STAYNAVI「直×直セット割」開始、宿のみ予約の全国旅行支援を自分でツアー化し補助額アップ

STAYNAVI「直×直セット割」

STAYNAVIがお得なサービスを始める。

「全国旅行支援」の補助額は、「宿泊のみ」より「ツアー」の方が1泊あたりの補助額が大きい。
「宿泊のみ」なら1泊5000円/人、「交通付旅行商品」(ツアー)なら1泊8000円/人。

一方、ホテル公式サイトの予約で全国旅行支援の適用によく使われているSTAYNAVI。
そのSTAYNAVIで「宿泊のみ」の予約を、鉄道・航空などの交通系予約と自由に組み合わせて「交通付旅行商品」(ツアー)とし、補助額を1泊8000円にグレードアップできるサービスを開始する。

公式サイトはこちら。
STAYNAVI「直×直セット割」

STAYNAVI「直×直セット割」

「直×直セット割」のスケジュールは以下。

  • 2022年10月19日正午から受付開始
  • 対象期間は10月20日~12月20日分

ほい。

通常「楽天トラベル」などのOTAで予約すると、OTA側で補助金の処理を行う。
一方、ホテル公式サイト予約などホテル直販の場合、補助金の処理にSTAYNAVIがよく使われている。

例えば以下のシーンでは、STAYNAVIで「宿泊のみ」の予約を持っていることがあるかと思います。

  • ホテル修行のために、ホテル公式サイトから予約
  • 各OTAの全国旅行支援が速攻で売り切れたので、別枠で確保しているホテル公式サイトから予約
  • 公式サイトにしかないプランを狙って、公式サイトから予約

こうした「宿泊のみ」の予約に対して、自分で別途用意した鉄道・飛行機の予約情報をSTAYNAVIに登録することで、後付けで「ダイナミック・パッケージ化」し、補助額が1泊3000円アップする。
例えば、ANA・JALの航空券予約情報や、JRの鉄道予約情報を絡ませることができる形。

どの交通系予約まで対応しているか現時点では不明だが、少なくとも「飛行機や鉄道における早期予約割引、学生割・シニア割、株主優待券等のニーズに合わせた多様な商品の利用」が可能とのこと。
※例えば特典航空券はどうなるか、などは不明

これは、なかなか嬉しい話ですね。

なお留意事項として、宿での支払い時点では「1泊5000円分のみ割引」となる。
残りの「1泊3000円分」については、後日STAYNAVIから振り込まれる形。

交通系予約の情報を交通機関に確認して補助金適用する作業を、STAYNAVI側でやるようです。
そういう意味では、予約番号的なものだったり、なんらか「交通機関に照合できる情報」は必要なんでしょうね。

そこら辺は、サービス開始の10月19日には明らかになると思われる。

なお、すでにSTAYNAVIで取得済み・未使用の割引クーポンがある場合、それをツアー化できるかという観点では、まだ情報がない。
多分できるんじゃないかな。
分かんないけど。

※2022年10月22日追記
遅延していた「直×直セット割」が10月22日より開始。
「第1弾はJAL航空券&北海道宿泊の組み合わせのみ」ということで、だいぶ狭い感じからスタートするようです。
また、対象の宿泊施設もかなり限定されているようです。
STAYNAVI®︎「直×直セット割」の割引申込を10月22日から正式に受付開始!直販の宿泊とJALの個人向け航空券が「全国旅行支援」で最大40%割引に!

STAYNAVIとは

STAYNAVIは直販予約特化型サイト。
ホテル公式サイトの予約を集めたポータルサイトとなる。

通常のOTAは料金の10~15%の手数料をとるが、STAYNAVIの手数料は1.5%。
OTAにあるような独自のポイント制度やキャンペーンなどはなく、基本的に公式サイト予約の紹介。

特にGoToにおいては、予約が電話のみ/システム化がされていないホテルでも、ユーザー側がSTAYNAVIを使うことでGoTo適用できるようホテルと利用者の間に入り支援している。

GoToや全国旅行支援では、ホテル直販を制度適用する場合に、予約情報の証憑管理などを行う「第三者機関」と契約する必要があり、システム会社や温泉協会のような外部機関が間に入る。
ホテル側が「自分だけで制度適用したい」と思ってもそれは不可で、第三者機関を座組に入れる必要がるんだな。

それでSTAYNAVIは、その第三者機関として認可を受けている、と。

以上、本件ニュースをみて「そういやSTAYNAVIってなんだっけ」と思ってググった結果より。

ほい。

そんな感じ。

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