねぇ。
爽やか。
美味かったから、他にもルームサービスで頼んでみるかな?と。
そこにあった室内のメニューを開いてみると・・・
ミルク、1150円・・・。
メニューを閉じ、2度と開くことはなかったのであった。
ブッフェ朝食
朝食ナシのプランだったが、チェックイン時に「朝食はどうされますか?」というので聞いてみると・・・
「通常4500円のところ、本日は2950円の特別料金にできます」とのこと。
SPGゴールド会員特典なのか何なのか良く分からんが、せっかくなので朝食をつけることにした。
朝食会場は、12Fにある「ラ ベデュータ」。
時間は6:30~10:00だが、「9時以降は大変混雑します」とのことだったので、8時頃に伺った。
(食い終わった9時前になると、なるほどレストラン外に長蛇の列だった)
入口で部屋番号を告げて、席に案内される。
レストランの広さは、普通。
カウンターに、ブッフェ・メニュー。
和・洋・中華とあるが、品数は多くない。
ブッフェの品を取る前に、まずはメインだけメニューから選択。
- エッグベネディクト
- 牛サーロインステーキ
- オムレツ/スクランブルエッグ/目玉焼き
- パンケーキ/ワッフル/フレンチトースト
当方はステーキをチョイス。
感想は特にない。
その後、いろいろカウンターから取ってきて食べました。
パンが美味かったです。
あと接客がさすがというか、いい感じだった。
いいレストランだなと思いました。
セントレジス・バー
SPGゴールド会員の特典で、チェックイン時に「250ポイントか、ドリンク1杯、どちらにしますか?」ときかれたので、ドリンクにしておいた。
ドリンク・チケットはホテル内にある「セントレジス・バー」で使うことができる。
シグネチャーは、ブラッディーマリー。
ただ、外でだらだら飲んでいたら時間が遅くなり、結局使えなかった。
この日は0時までの営業時間。
この夜、「最後に1杯、タダ券で飲めばいいや」と思って帰途についたのだが・・・
酔っ払っていたため、まさかの「逆方面の電車に乗る」という痛恨のミス。
おー尿!!
(Oh,No!!)
ここは大阪、不慣れな街。
通過駅の駅名にピンとこないので、気付くのが遅れるという・・・
ちなみにチェックアウトの際、チェックイン時と同じスタッフ嬢だったんだけど。
チェックイン時にセントレジスバーの営業時間を質問したりしてたので、「セントレジス・バーはいかがでした?」と世間話。
「いやぁ、閉店に間に合わなくって・・・」と言ったら、「でしたらポイントの方につけかえますね」とのこと。
ありがたや・・・。
日本庭園(12F)
ホテルのフロントがあるのは12階。
そのフロントを抜けてエレベーターに向かう途中、日本庭園への入口がある。
自分のお気に入りは、この庭園。
朝も夜も、ここに入り浸っていた。
夏なんかはビアガーテンをやっているが、この時期は特にイベントもなく使われていないようだった。
この日本庭園、24時間出入り自由である。
夜になると、多少ライトアップもされている。
高さ12階とそこそこなので、眺めもよい。
そしてなんといっても、宿泊客しか立ち入らないので空いている。
庭園の両端にそれぞれ椅子・テーブルが用意されており、くつろぐことが出来る。
自分は近くのスタバで買ったコーヒーを持ち込み、こちらで本を読んで過ごした。
気持ちのいい空間だった。
決して広くはないが、庭園をグルッととりまく散歩道がある。
時折、そこを散歩しにくる宿泊客がいる程度。
大抵の人はグルッと一周すると去って行ったので、貸切気分で寛ぐことができた。
さて。
遅くまで飲んで、セントレジスバーの閉店に間に合わなかった夜。
最後に一杯飲む気で帰途についたので、気持ちが落ち着かない。
これじゃあ、寝れないのよ。
そこで近くのコンビニで缶のハイボールを買い、夜の庭園に忍び込んだのであった。
(24時間開いてるけど)
建物側の壁には、火が燃えさかる暖炉。
そして椅子とテーブル。
あぁ、飲もう。
ゆらゆらと揺れる火を眺めながら、ちびちびと飲む。
実に気持ちのいい、夜だった。
翌日。
フロントでのチェックアウト。
スタッフ嬢とのやりとり。
嬢:セントレジス・バーはいかがでした?
当方:いやぁ、閉店に間に合わなくって・・・
嬢:でしたらポイントの方に、つけかえますね
当方:おぉ、ありがとうございます
嬢:庭園には、お立ち寄りになられましたか?
当方:良かったですよ~。昼も夜も。
嬢:そうでございましたか。ありがとうございます。
当方:夜が特にね、暖炉の火を眺めながらお酒飲んじゃったりして・・・
嬢:(やや困惑の表情)
当方:あれ?
嬢:(ニッコリ)
当方:・・・もしかして、あの暖炉、イミテーション?
嬢:(ニッコリ)
当方:ダハハ!!酔ってたので気付かなかった!
当方:なにしろ、それはもう、酔っていたので!!
嬢:うふふ(ニッコリ)
あぶねぇ。
超あぶねぇ。
大恥かくとこだったぜ・・・。
まとめ
内装が豪華かつ大人な雰囲気で、良かったですね。
接客も大人の対応というか、レベルが高いというか、気持ち良く過ごせました。
建物の作りとしては、大都会の大阪だけにコンパクトな作りだったかな。
日本庭園とかは、こじんまりとしながらも「いいスペースの使い方だな」と思いましたが。
セントレジスについては、春にランカウイのを予約してたんだが、体調不良で旅行中止・キャンセルしていた。
今回が初めての滞在。
高いホテルなので、また泊まれる機会があるか分からないけど・・・
チャンスがあれば、他のセントレジスも泊まってみたいな、と。
そう思いました。