背中が蒸れない
国産カバンメーカーの大手「エース」からでたビジネスリュックを買った。
背中に風を通すエアベンチレーション機構搭載の「ラパック エアV」。
12リットル版と17リットル版があるが、購入したのは17リットル版。
ラパック エアV(公式ストア@楽天)
「ラパック エアV」の特徴は、リュック背面が背中に接さない「エアベンチレーション機構」。
リュック背面が湾曲しているのと、メッシュのシートが背面にあるため、背中がリュックに直接触れない形状。
風が背中を吹き抜け放題。
背面のメッシュは、そこそこ耐久性もありそうな素材。
購入前はちょっと心配だったが、これなら長持ちしそうだ。
ただ使ってみて初めて分かったんだが、そのメッシュ・シートも背中にほとんど触れない。
腰部分にあるパッドの膨らみが大きく、腰でリュックを支える構造なんだな。
そのため、背中が涼しい要因として大きいのは、次の2点。
- 背面が湾曲している
- 大きめの腰パッドで支えている
背負い心地は悪くない。
普通のリュックと同じような感覚。
そして、やっぱり背中が涼しい!!
夏でも使えるリュックということで、かなりナイスなアイテムだ。
ただし。
肩にかけるショルダーハーネスの部分は、やっぱり暑い。
ここは、避けられない。
エース公式にある「サーマルマネキンを使った温度評価」画像でも、「ラパックエア V」の背中部分は涼しげだが、肩については従来リュックより赤くなってる?という(笑
「サーマルマネキンを用いた温熱環境評価」by エース
いずれにせよ、背中は涼しい。
トレッキングなんかにも使ってみたが、快適で良かった。
問題点は「容量」
気に入って使っている「ラパックエア V」だが、問題点?もある。
容量が小さいんだなぁ。
これは、「想定したより2段階は小さい」と考えた方がよい。
「あれ、あんま入らないな・・・」→「あれれ、入るのこんだけ?」って感じ。
収納できるコンパートメントは2つある。
1つ目のコンパートメントは、普通にモノが入る。
2つ目のコンパートメント(背中側)は、全然モノが入らない。
背中側のコンパートメントは、背面が固い板状素材で湾曲している。
そのため背中側の方のコンパートメントは、厚みのあるものがあまり入らないんだな。
「ラパックエア V」の容量は12リットル版と、17リットル版。
感覚的には、その6~7割程度の容量しかないと考えても、いいかもしれない。
リュックの収容可能量「リットル」は、小さなビーズを「どれだけ詰め込めるか」で計測されている。
背中側コンパートメントは内部形状がいびつなので、その数字をそのまま当てはめて考えない方が良いんだな。
自分の場合は17リットル版を買ったが、12リットル版の場合は容量に注意が必要かなと思います。
「PC+書類」とか薄いモノ中心なら、12リットル版でいけると思うけど。
PC収納とレインカバー
その他「ラパックエア V」には、PC収納コンパートメントや、レインカバーがついている。
ビジネスリュックって、レインカバーがついてるの少ないので、これは地味に嬉しい。
急な雨や台風など、活躍が期待できそう。
そのほか、フロントポケットなんかも大きめのがついており、便利です。
ビジネスリュックとしての機能は、もろもろ備えている。
総合的にみて、良いバッグだなと思います。
個人的には、気に入って使っている。
ただし「実質容量」がスペック値より小さめなので、その点は注意。
ほい。
そんな感じ。