IHGのAMB券「ウィークエンド無料宿泊」で得した金額をチェック(沖縄・万座)

ウィークエンド無料宿泊(AMB券)

IHG系の有償ロイヤリティ・プログラムの「インターコンチネンタル・アンバサダー」に入会すると、「ウィークエンド無料宿泊」(AMB券)がもらえる。
IHGインターコンチネンタル・アンバサダーとロイヤルアンバサダーの特典(2019年3月開始)

インターコンチネンタル・ホテルで使える1泊分の無料宿泊券だが、条件として週末(金・土・日)を絡めた2連泊での利用が必要となる。金→日か土→月。
2連泊するうちの、2泊目が無料となる形。

(ほぼ)インターコンチネンタル限定であるという点と、曜日条件・連泊条件があることから、必ずしも使い勝手がいいとは言えない。

しかしアンバサダーの年会費は200ドル(2万ちょい)なので、このAMB券でも2万円くらいの価値が見いだせると嬉しいところではある。

昔は紙のチケットだったAMB券も、最近になってデジタル化。
WEBから予約をする際に「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」レートを指定するだけ、その他に手続き等は不要で、かなり便利になった。
紙チケットだった時代は、宿泊時に「あ、AMB券をもってくるの忘れた!」とかが、あり得ましたからね。。。

なお、AMB券で無料になるのは、2泊するうちの2泊目部分。
そのため1泊目より2泊目が高いような2連泊をすると、お得度が高くなる。

「インターコンチネンタル万座ビーチリゾート」での利用結果

今回「ウィークエンド無料宿泊」を利用したのは、沖縄の 「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」 。
IHG「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」宿泊メモ(ビーチ・プール・部屋)

ハイシーズンの沖縄ということで宿泊代が高騰していたので、ある意味AMB券を使うチャンスではあった。

「ウィークエンド無料宿泊」での予約は、以下のリンクから予約ページに飛ぶと料金に「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」レートが追加されるので、その料金で予約する必要がある。
https://www.ihg.com/intercontinental/content/jp/ja/ambassador/free-weekend-certificate

最安値料金など、別の料金ではAMB券は使えない。
また同料金は1日での予約数が限定されているので、日程によっては売り切れている場合がある。

「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」レート

結果としては、1泊目=7.6万円・2泊目=7.4万円(AMB券で無料)となった。

「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」レート 1泊目と2泊目の価格

予約時点ではAMB券での0円化は入らないので、そのまま予約する。
チェックアウト後の請求時には、ちゃんと1泊目の料金のみ請求される。

なお、AMB券での料金は、基本的にベストフレックス料金(非会員)と同じ。
予約変更可能・デポジット不要と自由度は高いが、価格が最も定価に近いレート。

例えば今回のAMB券レートは7.5万円だったが、同日程の「ベスフレックス料金」も同額。

AMB券とベストフレックス料金は同じ

この場合でいうと、AMB券(=ベストフレックス料金)は最安値料金(6万円)より1.5万円/泊ほど高い金額だった。

一方でAMB券は2泊目が無料になるので、2泊分の料金としてAMB券で得した金額は4.5万円ということになる。

  • 最安値(6万円)で2泊した場合=12万円
  • AMB券(≒フレックス料金相当)で2泊目無料の場合=7.5万円
部屋タイプ最安値(1泊)フレックス料金 (1泊)
スーペリアルーム
・パーシャルオーシャンビュー
60,563円
(現金での最安値)
75,000円
(≒AMB券で予約)
スーペリアルーム
・オーシャンビュー
62,178円76,479円
スーペリアルーム
・ビーチビュー
64,197円78,962円
ハイフロアルーム
・オーシャンビュー
66,215円81,444円
ハイフロアルーム
・ビーチビュー
68,234円83,928円
クラブインターコンチネンタルルーム
・オーシャンビュー
76,554円
(UPG後の部屋)
94,161円
クラブインターコンチネンタルルーム
・ビーチビュー
79,882円98,255円
クラブインターコンチネンタル
・コーナーテラスルーム
89,633円110,249円

また、今回は最も安い部屋である「パーシャルオーシャンビュー」で予約。
当方はアンバサダー会員かつIHGスパイア会員なので、部屋はアップグレードされた。

それぞれの特典は以下となる。

  • アンバサダー:インターコンチネンタル・ホテルではアップグレード保証(少なくとも1段階)
  • スパイア(IHG):IHG系列ホテル全体で、空室状況に応じてアップグレード(されない場合もある)

今回でいうと、5段階のアップグレードだが、価格差はそれほどない。
アップグレード後の部屋の最安値は7.6万円だったので、現金で2泊すると15.2万円。
アンバサダー(AMB券とアップグレード特典が付帯)として得したのは7.7万円分ですかね。

  • 最安値で2泊した場合=15.2万円
  • AMB券(≒フレックス料金相当)で2泊目無料の場合=7.5万円

まとめ

今回、 自分が「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」 で 「ウィークエンド無料宿泊」 (AMB券)を使った結果としては、以下。

  • AMB券で得した金額は4.5万円
  • アンバサダー会員として(部屋アップグレードも含めて)得した金額は7.5万円

アンバサダーの年会費は200ドルのため、それを原価と考える場合は上記の金額からそれぞれ200ドル(2.2万円)を引くことになる。

いずれにせよ、ハイシーズンの方がAMB券の価値が増幅するが、「半額になっても、そもそもホテル代が高い」というのが悲しいところではある。
まぁ「ハイシーズンでもAMB券を使えば通常時期と同じような金額で泊まれる」という考え方も、できなくはない。
今回、AMB券を使った上での1泊あたりの料金は3.8万円だが、超ハイシーズンでない平日なら1泊3万円程度で泊まれるホテルではあった。

なおアンバサダー会員やそれに付帯するIHGプラチナ会員の特典は、 「ウィークエンド無料宿泊」 (AMB券) 以外ではレイトチェックアウト・獲得ポイント増・滞在毎の飲食2000円割引(インターコンチネンタルのみ)などがある。

今回も、朝食など部屋付けした飲食料金から2000円が引かれていた。
※「アンバサダー ウィークエンド無料宿泊」レートは、「朝食なし」料金となる

ほい。

そんな感じ。

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