遅いホテルのWiFiを有線経由で高速にする、旅行用の無線LANルーターを使う(LAN-W300N/RS)

※最新の記事は以下を参照

ワーケーションや旅行で使うホテル用WiFiルーターの比較

旅行でホテルに泊まると、最近では基本的にホテルのWiFiが使える。
ただ夜になって利用者が多くなると「速度が遅い」「遅すぎる」と感じることがある。

「スマホでWEB閲覧」くらいなら何とかなるが、動画視聴パソコンでのWEB閲覧なんかでは、致命的に遅すぎたりするのである。

自分の場合、特にホテルのWiFi環境が重要な旅行では、旅行用の小型無線LANルーターを持っていく。
使っているのは、ロジテックの「LAN-W300N/RS」。

2013年からずっと同じものを使っており、新製品がでたら買い替えもやぶさかではないんだが・・・。
このジャンルの製品は、ホテルWiFiの普及でニーズが減ったためか?あんまり新製品がでない。

しかし先述のように、ホテルWiFiが遅すぎるのを解消したい場合には、いまだ重要なアイテムだ。

ホテルのWiFiが遅くなる原因は、そもそもルーターから部屋までの距離が遠いとか、ルーターに同時アクセスする人数が多すぎるとか、もろもろあると思う。
そこで、部屋にある有線LANから自分でWiFi環境を作れば、そうした点がある程度は解消されるというワケ。

そのため「LAN-W300N/RS」を使うには、部屋に有線LANがついてる必要がある。
たいていのビジネスホテルには、WiFiの有無に関わらず有線LANもついていることが多い。

「LAN-W300N/RS」は、↓みたいなサイズ感。
本体には、小型のACアダプタとLANケーブルが付属しており、それらも一緒に持っていく。

LANケーブルをLANポートに挿入し、電源をつなぐ。
特別な設定は不要、これだけで「自分だけのWiFi」が完成する。

このWiFiにアクセスするためのSSIDやパスワードは、↑本体の裏面に書いてある。

元回線はホテルのもので、その点は部屋のWiFiを使うのと変わりない。
しかし、そもそも遮蔽物に弱い無線なので、部屋の外のどこかにあるルーターから拾ってくるより、部屋に敷かれた有線LANからWiFi化した方が、速度は早いことが多い。

さて。

最近、大分の某ホテルで「WiFiが遅い!!」と感じたので、「LAN-W300N/RS」を使うことになった。

部屋のWiFiと速度を比較してみる。

部屋のWiFi 1.97 mbps
有線のWiFi化 4.85 mbps

おおよそ、2.5倍の速度になった。

翌日、もう一度計測した。

部屋のWiFi 1.57 mbps
有線のWiFi化 6.15 mbps

おおよそ、4倍の速度になった。

あとping値やUP値についても、かなり改善する。

ちなみに部屋のWiFiの1.5mbpsというのは、まぁスマホなら使えるレベル。
ただパソコンでWEB閲覧すると、ちょっと遅くてストレスがたまる。

今回はタブレットでNetFlixの動画を見たかったのと、パソコンを使いたかったので、「LAN-W300N/RS」が活躍してくれた次第。

旅行から帰ってきて、「なにか新製品はでてるかな?」とチェックしてみたが、今のところ大きく進化した製品はなかった。
ACアダプタが一体化した「ちびファイ3」(PLANEX)なんかは、ちょっといいかもと思ったが。

ただしこの場合、コンセント形状が異なる海外だと、形状変換のアダプタが追加で必要になる。
「LAN-W300N/RS」の場合はACアダプタ以外に、モバイルバッテリーでの給電も可能。

うーん。
どっちがいいかな。

また考えよう。。。

そんな感じ。

ホテルのパソコン貸し出しサービスを使ってみる。「パソコンはホテルで借りる時代です」の「HAPPY PC」。

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tonogata
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