JAL国際線における国内区間について、マイル積算率やFOPが2021年2月から改悪となる。
※国内区間=(沖縄→羽田)→シンガポールにおける()内の国内区間
現在の国内区間については、国際線の予約クラス(≒価格)に関わらず、100%のマイル積算率。
「搭乗ボーナス FLY ON ポイント」も400ポイント固定。
それが2021年2月から、国内区間のマイル積算率・搭乗ボーナスFOPも、(国際線に連動した?)予約クラスに応じた率に設定される模様。
ちなみに「国内区間の国際線連動化」については、ANAが先行して2018年10月に実施していた。
ANAが2018年10月から、国内区間の予約クラスを国際線連動へ。獲得マイルとプレミアムポイントが減少。 – やじり鳥
JAL公式サイトでの記載については、こちら。
JALマイレージバンク – マイル数
〔2021年1月31日までの搭乗〕フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間については、国際線マイル積算率にかかわりなく、「運賃1(100%)」を選択のうえ検索ください。
〔2021年2月1日以降の搭乗〕フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間については、以下予約クラスに応じて選択のうえ検索ください。
予約クラス 利用運賃カテゴリー Y 運賃1(100%) H 運賃4(75%) M 運賃4(75%) E 運賃3(75%) O 運賃7(50%) G 運賃8(30%)
マイル積算率は、予約クラスに応じて100%~30%ですね。
国内区間については、国際線に連動した予約クラスが割り当てられるものと思われる。
そうして割り当てられた国内区間の予約クラスに応じて、搭乗ボーナスFOPにも変更が入る。
FLY ON プログラムとは
(2021年1月31日までの搭乗)国際線航空券に含まれる日本国内区間は、フライトマイル対象運賃であれば搭乗ボーナス FLY ON ポイントの対象となります。
(2021年2月1日以降の搭乗)フライトマイル対象運賃の国際線航空券に含まれる日本国内区間の搭乗ボーナスFLY ON ポイントは予約クラスに応じて下記の通りです。
予約クラス 搭乗ボーナスFLY ON ポイント Y 400ポイント H 400ポイント M 400ポイント E 0ポイント O 0ポイント G 0ポイント
400FOPか、0FOPか。
安いチケットの場合は、搭乗ボーナスFOPもナシ?
こうした国内区間の国際線連動化については、ANAが先行して実施しているため、JALもそのうちやるんじゃないかと思ったけど、遂にやってきた感じがしますね。
海外の航空会社も含め、基本的に付与マイル・付与ステータスポイントは「価格連動化」していく流れにある。
チケット代が高いほど、マイル積算率も高い(安くて美味しいチケットはなくす)。
獲得マイルを「距離」ベースから「金額」ベースに移行する航空会社が増殖中 – やじり鳥(2018年3月時点)
そういう意味では、今回のような変更もしょうがないすね。
ほい。
そんな感じ。
JAL国際線のプレエコ「Eクラス」は積算率70%にダウン、「Rクラス」がプレエコに格上げ – やじり鳥