香港には、アジアのベスト・アーバン・トレイルと言われるハイキング・コースがある。
その名も「ドラゴンズ・バック」。「龍の背中」を歩くように、尾根を歩く。
香港政府観光局 ドラゴンズバック
歩きながら見える眺望も見事で、海&ビーチあり、街並みあり。
アクセスも比較的に容易で、香港市内から1~2時間の電車とバスで行ける。
そこら辺が、アーバン・ハイクとして評価が高い理由だろうか。
In 2004 the Dragon’s Back Trail was selected by TIME Asia as the best urban hiking trail.
Dragon's Back – Wikipedia
コースの高低差はさほどなく、全然キツくない。
まさしく「ハイキング・コース」に近いモノがある。
犬の散歩がてら歩いているローカルも、チラホラ見かけた。
今回の香港旅行では、その「ドラゴンズ・バック」を歩いてきた。
歩いた時間は、2時間くらい。
行き方は、↑のHPにある通り。
- MTR「Shau Kei Wan」駅へ
- 出口A前にあるバス・ロータリーへ
- 9番のバスに乗る(Shek O/石澳行き)
- 土地湾/ToTeiWanで下車
以下、詳細にて。
まずは、MTR「Shau Kei Wan」駅にやってきた。
尖沙咀駅(Tsim Sha Tsui)から出発して、30分くらいだった。
出口Aから出て、9番のバスに乗る。
「Shek O/石澳行き」の看板が出ているので、乗り場も分かりやすい。
「ドラゴンズ・バック」に行く人がたくさん並んでいた。
バス料金は、乗り込み時にオクトパスカードをかざして支払い(6.9HKD)。
バスは2階建てで、自分が乗り込んだタイミングでは座れず、立ったまま乗車。
かなり速度を出す上に揺れるので、立ち乗車は注意が必要。
10分ほど走ったところで、他の人がチラホラ降りたので、自分も下車した。
これが、間違いだった。
土地湾/ToTeiWanで降りるはずが、Shek O Road(石澳道)の起点で降りてしまったのだ。
おー尿!!(Oh,No!!)
しかし、ここからスタートするのも「あり」なようで、他に降りた人達は続々と歩き始める。
ここから「Hong Kong Trail Sec. 8」に入っていく形。
(ドラゴンズ・バックは、香港トレイルという長大なルートの、第8セクションにあたる)
当初予定とは逆方向に歩く形だが、歩くコースは同じだし別にいいかな、と。
ちなみに後で分かったんだが、この行き方も「これはこれで、あり」ではあった。
そこら辺は後述。
歩き始めてみると、草木に包まれた道が続く。
しばらくすると、ドラゴンズ・バックへの分岐があった。
ここを少し登ると、尾根にでるのだ。
登りきると、見事な眺望が広がっていた。
まさしく「ドラゴンの背中」の様に、尾根道が続く。
風が爽やかに吹き渡り、景観は見事の一言。
すごく気持ち良く歩ける道だった。
少し歩くと、展望休憩所があった。
標高284メートルの石澳(セッコウ)ピーク。
標高284メートルしかないが、海あり山ありで良い眺め。
来た道を振り返ると、こんな感じ↓
少しだけ休憩して、また歩き始める。
ゴールの「土地湾」(ToTeiWan)を目指す。
と言っても、本来は「土地湾」(ToTeiWan)からスタートしようとしていたんだが・・・。
「土地湾」にはビーチがあり、海に入って泳いでいる人もチラホラ見えた。
ドラゴンズ・バックの道もそろそろ終盤というところで・・・
そこそこ広い岩場に行き至った。
この岩場がまた、最高でしたね。
ゴロンと寝転んだり、座り込んで。
風に吹かれて、めっちゃ気持ちいいんです。
眺めも最高だし。
こちらで30分ほどダラダラ休憩して、再出発。
バス停目指して、山を降りていきます。
15分ほど歩いて、バス停土地湾/ToTeiWanに到着。
時刻表をみてみると、15分後にバスがあったので、それに乗って帰った。
※ただし乗車した13:30発のが最終バスだった。午前中に出発しておいて良かった・・・
※本来のゴールである大浪湾の方の最終バスは、もうちょい遅くまでやってるかもしれない
ということで。
歩き始めてからトータル2時間。
本来は4時間のコースを歩く予定だったんだが、降りるバス停を間違えたり逆方向に歩いたために、半分の時間で済んだ。
ゴール付近の岩場は最高だったし、これはこれでアリだったかな、と。
ただ本来のゴールである大浪湾では、ビーチでビールを飲めるときいてたので、そっちの方が良かったけど(笑
ま、それは次の機会に。
またいつか来て、正式なコース?で歩いてみようかなと思いました。
そんな感じ。