ワイモバイルへのMNP乗換で、契約事務手数料が無料になる「SIMスターターキット」を使う

ワイモバイルへのMNP手段

ワイモバイルへMNP乗換(携帯電話番号ポータビリティ)するにあたって、SIMロック解除済みのスマホをそのまま利用することにした。
この場合、必要な手続きは「ワイモバイルのSIM購入+MNPの手続き(契約)」。

公式サイトでSIMを購入する場合、そのままMNP手続きに進む。
契約事務手数料の3,240円が必要となる。

一方、Amazonで「ワイモバイル SIMスターターキット」(SIM付き)を購入する方法もある。
契約事務手数料は不要だが、スターターキット自体が有料(864円)。
契約事務手数料の3,240円より、2,300円ほど安いという形。

今回は、その「SIMスターターキット」↓を使ってワイモバイルにMNPすることにした。

なお、購入するSIMのサイズについては、iPhoneなら「nano」。
Androidはnanoかmicroになるらしい。自分のスマホ次第。

ちなみに、ワイモバイルにMNPしつつスマホ端末も同時購入する場合、Yahooモバイル・オンラインストアのキャンペーンも使えるかもしれない。
こちらは、「5のつく日」なら最大1万ポイントの還元あり。
Yahoo!モバイル【公式】ワイモバイルのスマホをご契約で最大10,000ポイントプレゼント

自分は端末購入する気はなかったので、このキャンペーンは使わなかった。

スターターキットでの月額料金

「ワイモバイル SIMスターターキット」は、契約事務手数料の分だけ公式サイト経由での入会よりも安い。

しかし入会時の他の特典で公式サイトの方が有利なら、ちょっと微妙だ。
その点は一応確認したが、公式サイトで発動中の割引キャンペーンなど、スターターキットでも同一条件だった。

ワイモバイルで実施されているSIM契約向けの割引キャンペーンは以下。
全て、スターターキットでも適用される。

SIM単体契約
特別割引
最大24ヶ月×600円割引
(プランSは400円)
ワンキュッパ割 12ヵ月間 1,000円割引
データ増量
無料キャンペーン
24ヶ月無料

注意点としては、「ワンキュッパ割」は最初の1年のみであること。
2年目からは、基本料金が+1000円となる。

「SIM単体契約 特別割引」については、600円割引が2年間続く。
600円×24ヶ月=14,400円の割引。

最初の1年だけは、↑表より「ワンキュッパ割」分=1000円安くなる。
(プランM 税抜2,980円→税込2,570円)

MNP手続きの準備・流れ

MNP手続きに入る前に、事前にやっておくことがある。

公式サイトでの説明は以下。
ワイモバイル のりかえ(MNP)のご注意

まず現在契約中の携帯について、「契約更新月」かどうかを確認。
たいていは2年縛り×自動継続の契約で、ちょうど2年経った「契約更新月」以外で退会すると、違約金(1万円くらい)を払うことになる。
(ちなみにMNP転出の事務手数料3000円は、どのみち必要になる)

MNP乗換することが決まったら、まずは「ワイモバイル SIMスターターキット」を購入する。
スターターキットは、購入後1ヶ月以内に使う必要がある。

購入後1ヶ月以内にお手続きください。期間を経過しますと、サービスをご利用いただけない場合がございます。

次に現在契約中の携帯会社から、MNP予約番号をもらう。
自分が契約中のUQモバイルの場合、その場で発行された(メール)。
大抵は、即日~数日で発行される。
発行されるMNP予約番号の有効期限は15日間だが、残り10日ほど期限猶予がないと申し込みに使えない可能性がある。
そのため、MNP予約番号を入手後はスグに手続きできた方が良い。

最後に、MNP手続きで必要になるモノを準備。

  • 免許証(表)の画像(WEB手続き画面でのアップロード用)
  • WiFi環境(SIMの差し替え後、スマホへのAPN設定やプロファイルのダウンロードにネット回線が必要)

実際に必要だった手順を整理すると、以下。

(1)スターターキット購入 購入後、翌日に到着した
購入後1ヶ月以内に使う必要あり
(2)MNP予約番号の以来 即日~数日で発行される
有効期限は15日間
※ただし期限ギリギリだと使えない
(3)MNPの手続き WEBで申し込み
自分の場合、30分後には開通した
(4)APN/プロファイル設定 開通後、携帯の電波を掴むための設定が必要

以降は、手続きの様子について。

MNPの手続き(WEB完結)

Amazonで購入した「ワイモバイル SIMスターターキット」が到着した。
(翌日には配送された)

SIMと手続き方法の紙が説明が入っている。

スターターキットの場合、専用URLからMNPを申し込む↓
https://ymobile.jp/r/act

SIMに記載されたSIM番号を打ち込むと、購入店舗=amazonとして認識される。

契約プランを選択する。
自分の場合は、プランM(6GB→無料のデータ増量OPで9GB)。

オプションを選択する。
必要なのは、データ増量オプション(2年無料)のみ。

最終的な月額料金は、プランM(9GB)で2,570円
ただし2年目は+1080円(ワンキュッパ割)となる。

次にMNP予約番号を入力する。
また住所・氏名なども入力。

これにてMNPの申し込みが完了。
MNP手続き完了まで、少し待つ必要がある。

自分の場合、土曜の昼間に申し込んで、30分後には「手続き完了」のメールがきた。
思ったより早かった。

APN・プロファイル設定

MNP手続きが完了したら、ワイモバイルのSIMをスマホに挿す。
しかしこの時点では、電波が繋がらない。

APN設定か、iPhoneの場合はプロファイルのダウンロードが必要。
つまり、WiFi環境があった方がよい(iPhoneの場合)。

iPhoneの場合は、プロファイルのダウンロード。
https://www.ymobile.jp/service/others/simonly/iphone/

Androidの場合は、APN設定。
https://www.ymobile.jp/support/faq/view/21448

これにて完了。

そんな感じ。

安くて速い「UQ mobile」「Y!mobile」と、それを批判するMVNO各社の攻防 – やじり鳥

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