旅行用に欲しいバックの機能
旅行用のバッグ。
小さく折りたたんで収納しておき、現地でのアウトドアシーンでガツっと使えるヤツ。
いわゆるポケッタブル。
昔からノースフェイスのポケッタブル・サックを使ってたんだけど、不満点が。
- 意外と大きい(折りたたみ時のサイズ)
- 防水でない
ということで、いろいろチェックして悩んだあげく、、、
「SEA TO SUMMIT」の「ウルトラシルDRYデイパック」。
これを買って使ってみたところ、素晴らしい出来だった。
ポイントは、
- 超軽量!超コンパクト!
- 防水!防水!防水!
- なのに「そこそこ」の容量(20ℓ)!
この3点を考えてくと、「SEA TO SUMMIT」しかない、という。
※少なくとも2014年上半期には
小さいだけ、とか、防水だけ、とかなら、そこそこ選択肢はあるんですけどね。
折りたたみ/ポケッタブルバッグの一覧
自分が調べた時の折りたたみバッグの一覧は以下。
「SEE TO SUMMIT」のは、防水と、そうじゃないのがある。
容量が各社で結構違うが、これは実質と言うより、自己申告の計算方法にある気がしないでもない。
※各社の容量を示す基準がバラバラかも?
ブランド | 商品名 | 容量 | 重さ | 収納時 サイズ |
生地 | 防水 |
---|---|---|---|---|---|---|
SEE TO SUMMIT | ウルトラSIL DRYデイパック |
20L | 99g | 6×12×?cm | ※A | ● |
SEE TO SUMMIT | ウルトラSIL デイパック |
20L | 68g | 5×8×?cm | ※A | × |
モンベル | ポケッタブル ライトパック 8 |
8L | 160g | 14×16×?cm | ? | × |
モンベル | ポケッタブル ライトパック 11 |
11L | 170g | 14×19×?cm | ? | × |
モンベル | ポケッタブル ライトパック 16 |
16L | 180g | 16×19×?cm | ? | × |
モンベル | ポケッタブル デイパック 15 |
15L | 210g | 17×20×?cm | ※B | × |
モンベル | ポケッタブル デイパック 20 |
20L | 240g | 18×20×?cm | ※B | × |
ノースフェイス | FLYWEIGHT ARMB |
17L | 240g | 18.5×14.5×?cm | ※C | × |
ノースフェイス | FLYWEIGHT RECON(NM81409) |
22L | 240g | ?×?×?cm | ※D | × |
karrimor | マース パッカブル デイパック |
25L | 240g | 16×23×7cm | ※C | × |
イーグルクリーク | パッカブル デイバック |
11L | 170g | ?×?×?cm | ※E | × |
HERSCHEL | PACKABLE BACKPACK |
15L | ? | 18×12.5×?cm | ※C | × |
※A=30DウルトラSILナイロン
※B=210デニール・ナイロン・オックス
※C=ナイロン
※D=70Dリップストップナイロン、210Dブロックドビーナイロン
※E=210Dポリリップストップ
以下、サイズ等のラインナップに注意。
参考まで。
[モンベル] ポケッタブルライトパック 11 1123585 CHBK
- メディア: ウェア&シューズ
「ウルトラシルDRYデイパック」をチェック
ちなみに「SEA TO SUMMIT」(シートゥーサミット)は、オーストラリアのアウトドア・ブランド。
シートゥサミットの名は、創業者の一人であるティム・マッカートニーが1990年に、ベンガル湾(SEA)からエレベストの頂上(SUMMIT)まで無酸素登頂した ことに由来している。
前例のない偉業を達成した後、その経験と情熱を活かしてアウトドア用品を開発。
ドライサックをはじめとする画期的なアイテムの数々を生み出し、オーストラリアのアウトドア用品業界No.1の地位を確立。
世界中の アウトドア愛好者たちに愛用されている。
http://www.caravan-web.com/import/sts/
この「ウルトラシルDRYデイパック」は、SEA TO SUMMITのポケッタブル・ザックの中でも一番小さくて、防水のヤツです。
お値段もお手頃なのがGood。
サイズ感はこんな感じ。
なんと、折りたたみ時はiPhoneと同じくらい。
ヤバいくらい小さいです。
これを広げると、20ℓいけるリュックになる。
マジで信じられない。
ちなみに、今自分が使っているノースフェイスの折りたたみバッグとの比較。
※上表のFLYWEIGHT RECONに近いモデル
1/3くらいのサイズ感。
この小ささなら、どんな旅行でもスーツケースに放り込んでおける。
「もし使わなかったらスペースの無駄になるか?」とか考えなくても済むのが最高です。
申し遅れましたが、商品到着時のパッケージ。
色は、
- ブラック
- ライム
- ブルー
の3色あるんですが、今回はブラックを買ったっすね。
早速、広げてみるっす。
リュックタイプ。
20リットル入るので、普通に街で使うリュックとほぼ同じサイズ感です。
ペラペラの素材で出来ています。
これで、防水なんすねぇ。
公式サイトの説明は以下。
非常に引き裂き強度、耐久性の高い【コーデュラ®ナイロン】にシリコン浸透加工を施した、軽量で撥水性能を兼ね備えた機能素材です。
すべりの良い光沢感のある生地のため、かさ張らずコンパクト収納が可能です。
ナイロンにシリコン浸透加工をほどこして、撥水性能を出している、と。
強度も高いらしい。
荷物を入れる側は、こんな感じ。
このリュックの留意点。
↑にあるように、収納口がロールクロージャーなんすね。
ロールクロージャーは、防水バッグ/ドライバッグによく使われている手法。
ぐるぐる巻いて閉じる、ってヤツです。
完全防水をうたってるのとかは、大抵ロールクロージャーな気がする。
ぐるぐる巻いて、ホックで閉じる。
公式サイトの説明。
防水性を高めたウルトラSILのデイパック。
開口部にロールクロージャーシステムを採用。
さらにダブルステッチとシームテープ構造により、優れた防水性を実現しました。
ちなみに、このぐるぐる巻くのを延長して全体に施すことで、元のパッキングサイズに戻すことが可能。
最初にiPhoneと同じサイズ感だったのをみて、
これ、元に戻してしまえるか?
と疑問だったんだけど、クルクル巻いてから3つ折りにすると、ちゃんと付属の小袋に収納できた。
その点については、問題なかったっす。
以下、注意点。
素材感は良いし、軽いし、小さいし、防水だし、最高です。
ただ、20ℓ入ると言っても、重いのはちょっと微妙だな、と思った。
ある程度は強度も考慮してあるかと思う。
ただ、個人的には重いモノを入れるは、ちょっと心配かなぁ。
個人的な用途としては、ビーチリゾートでのお出かけバッグ。
なので、
- バスタオル
- スマホ&タブレット&ルーター
- 本
- ペットボトルの水
とかを入れて使ってた。
この程度なら、全然問題ないっす。
「重いモノをガンガン入れたい」って場合は、この製品に限らず、ポケッタブルなバッグは難しいんじゃないかと。
そう思いました。
ちなみに、自分がなんで防水にこだわるかって言うと、、、
iPhoneが波しぶきで水没故障したのがトラウマになっておりまして。。。
波打ち際に置いておいた自分が悪いんですけどね。
しかし。
いわゆる「ポケッタブル」は、素材が薄いです。
どの商品も。
なので、雨などにも非常に弱いと考えておいた方がよいかと。
そーゆー意味では、「SEA TO SUMMIT」に限らず、「防水」っていう点をちょっと考慮されるとよいかもしれません。
そんな感じで。