礼文島「岬めぐりコース」に稚内からフェリーで日帰りで行ってきた

礼文島「岬めぐりコース」

北海道の北端・稚内から、フェリーで北西へ2時間。
礼文島に日帰りトレッキングをしてきた。

礼文島のトレイルコースは、いくつかある。
礼文島トレイルコース

最も手頃なのは「桃岩展望台コース」だが、これは前回は敢行してみて非常に満足度が高かった。
礼文島トレイル「桃岩展望台コース」、稚内からフェリーで日帰りで行ってきた – やじり鳥

それで今回は、他のコースを試してみようと思ったワケ。
行ってきたのは「岬めぐりコース」

礼文島の北端「スコトン岬」を目指し、いくつかの岬を巡るコースだ。

浜中バス停から澄海岬まで

まずは稚内から、始発のフェリーで礼文島に向かう。

到着した礼文島フェリーターミナル前から、「観光シャトルバス」に乗り込む。
※「観光シャトルバス」については下記「参考情報」参照

「岬めぐりコース」のスタート地点、浜中バス停

浜中バス停で降りると、しばらくは舗装された道路を歩く。
次のポイント「澄海岬」まで、1時間ほど車道を歩くんだな。

車もほとんど通らず、開放感に満ちたウォーキング。
しかし礼文島の見事な景色を拝むまでには、もう少し先に進む必要がある。

「澄海岬」に近づくと、土産物店と駐車場のエリアが見えてきた。
土産物店の横を抜けて進むと、澄海岬への登り口が見えてくる。

「澄海岬」(すかい岬)では、読んで字の如く澄み切った礼文ブルーの海を眺めることができる。

この日は曇りがちな日だったが、それでも海の透明度はナカナカだった。

澄海岬からゴロタ岬まで

澄海岬の土産物店で、ちょっと腹ごしらえ。
タコザンギ=200円。

北海道のタコザンギは、最高ですね。
昼も夜も、タコザンギ食ってます。

それはともかく、店内のテーブルで食いながら、ゴロタ岬までの道を探す。
これ、どうやってゴロタ岬まで行くんだ?

店員さんに教えてもらって、やっと分かった。
澄海岬まで来る途中になった鳥居の横を、登っていくらしい。

「岬めぐりコース」で、道が分かりにくかったのは、ココだけ。
逆に言うと、この鳥居ポイントは「こりゃ分からんわ・・・」という感じだった。

そこから先は、10分ほど登りが続く。
登り切った先は、一気に視界が開けて眺めの良いトレイルコースに。

岬を降りて、鉄府方面へ。
民家の合間を歩いて、先に進む。

そのうち、海岸にでる。
ゴロタ浜というらしい。

波音を聞きながら、ずっと歩く。
腹が減ったので、おにぎりを食べながら歩いた。

おにぎりを2個食べ終わっても、まだ海岸道が続いていた。
山と海に挟まれたこの道、誰にもすれ違わず、気持ち良く歩けた。

浜が尽きたところで、登り道。

登り切ってからゴロタ浜を振り返ると・・・

今まで歩いてきた道が、ずーっと遠くまで見渡せる。

ヒーハー言いながら登ってきた道も、、、

上機嫌でおにぎり食いながら歩いた海岸も。。。

なかなか壮観でした。

そして再び、眺めのよい尾根道を歩き続ける。

風が強い。
草花が揺れる道を歩く。

気持ちいい。

そしてゴロタ岬に到着。

ゴロタ岬からスコトン岬

ゴロタ岬からいったん降って、スコトン岬に向かう。

そういえばここで、「沸騰ワード10」の撮影陣とすれ違った。
重そうな機材をもって、ゴロタ岬を登っていくところだった。

稚内空港に到着した時も「沸騰ワード10」のディレクター3人組がいるのに気がついた。
番組内で顔出ししているディレクターなので見て分かったんだが、他のエリアでバス・ガイドさんが「沸騰ワード10という番組が取材にきてまして・・・」とか説明しているのが聞こえたから、多分そうなんだろう。

そのうち「沸騰ワード10」で礼文島がでてくるかもしれない。

ゴロタ岬を降りると、スコトン岬までは舗装された道を歩く。

ゴロタ岬の後は、正直さほど面白味がない。

土産物屋やバス停をすぎ、スコトン岬へ。

スコトン岬に到着。

土産物屋で、昆布のアイスクリームを食った(400円)。
ここはウニ丼もやっているが、午後2時までということだった。

帰りのバスの時間まで、少し時間がある。
ベンチで昼寝をすることにした。

ベンチに寝転がっていると、潮風が気持ちが良かった。
海と草花が、キラキラと輝いていた。

最高に癒やされる昼寝ができました。

参考情報

今回は「岬めぐりコース」を、稚内から日帰りで行ってきた。
この場合、バスとフェリー時刻表・乗り継ぎ的に↓スケジュールのみ可能だった。

06:20-08:15 フェリー(始発便)
(稚内-礼文島)
2800円~
08:15-09:25 ターミナル内のベンチでバス待機
9:25-10:04 観光シャトルバス
(フェリーT-浜中)
1050円
10:04-15:58 岬めぐりコース
5時間コースを6時間でまわる
実際には1時間ちょい余った
15:58-16:54 路線バス
(スコトン岬-フェリーT)
1220円
17:15-19:10 フェリー(最終便)
(礼文島-稚内)
2800円~

バス・フェリーの時間は季節によって異なるので、自分でチェックしてみる必要があります。

フェリーの時間
ハートランドフェリー

バスの時間
宗谷バス 礼文エリア

なお今回は往路のみ「観光シャトルバス」を使った。
路線バスだけだと、時間的にフェリーとの接続がうまくいかなかった。
「観光シャトルバス」は路線バスと同じ車体・料金システム(予約不要)・乗り場で、観光シーズンだけ運営されている。
※「観光シャトルバス」の時刻表も、↑のpdfに別表として記載あり

「1DAYフリー乗車券」(2000円)
http://www.town.rebun.hokkaido.jp/hotnews/detail/00001418.html
※今回のバス代は合計2280円だったので、フリー乗車券を買っておけば良かった。。。

地図・ルート
礼文島トレイルコース
※pdfの地図あり

スマホGPS対応の「山と高原地図アプリ」に礼文島もあり、トレイルコースも記載あり便利です。
山と高原地図アプリ

ほい。

そんな感じ。

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