プーケットからピピ・ドン島への行き方(フェリー)

プーケット近くの離島「ピピ島」

ピピ島は、プーケットの近くにある離島。

海の透明度が高いことで有名だ。

ピピ島の有名な観光スポット「マヤ・ベイ」は、大きな岩山で外海から閉ざされている。

ボートで岩山の間をすり抜けて湾の中に入ると、恐ろしく美しいビーチが姿を現す。



By User:Mikecleggphoto from www.travelanddestinations.com – Own work CC BY-SA 4.0

ここは、ディカプリオ主演「The Beach」のロケ地にもなっている。

ザ・ビーチ (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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「ピピ島」は2つの小島からなっている。

この「マヤ・ベイ」があるのは、ピピ・レイ島

ピピ・レイ島は国立公園で宿泊施設がない無人島のため、基本的に半日ツアーなどで訪問する。

もう1つのピピ島は、ピピ・ドン島

こちらは宿泊施設や繁華街があり、滞在が可能。

プーケットとの位置関係については、以下が分かりやすい。

ピピ島は、プーケットからフェリーでおよそ1.5時間くらいの距離。

プーケット島と周辺リゾート地の相関地図


今回は、ピピ・ドン島のホテルに滞在した。

以降、プーケットからピピ・ドン島への行き方のメモにて。


フェリー・チケットの入手

プーケットからピピ島へのフェリー・チケットは、現地の旅行代理店が扱っている。

代理店で購入するチケットには「ホテル→フェリー乗り場」の送迎が含まれており、便利だ。

今回は、パトン・ビーチのホテル「ホリデイイン・エクスプレス」内にあった代理店カウンターでチケットを購入。

プーケット・パトンビーチの「ホリデイイン・エクスプレス プーケット パトンビーチ セントラル」

片道で600バーツ(2000円)、往復で1000バーツ(3500円)。

往復の場合はオープンチケットで、帰りの便の日付や時間は後で決められるという。

(予約等は不要で、港にチケットを持っていけば良い)

最初は片道だけ買って、帰りの分はまた現地で買おうと思ったが、往復だとちょっと安い。

往復チケットを購入した。

行きの便については、その場で日付と時間を指定して予約。

この会社のフェリーは1日3便あるようだ。

行き先は、ピピ島の「トンサイ・ベイ」

繁華街があるエリアで、大型のフェリーでも着岸が可能。

ピピ島の他のビーチに行きたい場合は、トンサイ・ベイから更に小さなボートに乗り換えて移動する必要があるが、そのボートについては別途手配する必要がある。

ホテルに向かう場合、事前にお願いすればホテルのスタッフがトンサイ・ベイに迎えにきてくれる。

さて。

代金を支払うと以下のようなバウチャーがもらえる。


ホテルから港まで

「送迎+フェリー」はよくあるシステムなので今は慣れたが、昔初めて経験した際は不安だったので、一応流れを書いておく。

上述のバウチャーをもらった後、どうやって離島まで行くのか?

