バニラエアのポイントが「Peachポイント」への交換開始、バリューアライアンスは脱退

バニラエアとPeachの統合

ANA系LCCのバニラエアは、同じくANA系LCCのPeachに統合される予定。

バニラエア公式 バニラエアはPeachとひとつへ

ANA公式 PeachとVanilla Airの統合について

バニラエア路線は、順次Paechに移行する。

移行は10月に完了する予定。


統合してLCCとしての競争力を高めつつ、2020年度には中国・アジアへの中距離国際線にも進出する予定。

統合が完了した後は、関西空港と成田空港を中心に、就航路線を拡大し、2020年度には、中国やアジアの中距離国際線にも進出する計画です。

https://www.ana.co.jp/group/investors/data/kessan/pdf/2019_01_2.pdf

「ふるさと納税」でPeachポイントを入手した人には、対象路線が増えていくので良い話かもしれません。

(ただしPeachポイントの有効期限は、発行日から180日間)


ちなみにJALの方は、新規LCC「ZIPAIR」が2020年の夏に開業を目指し、アジアや欧米路線など中長距離の運航を予定。

JAL 国際線中長距離LCCエアライン『ZIPAIR』が誕生


オリンピックのある2020年は、ANA系Peach・JAL系ZIPAIRと、LCC国際線がどんどん拡大していく感じですね。


バニラエアポイントからPeachポイントに交換

Peachに移管されるバニラエアだが、独自のポイントプログラム「バニラエアポイント」は、「Peachポイント」に交換可能となる。

ポイントの交換は、4/1から可能。

バニラエアポイントプログラムのお取り扱いについて

ポイント積算・使用 2019年10月26日まで
搭乗ポイント事後申請 2019年12月12日まで
ピーチポイントへの交換 2019年12月19日まで

ポイントの交換は12/19まで。

バニラエアのポイントプログラムは終了予定なので、期日までにPeachポイントへ交換する必要あり。


バニアエア・ポイントは、航空券の購入時に1%のポイントが付与されていた。

Peachポイントは、搭乗では付与されず、ポイント購入かキャンセル時の払い戻し(ポイントで払い戻し)で入手する形。

※1pt=1円


なおバニラエアは、ANAマイルを利用した特典航空券も存在していた。

ANA バニラエア特典航空券

Peachの場合、ANAマイルを利用した特典航空券は用意されていない。

今後どうなるかは不明。


バリューアライアンス脱退

バニラエアは、LCC連合の「バリューアライアンス」に加盟していたが、これを脱退する。

バリューアライアンス脱退について

「バリューアライアンス」では、LCC間での乗り継ぎ補償や振替手配を行っていた。

やじり鳥 LCC7社連合の「バリューアライアンス」公式サイトが開始、乗り継ぎ補償で無料の振替手配やホテルも提供

「バリューアライアンス」に参加していた日本の航空会社は、バニラエアのみ。

今回バニラエアが脱退することで、日本の航空会社はナシになる形。

バリューアライアンス – Wikipedia


個人的には、結局1度も使わなかったな。。。

バリューアライアンス。


ほい。

そんな感じ。

JALとZIPAIRと、やがて哀しきzipair.com

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