デルタ・アメックスのゴールドメダリオン資格が、自動付帯から利用金額による条件制へ

デルタ航空提携のクレジットカード「デルタ・アメックス」がサービス改定。

ゴールドカードの「デルタ・ゴールドメダリオン資格」自動付帯がなくなるなど、割と大きな変更が入る。

公式サイトはコチラ。

サービス改定のお知らせ


大きな変更点としては、メダリオン資格の「自動付帯」がなくなり、年間のカード利用金額で「条件達成」した場合のみ付与されるようになる。

年間150万円以上のカード利用で、ゴールド・メダリオンを付与。

デルタ航空は、世界3大アライアンスの1つである「スカイチーム」に属している。

そのためデルタ航空のゴールドメダリオン=スカイチームのゴールド・エリート資格として、他の航空会社でもラウンジ利用などの特典を享受できていた。

スカイチーム – Wikipedia


また今回の変更で、カード利用ボーナスもなくなる。

今までは、年間のカード利用100万円毎に5,000ボーナスマイルが付与されていた。

その代わり、今回の変更で家族カードが1枚無料になったり、海外利用時のボーナス率がアップする。

年会費については、今までと変更ナシ。

以下、変更点。


ゴールドカード(年会費2.6万円)

ゴールドカード 変更前 変更後
メダリオン資格 ゴールド付帯 年間100万円=シルバー
年間150万円=ゴールド
カード利用ボーナス 100万円毎に5000マイル ナシ
海外利用ボーナス率 1.25倍
1.25マイル/100円
1.5倍
1.5マイル/100円
家族カード 1.2万円 無料



平カード(年会費1.2万円)

平カード 変更前 変更後
メダリオン資格 シルバー付帯 年間100万円=シルバー
カード利用ボーナス 100万円毎に3000マイル ナシ
海外利用ボーナス率 ナシ 1.3倍
1.3マイル/100円
家族カード 6000円 無料



やはり、メダリオン資格の自動付帯がなくなったというのが、なかなか大きいですね。


一方で、そこそこカードを使うつもりがあるなら、「家族カードが無料」・「海外利用で1.5倍マイル」の恩恵が受けられるかもしれない。

旅行業界の最近の傾向として、「利用金額に応じたサービスレベル」に制度変更する会社が多い。

今回のデルタ・アメックスも、メダリオン資格が自動付帯ではなくなったことで、そーゆー感じにちょっと近づいたな、と。

「ちょっと特殊なカード」から「普通のカード」になったというか。

まぁ、今までが大盤振る舞い過ぎたような気もするけど。


一方で、このカードをそこそこ使う人にとっては、ある意味朗報かもしれない。

ゴールドメダリオンが付帯し、家族カード無料、海外利用で1.5倍。

よくよく考えれば、いい感じではある。

日本人でスカイチームのゴールド資格が欲しい人は、他のアライアンスよりグッと少ない気がするけど。

(スカイチームには日本の航空会社がない。ANA=スターアライアンス、JAL=ワンワールド、LCCはアライアンス所属ナシ)


個人的には、SFCカードとJGCカードを持っているので「デルタ・アメックスを作れば3アライアンスを制覇だな」と思っていたが・・・

そうイージーなものではなくなったな、と。


まぁデルタ航空については、今後もコツコツと「ニッポン500マイル」を貯めるくらいかな。

デルタ航空「ニッポン500ボーナスマイル・キャンペーン」が2018年も継続(2019/4まで)


そんな感じ。

スカイチームの上級会員資格が無条件で付帯する「ベトナムエアラインズカード」が登場。ただしエリート資格のみ。

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