Withingsスマート体重計の最上位機種「Body Cardio」を買った

Withings「Body Cardio」を買った

フランスのヘルスケア家電メーカー「Withings」の体重計を長年使っている。
今回はその最上位機種「Body Cardio」に買い換えたという話。
Withings Body Cardio

Withings Body Cardio 外観

体重計に乗ると、色んな計測データがディスプレイに表示される。

  • 体重
  • BMI
  • 体脂肪率
  • 体水分
  • 骨量
  • 筋肉量
  • 心拍数(「Body Cardio」のみ)
  • 血管年齢(「Body Cardio」のみ)
  • 天気予報

データが1つずつ順番にディスプレイ表示されるので、全てみるには時間がかかる。
ただまぁ体重計でのディスプレイ表示は、不要なものをオフにすることも可能。
※表示をオフにしても、スマホアプリやWEBサイトでは全データ表示できる

Withings Body Cardio ディスプレイ表示

「Body Cardio」と一段下の「Body+」の違いは、心拍数・血管年齢の2点のみ。
これらが不要な場合は「Body+」の方が安価に入手できる。

心拍数については、最上位機種の「Body Cardio」でしか計測できない。
ただ最近だとスマートウォッチで心拍数をとれるので、わざわざ体重計で心拍数を計測する意味はないかも。
心拍数を計測する場合は、体重計測が終わった後も体重計の上から動かず、少し待たないといけないんですよね。
急いでる時は、体重だけ計って体重計から降りることも可能ですが。

買ってから気付いた残念ポイントは、充電がマイクロUSBであること。
一度充電すると、1年は電池が持つのであまり問題にはならなそうだが、マイクロUSBのケーブルもちゃんと確保しておかないと(本体にケーブルは付属してない)。

全般の使い勝手については、問題ナシ。
やはり体重計はWithingsが具合いいです。

Withings体重計の特徴

自分は2013年からWithingsの体重計を使っている。
今回の購入で3台目。

Withings体重計を選んでいる理由は、以下。

  • ネット連携が便利
  • スマホアプリやWebサイトのクオリティーが高い
  • いざという時のために、測定データをcsvエクスポート可能
  • スマートウォッチ・睡眠計測・体温計睡眠計測・血圧計(日本未発売)など、数多くのネット連携家電と統合的な利用が可能(ただし日本での発売は少ない)

Withingsの体重計の特徴は色々あるが、その最たる特徴は「他社に比べてネット連携が便利」であること。

ネット連携・スマホ連携が可能な体重計は数多くあるが、その多くは「体重計とスマホアプリのBluetooth連携」が実態で、体重計が直接ネットに繋がっているワケではない。
計測した測定値をクラウドに保存するには、スマホアプリを一度起動させる必要がある。
スマホアプリがBluetoothで体重計からデータを取得し、クラウドに送信するという流れ。
※体重計→スマホ(アプリを手動で起動)→クラウド

その点Withingsの場合は、体重計がWiFiで直接ネットに接続し、計測後は即座に計測値がクラウドに送信される。
そのため測定後は、スマホアプリでも、PCからみるWebサイトでも、すぐに体重グラフをみれるというワケ。
いちいちスマホアプリを起動する手間が発生しない。
※体重計→クラウド(自動)

最近では中華製の体重計でも同様のネット接続機能をもった体重計がでてきたが、「ずっと同じメーカーを使ってデータを蓄積したい」という意味では、大手のWithingsがやっぱり良いかな。信頼性の意味とかでも。

自分の場合2013年から現在までの体重の遷移をグラフでみることができるが、これはなかなか圧巻。
こんなキレイな右肩あがりのグラフ、見たことない。太ったなぁ!!っていう。
ただ、途中でメーカーが潰れたりしたら、そういうことも長期的なグラフの観測もできないワケで。

withings スマホアプリ

スマホアプリやWebサイトの出来も、非常によいですね。
美麗なグラフ、サクサク動きます。

もちろんApppleヘルスケアとの連携もバッチシで、以下のような相互同期が可能。

  • Withings体重計のデータを、Appleヘルスケアに同期
  • Appleヘルスケアのデータ(AppleWatchの心拍数とかiPhoneの歩数)を、Withingsに同期

アプリの出来としてはAppleヘルスケアよりWithingsの方が良いので、ヘルスケア系データを見るにはWithingsのアプリが便利。
※ただし一部のAppleヘルスケア・データはWithingsに取り込めない(AppleWatchの心電図データとか)

ということで、Withingsの体重計。
一度Nokiaに買収されてNokiaブランドになったが、現在はふたたびWithingsブランドに戻ってきた。

Withingsは欧米中心で、日本ではさほど売れてないっぽい。
正式代理店はあるので、本体についてくる説明書とかは日本語で読めるが。。。

ただ日本で売れてないからか、Withings機器の一部の機能が日本で開放されてなかったりするんだなー。
おそらく許認可の関係で。
スマート体温計とか、ScanWatchの心電図機能とか・・・。

日本でWithingsがもっと売れれば状況が変わってくると思うので、日本市場でもどんどん売れるといいなと思います。

ほい。

そんな感じ。

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tonogata
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