JALが国際線ファーストクラス・ラウンジの専用スマホアプリを配信開始した。
アプリ名は、「JAL Lounge +」。
IoT技術を活用した空港ラウンジでの新しいサービスの実証実験を12月4日から開始
正確には、同スマホアプリを利用した実証実験を開始する。
利用できるラウンジは、成田国際空港JALファーストクラスラウンジ本館4階のみ。
また実証実験の期間は、2019年12月4日~2020年2月28日。
実証実験の参加者(役割)は以下。
JAL:JALイノベーションラボ
NRI:UX向上の知見を提供
サトー:位置検知テクノロジーの知見を提供
実証実験の中身は、「従来のラウンジ内でのサービスに、先進の位置情報テクノロジーを掛けあわせる」。
つまり「位置情報」が実証実験のキーになる。
アプリで提供される機能は以下。
★がついてる機能が、位置情報が絡んでいると思われる機能。
- ラウンジの混雑状況
- シャワールーム予約
- お食事オーダーサービス★
- スタッフ呼び出し機能★
例えば「お食事オーダーサービス」では、座席からスマホアプリで食事をオーダーする。
食事の準備ができたら、スタッフによって席まで配膳される(!)
この時、配膳するスタッフがオーダーしたユーザーの場所を特定する際に、位置検知テクノロジーが使われるモノと思われる。
また、「スタッフ呼び出し機能」についても同様。
アプリからスタッフを呼び出すと、呼び出した人の位置を特定してスタッフがやってくる。
位置の特定にどのような技術が使われるかは不明。
スマホアプリでBluetoothや位置情報(GPS/WiFi)の利用許可をする必要があることから、情報源としてはスマホの位置情報を使うことにはなると思うが・・・
どんな技術を使うんだろうな?
個人的にこういうのが好きなので勝手に妄想すると・・・
- ラウンジの各テーブルにビーコンを仕込む
- スマホbluetooth-ビーコンの電波強度で、利用者の座席を特定する(スマホアプリと座席を紐付ける)
- GPSの位置情報も補助的に利用する
こんな感じだったり?
もしそうだったら、ビーコンの利用方法として面白いなぁ、っていう。
まぁ、実際にはどうか分かんないけど。
「先進の位置情報テクノロジーを使った実証実験」というからには、GPSだけで位置特定するとは思えないし、bluetoothも使ってるのかな。。。
なお本アプリでは、以下のような注意書きがある。
時間帯や混雑状況などにより、ご利用いただけない場合がございます。
混雑状況によっては、当サービスを一時的にご利用いただけない場合がございます。
まぁ、実証実験ですもんね。。。
期間限定の実証実験ではあるが、面白いサービスだなと思いました。
ただまぁ、アレだな。
個人的にJALのファーストクラス・ラウンジには入ったことないし、今後も入ることはないだろうな。。。
ほい。
そんな感じ。