バウチャーには、予約時に伝えたホテル名と部屋番号が記載されている。

当日、その情報を元に旅行会社の迎えのバンがホテルにくるので、ホテルの前とかロビーで待っておけばいい。

バンの運転手は、ピックアップする客のリスト(氏名・ホテル名・部屋番号)をもっており、ホテルを順番にまわって客を拾う。

ホテルのカウンターにいって、「○号室の××というのはいるか?」とやって客を探す。

そうやって客を拾い集めながらやってくるので、「何時ごろに迎えがくる」という事前の話からは大体時間がズレる。

自分のホテルの位置関係によっては、迎えが30分くらい遅れることも、しばしば。

なかなか迎えが来なくて「ひょっとして忘れられたんじゃないか?」と心配になるが、単に遅れているのである。

今回も25分遅れて迎えがやってきた。

そうして客を拾い集めて、まずはバンで港へ

ちなみに、今回の場合はバンの運転手がバウチャーとフェリー・チケットを交換してくれた。

行きと帰りの分の、フェリーチケットと送迎チケットである。

帰りの分のチケット(フェリー+送迎)も、なくさずにとっておく必要がある。


フェリーでトンサイ・ベイへ

ホテルからプーケット側の港「Rassada Pier」まで、車でおおよそ45分

フェリーがでるのはパトン・ビーチからみて逆側の港なので、結構遠い。

港につくと、係員にチケットをみせて、フェリーに乗り込む。

2階建て+屋上デッキありの、そこそこ大きなフェリーである。

フェリーに乗り込む際に、スーツケースを預ける。

船の看板に山積みされ、その上から雨よけのためのブルーシートがかけられる感じ。

屋上のデッキにでると風が気持ちいい。

ただし、暑さでそのうち疲れる。

今回は最下層の座席に座った。

1.5時間の船旅なので、早めに席をとっておきたい。

なお、フェリー内はエアコンがきいており、トイレや売店もある。


ピピ島 トンサイ・ベイへの到着

ピピ・ドン島のトンサイ・ベイに到着した。

他のビーチやホテルへの送迎を頼んでいる場合、桟橋にホテル名を掲げた送迎スタッフがズラッと待ち構えている。

自分のホテル名を掲げたスタッフに話しかければOK。


ちなみに自分はロングビーチにあるホテルに宿泊したので、送迎(無料)を頼んであった。

この桟橋でさらにロングボートに乗り換え、10分ほど移動である。

なお、ロングビーチの場合は浜にボートを直接つける。

降りる際には、足下が濡れることになるので注意。

※ロングビーチに到着したボート

ボートの中は、こんな感じ。

(当然スーツケースやバックパックもボートに乗っける)


帰りのフェリーと送迎

ピピ島からプーケットに帰る際の手順。

今回の場合は往復チケットもっていたので、帰りもソレを使った形。

また、ホテルのあるロングビーチからトンサイ・ベイまでは、ホテルが無料ボートでおくってくれた。

まず、チェック・アウトの前日に、フェリーの出発時間をホテルのスタッフに再確認。

トンサイ・ベイについたらフェリー前にあるテント(事務所的な)で、チケット(黄色い紙)をみせてチェック・インする。

チケットを渡すと、服に貼る用のシールがもらえる。

(このシールは後で使うので、ちゃんと服に貼っておく)

そしてフェリーに乗り込む。

プーケットに到着したら、港には送迎の業者がたくさんきている。

ここら辺からはもう、若干カオスな感じ。

代理店で買った往復チケットの場合、港でチェックインした際に情報が送迎業者に入っている。

チケットには管理番号が書いてあり、その管理番号から「○○エリアに帰る××という名前の客が港にくる」というリストが作られているのである。

そのリストは、客を迎えに港にやってきた運転手が持っている。

そこで、自分を乗せてくれる運転手を探すことになる。

港の外に業者が固まってたくさんいるので、そこに向かう。

各運転手が、自分の担当エリアに帰る客をまとめて連れて行く

自分の服の上から貼ったシールにはグループ番号が書かれており、その番号が実は送迎サービスに紐付いている。

それを見て運転手が自分をみつけてくれる。

かもしれない。

自分の場合は、運転手がもっている氏名のリスト(用紙)を横からのぞきこんでまわり、運転手をみつけた。

もしくは「パトン・ビーチ?」とか、帰りたいエリアを運転手にきいてまわると担当を教えてくれる。

(ほとんどの人がそうしている)


ピピ島の繁華街とビューポイント

ピピ島に行くのはかなり久しぶりだったので、色々新鮮だった。

人から「昔に比べて、ピピ島がめちゃくちゃ発展してる」ときいたので興味をもち、今回行ってみた次第。

聞いていた通り、ピピ島はスゴイ発展してた。

「いったいどこの繁華街だ、これは。」みたいな(笑

自分が宿泊したのはロングビーチのエリア。

そこからはトンサイベイの繁華街には、徒歩(30分)かボートでアクセスできる。

ピピ島「パラダイス パール バンガロー」 (Paradise Pearl Bungalow)、ロングビーチでまったり

トンサイベイまできてみると、海沿いにお店がびっしり。

内陸の方に入っていくと、これまた両側をお店で埋め尽くされた細い道が、何本も走っていた。

宿、バー、ピザ屋、レストラン、etc、etc。

なんでもある。

文明の利器、セブンイレブンも発見。

今回は海を重視してロングビーチに泊まったが、トンサイベイ周辺に泊まるのも良さそうだなと思った。

これだけ店が多くて便利そうなら。

しばらく街を歩いていたら、ビューポイントの看板。

ちょっと行ってみようかな、と思ったが・・・

結構山を登っていくことになり、やや後悔の念(笑

階段を20分くらい登っていく感じすかね。

しかし道中、なんといっても暑い(笑

辿り着いたビューポイントからは、モンキービーチ方面を眺めることができた。

売店などもあったので、アイスクリームを買って少し休憩して下山した。

まぁ、サンライズ・サンセットの時間でもなかったので、大したアレではなかったが、いい運動になりました。


そんな感じ。

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