ロボアドバイザー「THEO」が手数料割引「THEO Color Palette」を4月に開始

ロボアドバイザーによる、お任せ資産運用サービスの「THEO」。
ポートフォリオ理論にそった分散投資を、リバランス含め自動でやってくれる。

こうしたロボアドバイザーのサービスはいくつかあるが、日本では手数料が1%(年)と高止まり。
しかし今回「THEO」が少しだけ「実質的な手数料割引」に乗り出したので、他社も(というかWealthNaviも)手数料を下げてくんないかなぁ、と。

今回THEOが導入した手数料体系は、「THEO Color Palette」(テオ カラーパレット)
2019年4月に開始する。
THEO Color Palette(テオ カラーパレット)2019年4月スタート

手数料を最大0.65%まで引き下げし、お客さまの長期的な資産形成を応援


仕組みとしては、運用額の3ヶ月平均によって、次の3ヶ月の手数料が決まる。

運用開始から対象期間内各月末までの入出金総額(入金総額 - 出金総額)を足して3で割った金額

ただし、「毎月の積立」が必要。
(過去3ヶ月で積立のない月があったら、カラーはホワイトになる)

f:id:tonogata:20190224220152p:plain:w600

運用額が100万円以上なら、0.7%にはなりそうですね。


ちなみに国内ロボアドバイザーで最も有名なWealthNaviも、「長期割」で最大0.9%まで下げるのは一応可能。
ただし「半年毎に0.01~0.02%の値下げ」なので、0.9%に到達するには結構な時間が必要になっちゃうんだな。
WealthNavi 手数料・最低投資額

そういう意味では・・・
今回のTHEOの制度変更をうけて、WealthNaviも対抗値下げしてくれないかな、と。


WealthNaviと言えば最近、創業者の書いた本が出たので読んでみた。
「元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法」。

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法

元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法

創業者は、元財務官僚→マッキンゼー。

「ファーストクラスでは幸せになれない」という章は、面白かった。
一時期はきらびやかな生活を送っていたようで、収入が一気に増えて「舞い上がった」時の話が赤裸々に語られている。

飛行機はファーストクラス、地上ではグランドスタッフが待ち受けており、入国審査の行列もすっ飛ばして誘導される。
ホテルでは専任のコンシェルジェがつき、部屋はもちろんスイートルームにアップグレード。

しかしそのうち「高収入もVIP待遇も、幸せをもたらさない」と気付き、本当に「やりたいこと」を求めて創業へ・・・。

全体的に平易な文章で、読みやすかった。
その分、中身が少ない感じはするけど。


最近発売された金融関係の本だと、↓とかが面白かったかな。
「インデックス投資は勝者のゲーム」

インデックス投資は勝者のゲーム ──株式市場から利益を得る常識的方法

インデックス投資は勝者のゲーム ──株式市場から利益を得る常識的方法

インデックスファンドを発明し、(VTIとかの)バンガードを創業したジョン・C・ボーグルの本。
ウォーレン・バフェットをして「英雄」と言わしめる人。

ウォーレン・バフェットは)ボーグルについて次のように語っている。
アメリカの投資家にもっとも貢献した人物を称えるための像を建てるとしたら、ジョン・ボーグルが選ばれることは疑いのないことだ。
ボーグルは数十年にわたり、コストの極めて安いインデックスファンドに投資するよう投資家たちに呼びかけてきた。
そして、今日、何百万もの投資家たちに貯金するよりもはるかに大きなリターンを獲得できることを知らしめたことを知れば、彼も満足するであろう。
ボーグルは彼らの英雄であり、そして私にとっても英雄なのだ

この本の中で、ボーグルが「ロボットアドバイザー」について語っていて、曰く、
「ロボットアドバイザーは急速な成長を示した」が、投資家全体の資産総額からすれば「ほんのわずかな役割を演じているに過ぎない」。
しかし「年間の手数料が極めて低い(大抵0.25%程度)ので、今後彼らは助言の分野で大きな地位を得ることになるかもしれない」。

ロボアドバイザーの手数料が0.25%というのは、うらやましい限り。
米国だと「アドバイスのみ」でなく、資産運用一式のロボアドバイザーも0.25%だったりするようですね。。。
※「ウォール街のランダム・ウォーカー」のマルキールがCIOをつとめる「ウェルスフロント」とかも0.25%

日本のロボアドバイザーも、せめて0.5%くらいになって欲しいでござる。


ほい。

そんな感じ。