「富山やくぜん」の認定メニューを食べる

「富山やくぜん」とは

富山市では、飲食店における「薬膳メニュー」の認定リストを公開している。
富山やくぜん 認定一覧

認定の条件は複数あるが、基本は「古くから健康面で効果があるとされる食材を含む」というもの。
具体的には、国の定める「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)」にリストアップされている食材を使っている必要がある。

「古くから健康面で効果があるとされている食材」とは、国が示す「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」に掲載されているものをいいます。
http://yakuzen-toyama.com/w_yakuzen/wp-content/uploads/0000086063.pdf

まぁ要は、昔から「体にいい」的な文脈で消費されてたような、葉っぱとか種子とか、そーゆーの。

今回の富山旅行で、この「富山やくぜん」で認定されている店で飯を食ったりしたので、そのメモにて。

癒楽甘 春々堂「やくぜんカレー」

富山駅の目の前にあるCiC
その1階にある、和漢薬膳カフェ「春々堂」に伺った。
癒楽甘 春々堂(食べログ)

富山の製薬会社「廣貫堂」がプロデュースするカフェ。

まず医薬品販売コーナーがあり、その奥にカフェスペースがある。

カフェスペースも結構広い。

しかも、この日は空いていた。

お目当ての「やくぜんカレー」は、セットメニューもあった。

カレーとサラダ、カメゼリー(ハーフ)とジャスミンティーで、1200円。

早速オーダー。

テーブルの上にあった食材の説明を眺めて、待つことしばし。

やってまいりました。

カレーには別容器のスパイスもついて、辛さが調整できる模様。

カレーは、「きのこカレー」。

白キクラゲ、クコの実、ハトムギ、etc。
紅花で炊いた米。

カレー、普通に美味い。
白キクラゲの食感が良かったかな。

デザートは「カメゼリー」。
カメの腹甲、ドブクリョウなどの生薬で作る中国の薬膳デザートらしい。

普通に美味い。

どちらも、特別に薬膳的な味がするという感じはなかった。
それで体にいいということであれば、ちょっとお得な気分である。

大黒や「氷見牛 薬膳カレーうどん」

次に伺ったのは、富山駅の横にある「マリエとやま」6Fの「ダイコクヤ」。
ダイコクヤ マリエ店(食べログ)

6Fには飲食店がいろいろ入っており、その中でも富山の名物がいろいろありそうなお店。

テーブル席も結構あった。

お目当ての「薬膳カレーうどん」は920円。

小ライスは無料サービス。

注文したものの、厨房が忙しいようでなかなかメシがこない。

20分ほど待って、ようやくやってきました。

ウコン、生姜、クコの実、唐辛子、長ネギ。

食うほどに、体があったまります。

体が火照ってきて、汗がダラダラと・・・(笑

カレーうどん効果なのか、唐辛子効果なのか、なんだかよく分かりませんが。

実に「効く」一杯でした。。。

富山ブラック「麺屋いろは」

富山旅行の最後は、富山ブラックのラーメンで締める。
薬膳とは、全く関係ない。
麺家 いろは CiC店

人間、体に悪いモノを食ってる時の方が、幸せなんだなぁ。
これが。

見よ、このドス黒いスープ。
超濃度の醤油ラーメンである。

見た目に反して、あっさり食べやすい。
久々に食ったけど、いやぁ、美味かったですね・・・。

薬膳とか食ってみたけど、結局全ては富山ブラックのラーメンに向けた、助走でしかなかっという・・・。

反動で、めちゃ美味く感じました。
ラーメン。

最高です。

まとめ

「富山やくぜん」のリストみてて思ったんだけど、なんでスープカレーやらないのかな。
普通のカレーはあるけど、スープカレーはないんだよなぁ。

スープカレーの方が薬膳系と相性いいと思うんだけど・・・。

本場のスープカレーはスゴかった。札幌「ピカンティ」で感じる内なる小宇宙(コスモ)。

そんな感じ。

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