「とんかつ叶」(味噌とんかつ・ハンバーグステーキ)
仙台駅からも近い商店街。
少し奥に入ったところにある「とんかつ叶」。
とんかつ叶(食べログ)
こちらのお店には名物の「味噌とんかつ」があるとのこと。
以前にコメントで教えてもらっていた漫画「流浪のグルメ」に載っていた。
「味噌とんかつ」というと、名古屋メシの「味噌カツ」を思い出す。
八丁味噌をかけて食うトンカツだが、個人的にコレは大好物。
しかし今回の「味噌とんかつ」は、それとまたタイプが異なる。
メニューをみると、「当店オリジナル 味噌とんかつ」(ロース・ヒレ)があった。
安定のロースで、いってみよう。
店内にはカウンター席・テーブル席あり。
カウンター席に陣取る。
愛想良く歌うような接客をするおばちゃんが、リズミカルに客をさばいている。
例えば「ありがとうございま⤴︎⤴︎す♪」と、語尾を伸ばしながら音程を上げるような。
おばちゃんの口癖は、客のオーダーに「承知で⤴︎⤴︎す♪」。
これまた、歌うようにアゲ⤴︎アゲ⤴︎で承知していた。
承知した後しばらくしてから「さっきのご注文はなんでした?」ときて、ズコーッてこともあった。
それはともかく、楽しげな接客で店内の雰囲気は明るく、居心地のよいお店であった。
メシもウマく、結果的には2度ほど訪問した。
「味噌とんかつ」は、肉と衣の間に甘い「仙台味噌」が挟まっている。
味噌をぬったまま揚げており、味噌がアツアツである。
追加でソース等をかける必要はない。
食べてみると、まずは甘じょっぱい味噌が口内に広がる。
トロッと濃厚でコクがある。美味い。
焼いたような味噌の感触が前面にでるが、肉とのハーモニーも良い感じ。
味噌を後付けする名古屋の八丁味噌とは、かなり感触が異なる。
ちなみにカラシをつけて食うと、味噌の甘味とカラシの辛みが中和する。
甘くも辛くもなくコクだけ残って、これはこれで面白いというか美味しい。
別日には、「当店風ハンバーグステーキ」を注文した。
「当店風」というメニュー名が、ちょっと気になったのだ。
腹が減っていたので、「ジャンボハンバーグステーキ」(1300円)をオーダー。
この手ごねハンバーグは弾力もよく、程よい噛み応えで美味しかった。
家庭的というか、懐かしい感じ?
デミグラスソースにバターが乗って溶け出していくのも特徴的か。
つけあわせの人参・南瓜など野菜類も良い。
特にポテトは薄皮だけパリッとしつつ、中はホクホクで美味かった。
今回は試せなかったが、冬限定メニューの「牡蠣フライ定食」も良さげだったな~。
隣のサラリーマンが食っているのをみて、羨ましいと思いつつ・・・
牛タン値上げ状況(利久「極定食」)
更に別日には、久々に「利久」を訪問。
いつもの牛タン「極」(4枚8切れ)を食おうと思ったんだが・・・
人気店だけに、長蛇の列。
それでも最後尾に並んで、しばし。
何気なく店頭に掲げられたメニュー値段をみて、驚いた。
以前来た時より、また値上げのようだ。
「極定食」の4枚8切れは、自分が知る範囲でも以下のような推移。
- 2016年=税込2,646円
- 2021年=税込3,179円
- 2023年=税込4,191円
そうか~。
4,000円を超えたか。。。
牛タンは仕入れ値の高騰や、中国への買い負け増加で、徐々に値上げしているらしい。
ミートショックが仙台の「牛タン専門店」を直撃 一時は約3倍になった仕入れ値、どう乗り越える?
もはや、ここまで。
当方はここで脱落である。
そして、そば神へ(肉そば&えびかき揚げ)
金はなくとも、腹は減る。
まだ、諦めない。
美味いモノを、諦めない。
美味くて安くて、サッと食えるもの。。。
そばかん。「そばの神田」である。
仙台ローカルの立ち食いそばチェーン「そばの神田」で、「えびかき揚げ」が美味かった
「肉そば」(520円)に「えびかき揚げ」(170円)を追加。
至高の組み合わせ。合計690円。
あっさりした出汁に、かき揚げが合う。
エビはプリプリ。気分もプリプリ。プリンセス。
そして細麺を「海苔」でなく「肉で巻いて食う」という、ワイルドな美味さ。
いやー。
うまし。
ほい。
そんな感じ。